【作品紹介】「さなぎ~学校に行きたくない~」 友だちと野山を転げまわったり、花を摘んでおままごとをしたり するのが大好きな愛ちゃんが小学校に入学して間もなく、学校に 行けなくなった。 困惑しつつも、お母さんは、愛ちゃんの心に寄りそって、一日を 生きるようになる。 自分の人生を、自分なりの時間でみつけようとする、小学 3 年生 から大学生になるまでの愛ちゃんと、愛ちゃんをささえる家族を 静かにみつめたドキュメンタリー。 ©トリステロ・フィルムズ 【監督プロフィール】 ドキュメンタリー作家。1960 年横浜生まれ。 早稲田大学卒業後、劇団転形劇場を経て、私的ドキュメンタリー映画を制作。 1992 年『トマトを植えた日』がイメージフォーラムフェスティバル大賞を受賞。 1997 年『孤独の輪郭』が、シネマデュレール、釜山国際映画祭に招待。 2004 年東京都現代美術館アニュアル展で 4 作品を上映。 2009 年『空とコムローイ~タイ、コンティップ村の子どもたち~』 2014 年『さなぎ~学校に行きたくない~』を劇場公開。 三浦 淳子 【監督の言葉】私の友人の娘の愛ちゃんが、小学校に入学して間もなく、不登校になったという話を聞きました。 実は私も小学校に行くのがつらかった時期がありました。でも、学校に行かなかったら人生終わりだと思っていた …学校に行きたくないという心の声を聴いて、学校に行けなくなった愛ちゃんに、会いたいと思ったのです。 幼虫から成虫に変化する「さなぎ」の間、内部では、幼虫時の器官がどろどろに溶けて、新しい器官が生まれるの だそうです。静かな外見からは想像しにくい、ダイナミックな変容が起きている… 人間も「さなぎ」の時間を必要としているのかもしれません。 三浦淳子 【作品情報】 監督・撮影・編集:三浦淳子/プロデューサー:岩永正敏 整音:鈴木昭彦、真弓信吾/編集助手:大川景子 カラコレ:斉藤直彦(ヨコシネ D.I.A)/宣伝美術:村越豊 宣伝コピー:シラスアキコ/宣伝協力:猿田ゆう 助成:文化芸術振興費補助金 製作・配給:クロスフィット、トリステロ・フィルムズ 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 2012 年/日本映画/103 分/カラー/ドキュメンタリー 【問合わせ】トリステロ・フィルムズ(090-6190-8588) ©トリステロ・フィルムズ 保谷駅前公民館のこれからの講座のご案内 「自分の トリセツ (取扱説明書) 研究講座」 批判モードでもなく、反省モードでもなく、研究モードで、 「生きづらさ」について語り合います。 【日時・内容】11/6~11/27 毎週日曜日 午後2時~4時(③のみ 4 時 30 分まで) ① 11/6 「生きづらさ」を語り合うには?~ナラティヴと当事者研究 ② 11/13「自信」が持てない~誰もが自信を持てない社会を生きていくには? ③ 11/20「怒り」が止まらない ~キレる・ディスる、負のスパイラルに陥らないためには? ④ 11/27「やめられない」~依存や嗜癖とどうつきあっていくか? 【講師】①②④中村英代(日本大学准教授・臨床社会学・元摂食障害当事者) ③髙山直子(カウンセラー・大学のハラスメント専門相談員) 【対象】おおむね 15 歳~39 歳の市内在住・在勤・在学者優先 【定員】15 人(申込順)※家族・サポーターの参加申込は 10/12(水)以降に応相談 【申込】10/3(月)午前 10 時から電話・メールで保谷駅前公民館(042-421-1125)へ
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