全国健康保険協会 山梨支部 健康保険で支払う医療費などは、事業主や加入者の皆様が負担されている保険料と国からの補助でまかな われています。この貴重な財源を有効に活用するためにも、正しく利用しましょう。 健康保険証の使用について 健康保険証は、医療機関で受診する際に健康保険に加入していることを証明するための重要なものです。 管理には十分ご注意ください。 ◎健康保険証は受診の都度、必ず医療機関窓口へ提示しましょう。 →「高齢受給者証」をお持ちの方は併せて提示してください。 ◎資格を喪失した日(退職日の翌日、扶養を解除された日など)から健康保険証は使用できません。 →退職等により健康保険証が切替わるときは、新しい健康保険証が届いていなくても医療機関等へお申し出ください。 資格を喪失した日以降に健康保険証を使って病院等を受診された場合は、協会けんぽが支払った医療 費を返納していただくことになりますのでご注意ください。 交通事故などの場合は届出が必要 加害者があるケガや病気で健康保険証を使って受診する場合は「第三者行為による傷病届」を提出してい ただく必要があります。 ○交通事故の場合 ○ケンカなどにより暴力をふるわれてケガをさせられた場合 ○他人の飼っている動物にケガをさせられた場合 ・届出書類については、協会けんぽ山梨支部レセプトグループ(☎055-220-7753)にお電話ください。 書類一式をお送りします。また協会けんぽのホームページからダウンロードすることもできます。 ■損害賠償と健康保険給付との調整 第三者の行為によってケガをしたとき、被害者は加害者に損害 賠償を請求できます。しかし、健康保険証を使って受診した場合 は、本来加害者が支払うべき医療費を、協会けんぽが負担したこ とになります。 このため、協会けんぽは「損害賠償に関する法令」に基づき、 被害者にかわり加害者に損害賠償として医療費を請求します。 被害者の治療に要した 医療費の請求 加害者 協会けんぽ 医療費の支払 療 養 の 給 付 損 害 賠 償 損害賠償請求権の 代位取得 被害者 健康保険で受けられないもの 医療機関に健康保険証を提示すれば、すべて健康保険が利用できるわけではありません。 ○業務災害または通勤災害と認められる病気やケガ ○健康保険が適用されない診療(美容整形、予防注射、研究中の先進医療等) ・業務災害または通勤災害であるか判断が難しい場合は、健康保険を使用する前に労働基準監督署にご相談ください。 ・健康保険が適用されない診療については、医療機関から説明を受けてください。 裏面へつづく ホームページ 協会けんぽ 山梨支部 検索 各種申請書はホームページからダウンロードできます 〒400-8559 甲府市丸の内3-32-12 甲府ニッセイスカイビル7階 ☎ 055-220-7750(代表) 8:30~17:15(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く) 健康保険の給付、任意継続、保険証再交付について 健康保険証の使用(交通事故、ケンカ等)について 健康診断、健康相談について 保険料率、広報等について (業務グループ)055-220-7752 (レセプトグループ)055-220-7753 (保健グループ)055-220-7754 (企画総務グループ)055-220-7751 医療機関へのかかり方 ~適正な受診をしましょう~ 適正な受診を心がけることで、医療費の無駄をなくすことができます。 ◎「はしご受診」を控え、 「かかりつけ医」を持ちましょう 同じ病気で複数の医療機関を受診すると、検査の繰り返しや薬の重複でかえって体に負担を与えてしまう 心配があります。信頼できるかかりつけの医師を持ち、一貫した治療を受けるように心がけましょう。 ◎ なるべく診療時間内に受診しましょう 軽い症状で休日・夜間に救急外来を受診するのは控えましょう。救急外来が混み合い、緊急を要する重症 患者の受診に支障をきたすケースも発生しています。 資格喪失後の健康保険証の回収にご協力ください 資格を喪失した日から健康保険証を使うことはできません 「資格を喪失した日」とは下記に該当する日です。 ①退職日の翌日 事業所に ②死亡した日の翌日 お勤めされている方 ③健康保険の適用除外になった日(勤務時間や日数の減少など) (被保険者) ④後期高齢者医療に加入した日(75歳の誕生日) ・・・など 飽 ①就職した日(勤務先で健康保険に加入した日) 事業所に ②死亡した日の翌日 お勤めの方のご家族 ③離婚した日 ④被扶養者になれる条件に該当しなくなった日(収入増など) (被扶養者) ⑤後期高齢者医療に加入した日(75歳の誕生日) ・・・など 健康保険証はすみやかにご返却ください 資格を喪失したときは、事業主様に健康保険証を必ずご返却ください。 また、「高齢受給者証」をお持ちの方は併せてご返却ください。資格を喪失した方の 健康保険証は、事業主様を通して年金事務所にご返却いただきます。 事業主・加入者の皆様へ 被扶養者資格の再確認にご協力ありがとうございました 協会けんぽでは、保険給付の適正化及び高齢者医療制度における納付金・支援金の適正化を目的に、健康保険 の被扶養者となっている方が、現在もその状況にあるかを確認させていただくため、平成27年5月から7月に かけて被扶養者資格を再確認させていただきました。事業主及び加入者の皆様には「被扶養者状況リスト」等の 提出にご協力いただき、誠にありがとうございました。 再確認の結果とその効果(全国) 被扶養者資格の再確認を行った結果、被扶養者から除かれた方は、次のとおりとなりました。 ・被扶養者から除かれた人 ・削除による効果 : 約 7.3 万人 : 高齢者医療制度への負担が 32 億円程度減る見込み 健康保険では、就職や一定の収入を超えた場合など、被扶養者の条件に該当しなくなった時には手続きが必要です。 被扶養者に異動があった場合は、速やかに管轄の年金事務所に手続きをお願いします。
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