第3次 鯖江市農業・林業・農村ビジョン

[数値目標]
概要版
各施策に数値目標を設けることで、進捗状況の把握を行います。
基準年度
目標年度
(H26 年度)
(H32 年度)
(実数 59)
5
69.8
80.0
(前計画期間中 9)
10
37.5
43.5
100
100
特別栽培米の面積(ha)
89
100
大麦の収量(㎏/10a)
297
350
大豆の作付面積(ha)
85
100
ソバの作付面積(ha)
129
130
ブロッコリーの出荷量(個数)
54,807
100,000
マルセイユメロンの出荷量(個数)
9,628
10,000
ミディトマトの出荷量(Kg)
10,250
12,000
20
40
11,487
12,000
メタボリック該当者の割合(%)
17.5
16.0
和食や伝承料理、地域の食文化に関する教室への一般参加者数(人)
667
800
12
15
28.9
33.0
40
45
項
目
担い手育成
新たな認定農業者数(経営体数)
※目標年度の数値は計画期間中の累計数
担い手への農地集積率(%)
※担い手とは人・農地プランに位置付けられた経営体
新たな新規就農者数(人)
※目標年度の数値は計画期間中の累計数
農地利用権設定(%)
第3次 鯖江市農業・林業・農村ビジョン
農林産物の生産振興
食味値(タンパク値)が 6.7%以下の占める割合
(カントリーエレベーター分)(%)
鯖江ブランドづくり
さばえ菜花米作付面積(ha)
伝統野菜 吉川ナスの出荷量(個数)
食育・地産地消の推進
食の安全・安心講座の年間回数
※消費者センター出前講座、公民館活動含む
学校給食に鯖江産地場農産物を使用する割合(%)
SNS等を活用した情報発信の回数(回/年)
市民の憩いの場としての里山環境の保全
間伐面積(ha)
175
295
83.8
88.0
快適で魅力ある農村づくり
農地維持活動実施面積割合(%)
鯖江市農業・林業・農村ビジョン[概要版]
平成 28 年 3 月
編集・発行:鯖江市(産業環境部農林政策課)
〒916-8666
FAX
福井県鯖江市西山町 13-1 電話 0778-51-2200(代表) 0778-53-2233(直通)
0778-51-8153
HP
http://www.city.sabae.fukui.jp/
E-Mail [email protected]
[ビジョンの将来像]
「地域で守り・育む 活力あふれる鯖江の農業・林業・農村」
[ビジョンの期間]
平成 28 年度~平成 32 年度
[ビジョンの推進体制]
本ビジョンの推進にあたっては、市民(農家、非農家)、関連事業者(農業委員会、JAたんな
ん、土地改良区、南越森林組合等)、市(行政)が連携、協働して取組を進める必要があります。
このため、鯖江市農業・林業・農村ビジョン推進会議を設置して、施策の推進や進捗状況の点検・
評価を行います。これにより、ビジョンの効果的な推進を図ります。
また、点検・評価の結果、修正の必要がある場合や国・県の政策変更などの農業の取り巻く環境
の変化(生産数量目標配分の廃止やTPPの締結後の影響など)がある場合は、必要に応じて計画
の見直しなどを行います
鯖江市農業・林業・農村ビジョン<施策の体系>
市 の 上 位 計 画
◎改訂版 第5次鯖江市総合計画[平成 22 年度~28 年度]
鯖江ブランドづくり・持続性のある農業を確立する・健全な森林をつくる
<将来像>
<基本方針>
○担い手育成
◎鯖江市まち・ひと・しごと創生総合戦略[平成 27 年度~31 年度]
既存産業の高度化・もうかる農業経営の確立
<基本施策>
<主要な施策や事業等>
新規就農者の確保・育成
新規就農里親農家制度の利用促進・農業法人等での就業体験の推進
新規就農者のための就労情報の提供、農業のノウハウを身につけるための体制整備を行いま
す。また、営農組織や担い手の法人化、担い手の園芸参入による農業所得の向上、生産管理体
地
域
で
守
り
・
育
む
活
力
あ
ふ
れ
る
鯖
江
の
農
業
・
林
業
・
農
村
「鯖江市新規就農促進支援システム」による就農支援
農業経営基盤の強化
農地中間管理機構の利用促進
制の確立、農地の面的集積等による農業経営の効率化や経営規模の拡大による農業経営基盤の
認定農業者や集落営農組織の法人化支援
強化を図ります。
経営規模拡大等に必要な農業機械導入等の支援
○農林産物の生産振興
高品質米の生産支援
環境保全型農業の推進
米は本市の農業の基幹作物です。日野川の豊かで澄んだ水を利用し、栽培されている産地と
して PR し、高品質、安全・安心な売れる米づくりを進めます。
食味の向上への取組や規模拡大・作業効率化等による生産コストの削減と共に、園芸農産物
ポストコシヒカリへの対応
農産物の再生産支援
経営所得安定対策等の推進
農業の作業効率化に伴う生産コスト削減の支援
などの米以外の需要ある作物等への展開を推進します。また、環境保全型農業を推進して、安
全、安心な農産物の生産に取組みます。
おいしいさばえ米づくりへの支援
園芸等の需要のある農林産物栽培
さばえの野菜作りへの支援(園芸振興のための長期的計画の検討等)
(園芸作物用機械等の整備支援、集出荷体制の確立、再生産支援等)
認定農業者や集落営農等の園芸施設等整備に関する支援
○鯖江ブランドづくり
農産物のブランド化
吉川ナスへの支援・さばえ菜花米づくりへの支援
鯖江の農産物の品質向上や高付加価値化は、農業所得の向上に向けての重要な取組のため、
市では特産物のブランド化の支援、販路拡大のための PR を行います。
さばえ園芸(さばえ菜花、さばえ夢てまり等)作物振興研究会の運営
地域資源を活用した特産品の開発、販売に対する支援
また、6 次産業化への取組については、国・県の事業を活用しながら、玄米、大豆、酒米等の
原材料調達の円滑化に向けて地域ネットワーク形成の検討・支援や加工品開発、販売力、販路
農産物のブランド化への総合支援
6 次産業化の推進
6次産業化ネットワークの円滑化に向けた取組
6次産業化へのチャレンジの支援
拡大への取組者に対して支援を行います。
地域資源を活用し地域の雇用と所得の向上に資する取組の支援
○食育・地産地消の推進
食育の推進
(第3次鯖江市食育推進計画に基づく食育関連事業の推進)
食は人間の生きる源です。「食」を通じて個人や市民グループ、地域や学校、生産者や行政などが“つながる”ことで、
個から家庭、地域へと広がり、世代に応じた更なる食育の実践を行います。また、農業は食の源です。長年そこに暮らす
世代と状況に応じた食育の推進
地産地消の推進
地場産農産物の PR と利用拡大
人々にとって、生まれ育った土地に実った食物を食べる事が体に良いという「身土不二」の考え方のもと、生産者と学校
(学校給食における地場産農産物の使用品目数向上等)
が連携した地場産給食を拡充し、地産地消を推進します。あわせて地場産農産物を活用したイベントの開催とともに、鯖
(冬季に学校給食に利用するための冷凍加工品製造等)
江産農産物の魅力を情報発信することで、和食の見直しや米の地産地消を推進します。
(JA キッチンカー活動の支援、地場産農産物の PR 活動等)
○市民の憩いの場としての里山環境の保全
鳥獣害の防止
平成 28 年度は、第 1 次「人と生き物のふるさとづくりマスタープラン」の目標年となって
おり、これらの取組をまとめて、第 2 次の計画策定に向けた取組を行います。また、地籍調査
第2次人と生きものふるさとづくりマスターープランの計画策定
鳥獣被害防止総合対策交付金等の活用
健全な森林をつくる
良好な山林環境の保全と持続可能な森林経営に向けての取組
やコミュニティ林業により、集落全体での施業の集約化を図ります。さらに、間伐材、林産物
(林道整備の推進、土地境界を明確にする地籍調査事業の活用)
等を活用した商品開発およびJ-クレジット制度の活用により林業の収益力向上に努めます。
(J クレジット制度の活用による林業の収益力向上等)
○快適で魅力ある農村づくり
農業生産基盤整備の推進
(農業基盤整備促進事業等の活用、集落基盤整備事業等の活用)
農地集積や水田園芸を進めていく上で必要なため池や用排水路等の農業水利施設等の長寿命
化対策および地域のコミュニティ活動の強化による「地域のつながり」で農業・農村を守って
農業基盤の整備・活用推進
農村環境の保全と向上
農村環境の保全支援
いきます。また、農村に伝わる伝統文化の継承や地域資源を活用した市街地と中山間地域の交
(多面的機能支払交付金、中山間地域直接支払交付金等の活用)
流を図ります。
交流による農村の活力づくり(都市と農村の交流の推進等)