持続可能なスポーツ都市戦略~観光・まちづくりの核

第 99 回マッセ・セミナー
ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックなど、世界的なスポーツイベントの開催
決定を契機に、スポーツを活用した地域・経済活性化への期待が高まっています。特に、人口減少・
少子高齢化の進行する地方自治体においては、スポーツを地域資源として活用して、交流人口の増加、
高齢者の健康増進や子どもたちのスポーツ環境を整備するなどの取り組みが求められています。
また、近年、スポーツを通じて人が動く仕組みであるスポーツツーリズムが注目されており、マラ
ソン大会など多数の参加者が見込めるスポーツイベントの開催、多数の観衆が見込める大規模な大会
やスポーツ合宿の誘致などを通じて、地域活性化を図る例が増えています。しかし一方では一過性で
効果が乏しい施策やイベントも見られます。
そこで本セミナーでは、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の原田宗彦氏をお招きし、スポーツ振
興が地域にもたらす効果、地域のスポーツ資源を観光活性化に生かす方法やスポーツを中心としたま
ちづくりの事例、スポーツと他産業との融合・拡大などを踏まえ、
「持続可能なスポーツ都市戦略~
観光・まちづくりの核としてのスポーツ振興~」と題してご講演いただきます。
日
時:
①講演会
会
場:
②意見交換会
おおさか市町村職員研修研究センター(マッセOSAKA)
講演会:5階 大ホール
意見交換会:5階 第1研修室
(大阪市中央区大手前3-1-43 大阪府新別館南館)
定
員:
講演会 100 人、意見交換会 20 人(申し込み多数の場合は調整)
申 込 期 日:
平成 28 年 10 月 14 日(金)
申 込 方 法:
市町村職員研修担当課から研修研究情報システムにてお申し込みください。
講師プロフィール
原田
宗彦(はらだ・むねひこ)氏
1954 年大阪生まれ。84 年ペンシルバニア州立大学博士課程修了(Ph.D.)
。フルブラ
イト上級研究員、大阪体育大学大学院教授などを経て、2005 年から早稲田大学スポー
ツ科学学術院教授。主な著書に、
『スポーツイベントの経済学』
(2002)
、
『スポーツマ
ーケティング』
(2008 年)
『スポーツ産業論第 6 版』
(2015 年)
『スポーツ都市戦略』
(2016
年)など。一般社団日本スポーツツーリズム推進機構代表理事、日本スポーツマネジ
メント学会会長、J リーグ理事などを務める。