死神と呼ばれた赤龍帝 《リメイク》 ID:97276

死神と呼ばれた赤龍帝
《リメイク》
戦魔王ゼロ
︻注意事項︼
このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にPDF化したもので
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小説の作者、
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超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁じます。
︻あらすじ︼
追跡者と呼ばれる転生悪魔がいる。その悪魔ははぐれ悪魔や転生悪魔を迫害する貴
族達を取り締まり、場合によっては命を刈り取る権限を与えられた特別監査室、通称︽処
刑人︾の室長でセラフォルー・レヴィアタンの眷属である。
この追跡者は、様々なはぐれ悪魔や法を破った貴族悪魔達を葬っており、その冷酷無
慈悲に命を刈り取る姿から︽死神︾とも呼ばれている。
その死神にはある秘密があった。それは、とある者達の手で、この世界で自身の居場
所を奪われており、幼い頃に死にかけたこと、そして、その死を回避するために異形に
なったこと、そして、神器﹁赤龍帝の籠手﹂を宿していないのにも関わらず、赤い龍、ア・
ドライグ・ゴッホこと、赤龍帝ドライグを宿していたことである。
この物語は転生者に居場所を奪われた赤龍帝が追跡者となり、自身の眷属達、自身の
主であるセラフォルー・レヴィアタンと、その眷属達と共に悪の転生者や異形達から全
ての自由を守る物語である。
目 次 死神登場のエクスカリバー
追跡者の軌跡 ││││││││
眷属と合流 │││││││││
1
14
死神登場のエクスカリバー
追跡者の軌跡
2014年 東京 新宿のとある路地裏
りていた者の借金も得た報酬で勤めている会社に返済させたため、勤めている会社では
なくなった者達を貴族達に売り付け、そこから得た報酬で私服を肥やしていた。その借
立ての仕事を主に請け負っていた。この男は、その取り立ての仕事を利用し、金が返せ
その後、自身の特殊能力で今の職に就いた。その職では借りていた者達に対する取り
この男は主人を殺し、日本に逃げていた。
ブローカーではぐれ悪魔であった。
それは三大勢力が一角、冥界を支配する悪魔、特に貴族を相手に商売する人身売買の
だが、この男に裏の顔があった。
な勤務態度で同僚にも慕われている。
この男の名はゴールド、表向きの仕事は金融関係の仕事に就いている。職場でも誠実
高そうなコートを纏った男が汗だくで走っていた。
﹁止めてくれ﹂
追跡者の軌跡
1
﹂
優良社員として地位を築いていた。
チェイサー
﹁ここまでくれば、奴も追ってはこれまい﹂
く出会えば命は無いと言われている。
刑
チェイサー
人 ︾、
追跡者の戦いは冷酷無慈悲で見たもの達からは︽死神︾と呼んで、恐れるほど容赦がな
チェイサー
追跡者 は 魔 王 達 か ら﹁自 分 達 と 同 等 の 力 を 持 つ﹂と お 墨 付 き を 得 る 程 の 強 さ を 誇 る。
チェイサー
いる。
共にはぐれ悪魔や転生悪魔達を苦しめた貴族悪魔を処刑、処罰することで罪を精算して
様々な要因で犯罪者となって監獄に入れられた受刑者達である。追跡者の眷属となり、
チェイサー
追跡者 は、そ れ を 率 い る 上 級 悪 魔 で あ る。ま た、所 属 し て い る 者 達 は 追跡者 の 眷 属 で
チェイサー
セラフォルー・レヴィアタンの手によって組織された特別監査室、通称、
︽処
エクスキューソーショナーズ
はぐれ悪魔や転生悪魔達を害する貴族悪魔を処罰するため、サーゼクス・ルシファー、
追跡者、ここ最近、はぐれ悪魔達から恐怖の対象とされている悪魔の名前である。
チェイサー
男は追っている者を追跡者と呼んだ。
チェイサー
﹁畜生、よりによって追跡者が来るなんて‼﹂
に逃げていた。
男は自分が何処かでへまをして自分のことがバレたのではないかと考えながら必死
﹁何で、俺のことがバレたんだ
?
2
男が逃げ切れたと安心していると、
﹁もう鬼ごっこは終わりか、はぐれ悪魔ゴールド
﹁あんたが追跡者か
チェイサー
﹂
﹂
紫色の衣服を纏っている。顔付きを見ると、まだ若い青年である。
に乗っていた男がいた。
後ろの方から声がした。声がした方向を振り向くと、そこには骸骨を意図したバイク
?
﹁貴様を殺しに来た、言い残すことはあるか
震えていた男は青年に、
﹂
その武器を男に向けて、言い残すことはあるかと聞いてきた。
?
た。
青年は男を見据えて、拳銃とメリケンサックを組み合わせたような武器を取り出し
﹁そうだ。﹂
男が震えながら、青年に問う。
?
﹁それは残像だ﹂と声が聞こえた。
と侮蔑の言葉を吐いて逃げようとした。
青年に大量の魔力弾が直撃した。男は青年に直撃したと思い﹁ざまみろ、魔王の犬が﹂
﹁死ねぇ﹂と叫んで大量の魔力弾を青年に向けて発射した。
追跡者の軌跡
3
男の後ろに先程の青年の声がした。
振り返ると、そこには骸骨を意図したような鎧の姿をした異形が立っていた。
チェイサー
込んだ。押し込むと、
そして、魔進チェイサーはブレイクガンナーの﹁ディストラクションマズル﹂を押し
この音声が鳴り、蜘蛛の模した大型クローが装備された。
︽Tune,Chaser,Spider︾
魔進チェイサーはブレイクガンナーにクモの装飾を施したミニカーを装填した。
﹁時間が無いため、これで終わらそう﹂
魔進チェイサーと呼ばれているのである。
掟を破った悪魔を葬っては、その亡骸を踏み越えて進む、その姿を見た者達によって
この姿となった追跡者は何千体もの悪魔の命を刈っている。
生させる。
のスイッチを押すことで変身した姿、その際には︽Breae up︾という音声を発
せたような武器、ブレイクガンナーの﹁ディストラクションマズル﹂と呼ばれる銃口型
魔進チェイサー、追跡者のもう一つの姿で、先程の拳銃とメリケンサックを組み合わ
チェイサー
男は震えながら、その異形の名を呟いた。
﹁魔進チェイサー﹂
4
︽Execution,Spider,Fullbreak︾
と音声が鳴らしながらエネルギーを纏ったクローで刺し切り裂いた。
チェイサー
切り裂かれたゴールドは﹁畜生﹂と呟き、絶命した。
絶命を確認した追跡者は、予め張っていた人払いの結界が解けていないことを確認し
て、変身を解いて自分の主に電話で連絡を入れた。
﹁はぐれ悪魔ゴールドの討伐は終わった、回収を頼む﹂
ゴールドの討伐を終えたことを自分の主に伝え、回収を頼んだ。
チェイサー
そしたら、電話越しから﹁OK∼、チェイス君、お疲れ様∼﹂と場違いの明るい声が
聞こえた。
チェイスと呼ばれた追跡者は頭を抱えながら﹁今は任務中だ、コードネームで呼べ﹂と
自身の主に注意した。
注意された主は﹁ごめん∼、今度は気を付けるから∼﹂と明らかに反省してなかった。
チェイサー
﹁駒王町にコカビエルが侵入してきたみたいなの、裏付けは取れてるから捕らえにいっ
﹂と追跡者は質問した。
チェイサー
﹂と先程とは違い、真剣な口調となって新た
帰ったら、本気で注意しようと考えたときに主から
な任務があると言ってきた。
?
いつもとは違う様子から﹁何か、あったのか
?
﹁追跡者、ある任務を請け負ってくれない
追跡者の軌跡
5
6
てきて、あと話は既に済んでるから﹂
と任務の内容を伝えた。
グ
レ
ゴ
リ
チェイサー
いつもとは違い、真剣な口調になってたため追跡者は、この説明の意図を考えた。
グ
レ
ゴ
リ
この裏付けとは、教会や神の子を見張る者に潜入させた密偵達のことだろう。密偵達
からコカビエルが駒王町に潜入したと情報を手に入れた後、直ぐ様、神の子を見張る者
のトップ、アザゼルに連絡した。その後、交渉を重ねた末にコカビエルを捕らえること
を条件に幾つか、利権を引き出したのだろう。
チェイサー
いつも魔法少女の格好をする自身の主セラフォルー・レヴィアタンの悪魔らしいとこ
ろを垣間見て苦笑しかけた。
彼女の顔に泥を塗るわけにもいかないと思った追跡者は﹁了解した﹂と任務を遂行す
チェイサー
ることを自分の主であるセラフォルー・レヴィアタンに伝えた。
彼女は追跡者の返答に満足し﹁ありがとう、任務成功の報告待ってるから、チェイス
君、いや、兵藤一誠君‼﹂と成功の報告を待つと言って電話を切った。
彼は昔の名を出した主に説教しようと、その時思って、自身の愛車であるライドチェ
チェイサー
イサーに跨がり、駒王町に向かった。
この青年、追跡者の本当の名前は兵藤一誠、正史ではリアス・グレモリーの眷属とな
追跡者の軌跡
7
り、ハーレム王を目指して仲間達と共に強敵と戦い抜いていく少年である。
だが、幼い頃に兵藤一誠の座を狙った転生者に親も、幼馴染みも、そして自身に宿っ
器 すらも奪われて死ぬ寸前まで追い詰められた。
セイグリット・ギア
ていた 神
それでも、天は一誠を見捨てなかった。転生者の行いを悪と判断した天照大神は自身
に仕えている転生者ハンターを派遣し、一誠を助けたのだ。
助けられた時には、虫の息でいつ死んでも可笑しくなかった。一誠を助けた転生者ハ
ンターは一誠にある処置を施した。
それは、一誠をある種族に転生させるものだった。天照によって様々な力を与えられ
ていた転生者ハンターは、一誠の魂に干渉して、ある男の情報を書き加えた。
その男の名はチェイス、仮面ライダードライブに出てきた男で、最初はドライブと敵
対するロイミュード、魔進チェイサーであった。だが、ドライブ達との交流、人間との
触れ合いで、心や自我がハッキリと芽生え、人間達を守る仮面ライダーチェイサーとし
て同胞であるロイミュードと敵対していく。だが、最後は人間達を、
﹁ダチ﹂となった剛
を守るために黒幕である蛮野を倒すために捨て身で自爆した。
彼の情報を一誠の魂に書き加えると一誠の身体が変化しチェイスの姿となった。ち
なみに変化した容姿はチェイスの姿だったが、大きさは助けたときの一誠と同じ背丈で
ある。
8
レイジ
チェイスの姿をした一誠は自身の姿の変わりように動揺を隠せなかった。
一誠を助けた転生者ハンター、黒鉄零刃は一誠に自身の身に起きたことを全て話し
た。自身が、他の世界では物語の主人公であること、その主人公の座を狙った転生者に
器 を奪われて
セイグリット・ギア
よって親も、幼馴染みも含めた自分の居場所を奪われたこと、自分の 神
死にかけたこと、そして、自分の命を救うために、ロイミュードと呼ばれる異形に転生
してしまったことを話した。
黒鉄零刃は自分が恨まれてもしょうがないと思っていた。自分が間に合っていれば、
一誠は大切な居場所を失わずに済んだ。死にかけず、異形に転生する必要もなかった。
﹂
全ての話を聞いた一誠は零刃に頭を下げた。﹁自分を救ってくれてありがとう﹂とお
礼をいった。
お礼を言われた零刃は﹁俺達、転生者を怨んでいないのか
だが、零刃は、それを受け入れた。転生者の行為で救われる命もある。逆に失われる
ぶつけられることもあった。
刈っていた。救えなかった人達もいる。故に恨まれることもたくさんあった。怒りを
転生者ハンターとなった零刃は様々な世界に行き、外道な行為を働く転生者の命を
照様の元に行き、天照様の頼みで転生者ハンターとなった。
零刃は元々転生者で転生先で満足のいく人生を歩んだ後に死んだ。その際に魂は天
?
追跡者の軌跡
9
命も存在する。転生者は、それだけ世界に与える影響が大きいのだ。
零刃は﹁俺は転生者として一度生きた、それだけに世界に影響を与えた、これらの行
為は当然の報復である﹂と受け入れていた。
だが、目の前にいる一誠は﹁あなたと同じ転生者に全てを奪われた、憎いと思ってい
る﹂と自分の心境を言った後に﹁けど、同じ転生者だった貴方は僕を助けてくれた、例
え種族が変わっても俺は貴方に命を救われた、ありがとう﹂とお礼を言った。
零刃は、そのお礼を聞いた後、今までに溜めていた悲しみ、怒りと言った負の感情を
涙で流した。全てを吐き出した。そして、
﹁ありがとう、一誠、その言葉で救われた﹂と
お礼を言った一誠にお礼を返した。
その後、一誠に今後どうしたいか聞くと﹁俺みたいに転生者や異形、悪人達によって
﹂と聞くと、一誠は、
﹁僕の意思でもあり、チェイスの
理不尽に奪われる弱者達がいる、俺はその人達の全ての自由を守る﹂と言った。
零刃は﹁それはお前の意思か
格になると見ている。だが、チェイスになかった一誠の感情が混じり合うと考えてい
長していくにつれ、融合するように設定している。また、成長するとチェイスよりの人
いものの、チェイスの記憶、意思、感情、能力等が一誠の中に存在している。これは成
今の一誠はチェイスの情報を書き加えたロイミュードである。チェイス本人では無
意思でもある﹂と飛びっきりの笑顔で言った。
?
る。故に不安もあった。チェイスの情報に引きずられて、一誠の人格が消えてしまうの
ではないかと零刃は心配した。
だが、今の一誠の表情と意思を聞く限り、その心配はないと判断した零刃は﹁この世
界を生き抜く術、お前の言う自由を守る術を教える﹂と言った。その後一誠の目を見て
﹂と聞いた。
度重なる実戦を積んだことで、この世界の一誠、いや、チェイスは、魔王どころか主
かった。
ち な み に 異 世 界 に 一 誠 を 連 れ て い く 際 は 天 照 様 に 許 可 は 取 っ て い た た め 問 題 は な
積ませた。
た。また、零刃自身に与えられた特権で異世界に一誠を連れていき、様々な実戦経験を
力量も魔王クラスまで高めたため、零刃自身が知る中でも相性のいい魔術や魔法を教え
その他の戦闘術も教えた。それに、この世界の一誠をロイミュードに転生させた際に魔
イスのことを話した。また、自身が得意とする剣術、一誠が必要となる射撃術、CQC、
零刃は、この世界の一誠に自身が転生したロイミュードと、その転生元となったチェ
この時に零刃は、この世界の一誠を弟子にしたのであった。
言った。
その言葉を聞いた一誠はしばらく考えた後に﹁俺を弟子にしてください﹂と笑顔で
﹁俺の弟子にならないか
?
10
追跡者の軌跡
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神クラスの神々とまともに渡り合える力を手に入れた。
零刃の弟子になって10年経った。
この時の一誠は14歳である。この世界の一誠は自身がいなくても立派にやってい
くことができると判断した零刃は、この世界で知り合いになった知人に一誠と魔進チェ
イサーに変身するアイテム、ブレイクガンナー、チェイサーバイラルコア、バイクであ
るライドチェイサー、超魔進チェイサーに変身するライノスーパーバイラルコア、仮面
ライダーチェイサーに変身するアイテム、マッハドライバー炎、武器であるシンゴウ
アックス、シグナルバイク・シグナルチェイサーを託して転生者ハンターとして別の世
界に旅立っていった。また、その際に原作には無かったオリジナルのバイラルコアとシ
グナルバイクを渡している。
何故、これらの武器とオリンピックでバイラルコアとシグナルバイクを造ることがで
きるのかは零刃も知らない。ただ、天照様に申請を出すと、よく朝には零刃の元に送ら
れているのです。
神の御技スゲェ‼
また、一誠に﹁お前はもう一人前だ、俺がお前のために選んだ武器等を、このカード
に封じた﹂と言って渡してきた。その後﹁後、この札には映画に出た仮面ライダーやダー
クライダー、俺が気に入ったサブの仮面ライダーの変身アイテムが入ってる、お前が気
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に入った奴に挙げてもいいぞ﹂と無茶苦茶なことを言った。
﹂と聞くと﹁申請したら滅茶苦茶怒られた﹂と
だから、
﹁あんた、何やってんの ﹂と一誠は自分で世界の戦力バランスを崩そうとす
る過保護すぎる師匠に説教した。
説教の後﹁主役級の仮面ライダーは
笑いながら無いと答えた。
イーヴィル・ピース
した術で一誠の価値を誤魔化して兵士の悪 魔 の 駒を4つ使って悪魔に転生した。その
ポー ン
一誠は零刃が旅立った後、セラフォルーに引き取られ、眷属となっていた。零刃が残
ン、この世界で零刃が初めて知り合った女性である。
に通わずに零刃の知人の眷属となっていた。その知人の名はセラフォルー・レヴィアタ
この時、一誠は17歳になった。原作と同じ年齢となっていた。ただし、一誠は高校
零刃が旅立って3年が経った。
この時、一誠はこの世界を守る守護者、追跡者となったのだ。
チェイサー
涙を流しながら、次元を越えて繋がる神界製のスマートフォンを渡して消えた。
それを聞いた零刃は﹁立派になったな、困った時はこの携帯で俺に連絡してくれ﹂と
まで面倒を見てくれた師匠である零刃にお礼と貰った力の使い道を言った。
くれてありがとう、この力は、悪の転生者と異形達から人々を守るために使うよ﹂と今
心の中で﹁天照様、ナイス﹂と言った一誠は、一応貰った力なので、
﹁今まで面倒見て
?
?
追跡者の軌跡
13
後はセラフォールに任された事案を解決していった、それにより四大魔王達全員の推薦
刑
人 ︾の
エクスキューソーショナーズ
で中級悪魔に昇格、1年後には現在所属している特別監査室、通称、
︽処
チェイサー
設立のために上級悪魔に昇格し、眷属を作った。
その任務として、一誠、いや、追跡者は駒王町に向かっている。一誠の居場所奪った
転生者が住む町だ。できれば、二度と足を踏み入れたくないと思っている。
チェイサー
だが、その良い思い出がない町に古の堕天使コカビエルが何かを企んでいる。それだ
チェイサー
けは阻止しなくてはならない。そう思った追跡者は搭乗しているライドチェイサーの
速度を上げるのだった。
この物語は転生者に居場所を奪われた一誠が追跡者となり、自身の眷属達、自身の主
であるセラフォルー・レヴィアタンと、その眷属達と共に悪の転生者や異形達から全て
の自由を守る物語である。
眷属と合流
セラフォルーのコカビエル捕縛の特命を受けたチェイスは眷属達に連絡を取り、駒王
町の悪魔御用達の喫茶店で合流することになった。その合流地点の場所を聞いたチェ
イスは合流地点の喫茶店に向かった。
連絡を入れてから2時間、ようやく合流地点の喫茶店に到着した。
チェイス視点START
﹂
﹂とチェイスが聞くと店の奥にいた眷属の一人が﹁こっちよ﹂と主であ
?
た。古の堕天使を捕縛するため戦力を多い方がいい。
取っていた。チェイスの眷属はチェイス自身を含めて10人いるが4人来ていなかっ
呼ばれたチェイスは店の奥に向かった。店の奥に向かうと眷属達5人が軽い軽食を
るチェイスを呼んだ。
﹁ここにいたか
入ると、店の奥にチェイスの眷属達がいた。
チェイスは喫茶店の駐車場にライドチェイサを停めて、店内に入っていった。店内に
﹁ここが合流地点の喫茶店か
?
14
眷属と合流
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チェイスが﹁後の4人はどうした
﹂と聞くと食事を取っていた長い金髪で騎士の格
チェイスに自身を助けた理由を聞いた。
その時、チェイスが自分を助けたのは同情ではないのかと疑い始めた。だから、直接、
イスが自分と同じく理不尽に自分の居場所を奪われたことを知る。
イスのことを知ろうとセラフォルーや仲間達にチェイスの全てを聞いた。そしてチェ
その好意を抱いてからキリカはチェイスの騎士になろうと決意、自分が仕える主チェ
惚れて好意を抱いた。
断じて嫌っていたが、敵対勢力の襲撃を受けた際に仲間のため、自分のために戦う姿に
チェイスに救われたキリカは、最初は自分を助けたチェイスを教会の敵である悪魔と
したチェイスに救われた。
受け続けた。心身がボロボロになり人格を破壊されかけた所を特命任務で監獄に潜入
その後、教会が裏で経営している監獄に投獄された。その監獄では様々な種類の拷問を
元々は教会に仕えていた教会騎士だったが、とある事実を知ったことで教会を破門、
イスの女王であり心身を共にするパートナーの一人でもある。
クイーン
今、4人の状況を話した騎士の格好をした女性の名はキリカ・スワロウテイル、チェ
と来てない4人の状況を報告した。
好をした女性の眷属が、
﹁夜吹、夜架は別任務、フィーネ、アネットは自宅で待機中よ﹂
?
彼女はプライドが高く、中世を生きた騎士のように清廉で潔白な生き方をしていた。
そのため、同情されることは、彼女にとって最も屈辱的な行為で怒りを買うものだった。
同情だったら悔しいなと思いながらチェイスの言葉を待った。
チェイスはキリカの質問を聞いて、しばらく沈黙した。
そして、こう述べた。
﹂と自分に打ち明けなかったを聞いた。
?
チェイスが自分の過去を打ち明けた後﹁俺は君のことを好きになっていいのだろう
た。自身の師匠の助けがなかったら、今の自分はいなかった。
チェイスの過去は壮絶なものだった。家族を、幼馴染みを、居場所を奪われ死にかけ
とても怖いんだ﹂と自分の心情を話した。また、チェイス自身の過去を打ち明けた。
その質問を聞いたチェイスは﹁怖いんだ、俺の好きな人が、居場所を奪われることが
えてくれなかったの
助けた理由が自身に惚れて好意を抱いたからと知ったキリカは﹁何で、その好意を伝
と言った。
した姿をしていた﹂とキリカの姿を思い返し、そして﹁その姿に惚れて、好意を抱いた﹂
状況を話した後﹁あのときの君は心身共にボロボロだったが、それに屈せずに毅然と
く立ち向かっていた﹂と助けた時の状況を話した。
﹁同情ではない、あのとき、君を助けたのは、君が看守達から受けた拷問に屈することな
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眷属と合流
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か、機械生命体であり、悪魔である俺が
方が好き
﹂とキリカに涙を見せながら告白してきた。
﹂とチェイスの告白にOKした。
キリカは﹁当然じゃない、例え機械生命体で悪魔でも私は貴方が好き、世界で一番貴
?
ナイト
ビショップ
器 、飛 燕 雷 空の効果である雷
ポー ン
キリカの報告を聞いたチェイスはキリカの隣に座って食事をしていた紫色の髪をし
時に対応させる要員として待機させていることをキリカの報告で知った。
騎士、騎士、僧 侶の駒の順番で転生している。この4人は別任務、もしくは何かあった
ナイト
そして、キリカが言った4人、夜吹、夜架、フィーネ、アネットは、夜吹から、兵士、
する。
今回はチェイスと共に戦い、コカビエルを戦闘不能にする攻撃手の役目で作戦に参加
いる。
ても手慣れている。そのため、主のチェイスがいない時はキリカが眷属を取りまとめて
眷属一の早さである。また、教会に属していた時は騎士団長を勤めており、指揮におい
光化で自身を雷と同等の早さで動くことができる。速度においてはチェイス以外では
も互角に戦える実力者でもある。また、自身に宿る 神
セイグリット・ギア ライトニング・スパロー
そして、キリカはチェイスの女王に転生したのである。彼女は剣の達人でチェイスと
クイーン
キスを終えた二人は互いに、そして眷属と共に長く生き抜き、愛し合うことを誓った。
そして、二人は唇を重ね合わせた。とても長く、激しいキスだった。
!
18
た踊り子の姿をした少女に﹁レオナ、俺の分も頼んでくれ﹂と自分の食事を頼むように
命じた。
﹂とチェイスに、この喫茶店のお勧めのメニューを頼むか聞いてきた。
レオナと呼ばれた少女は﹁しょうがないですね、とりあえず、サンドイッチを頼みま
すがいいですか
彼女には、彼女に流れているある種族の力を使ってコカビエルの動きを拘束する捕縛
た。
の好意を受け止め、自身の好意を告白し、2番目であるがパートナーになることができ
キリカとチェイスが逢瀬したところを乱入し、自身の好意を伝え、チェイスもレオナ
属になりに行き、必死のアピールで眷属となった。
助けられたことでチェイスに好意を抱き、チェイスが上級悪魔に昇格した際に自ら眷
きたチェイスに助けられた。
違法に奴隷にされたことで絶望し掛けていたが、違法に取引を行う奴隷商人を捕らえに
彼女は戦争で親を無くした所を悪魔の奴隷商人に捕まり、奴隷として売られていた。
中では最古参に当たる。
るパートナーの一人でもある。彼女はチェイスが初めて悪魔に転生させた子で眷属の
レオナ・ローズライン、チェイスの兵士で、キリカと同じくチェイスを心身を共にす
ポー ン
チェイスは﹁頼む﹂と頷いて席に着いた。
?
眷属と合流
19
の役目を帯びている。
﹂と現在の駒王町の様子や状況を聞いた。
レオナがサンドイッチを頼んでいる間、目の前に座っている青年に﹁状況はどうなっ
ている
ブ ー ス テ ッ ド・ ギ ア
ポー ン
ロンギヌス
ブ ー ス テ ッ ド・ ギ ア
器 で神滅具、赤龍帝の籠手を宿した赤龍帝、兵藤一成
セイグリット・ギア
赤龍帝の籠手を奪った犯人である。
ヌ
マ
器 を直接奪う、強奪系の特典を持っていた。
エ
リ
シュ
ある乖離剣エアを使った宝具、天地乖離す開闢の星を使うことができないらしい。
エ
ことができるらしい。ただし、本物の英雄王とは違って使える宝具が少なく、切り札で
また、英雄王ギルガメッシュのスキルと宝具を特典として貰っており、その力を振るう
この男は転生者で催眠系の特典と 神
セイグリット・ギア
兵 藤 一 成、こ い つ が 俺 か ら 家 族 を、幼 馴 染 み を、居 場 所 を、そ し て、俺 に 宿 っ た
嫌なことを思い出したなと思った。
を使って自身の婚約を台無しにしている。
また、彼女は自身の兵士で 神
となっていた。
ら侵入するはぐれ悪魔の数が増え、この前は中級堕天使達の侵入を赦し、一般人が犠牲
無能領主とは、ここを治めているリアス・グレモリーのことだ。彼女の代になってか
か。﹂と言って話し始めた。
青年は﹁そうだな、教会の使者とここを治めている無能領主との接触から話します
?
﹃切り札が使えなければ、相棒勝てるのではないか
きた。
﹄と声がした。
声がした方向に視線を向けると赤い龍を意図した、赤いミニカーが俺の方に向かって
?
また、その右隣にいる女性の名はメディック、俺のポーンの一人で、歴代最強の女性
魂にロイミュードの首魁、ハートの情報が加わり転生した眷属である。
目の前にいる男の名はハート、俺の兵士の一人で、歴代最強の赤龍帝、ベルザードの
ポー ン
おれと同じくロイミュードの情報を書き加えられた状態で転生した。
代赤龍帝の残留思念は、思念を元に魂を復元して情報を書き加えて転生させた。そう、
の手でドライグは天照様達が造ったチェイサーバイラルコアに魂を入れられ、一部の歴
その後、師匠の手でドライグと一部の歴代赤龍帝の残留思念が取り出されて、天照様
歴代赤龍帝の残留思念を取り出して俺に封じ込めたのだ。
した天照大神が、遠くから赤龍帝の籠手を操作して封じ込めらたドライグの魂と一部の
ブ ー ス テ ッ ド・ ギ ア
赤龍帝の籠手は奪われた。一成が赤龍帝になることを完全に阻止するため、師匠を派遣
ブ ー ス テ ッ ド・ ギ ア
書 の 神 に よ っ て、赤龍帝の籠手 に 封 じ 込 め ら れ て い た は ず だ っ だ が、一 成 よ っ て、
ブ ー ス テ ッ ド・ ギ ア
今、俺に話したのは赤 い 龍、ア・ドライグ・ゴッホこと赤龍帝ドライグである。聖
ウェルシュ・ドラゴン
の赤いミニカーに言った。
﹁俺の居場所はここだ、あの男がこちらに手を出さない限りは基本的に無視する﹂と、そ
20
眷属と合流
21
の赤龍帝、エルシャに、ロイミュードの紅一点の幹部、メディックの情報が加わり転生
した眷属である。
また、俺もそうなのだが、転生する際にドライグの因子を入れられており、ドライグ
の力、﹁倍化﹂、﹁譲渡﹂、﹁透過﹂の能力を自由自在に使うことができる。
ここまでで、分かるかもしれないが俺たちの存在は各神話、そして、一成を含めた転
生者達に知られてはいけない。俺たちの力を狙い、戦争発展する可能性もあるのだ。だ
から、俺、ハート、メディックは普段はドライグの力を使わず、ロイミュードとしての
能力だけで戦うことにしている。
どうしてもドライグの力を使いたい場合はドライグの魂を宿したチェイサーバイラ
ルコア、チェイサードライグを使用する。
このチェイサーバイラルコアはドライグの魂を宿している。すなわち、このバイラル
コアがドライグであり、ドライグの能力全てを宿している。
また、魔進チェイサーに変身した時にチェイサードライグをブレイクガンナーに装填
ブ ー ス テ ッ ド・ ギ ア
すると、紫の装甲が赤く染まり、ドクロの紋章が空を飛ぶドラゴンの紋章に変化し、左
腕には赤龍帝の籠手を模した装甲が装備される。この姿をドライグチェイサーと呼び、
ドライグの力と魔進チェイサーの力を効率かつ最大限に発揮しながら戦うことができ
る。
俺が持っている切り札であり、俺の使う力の中でも最強クラスの力を持つ。
ミューテーション・ピース
﹂と発情してきて、迫ったため、その時、俺の子種を巡って修羅場と化した
?
てしまう。
のメンバーだけで大国の軍隊を殲滅できるなと自分を含めた、このメンバーを見て思え
とりあえず、このメンバーで、コカビエルを捕縛しに行くが、よくよく考えたら、こ
に被害が出るのを防いでもらう役目を担ってもらう。
ことは今でも鮮明に覚えている。黒歌には、術式で人払い等の結界を張ってもらい周囲
らないか
際に色々と反抗してきたため、久しぶりに本気を出して圧倒したら、何故か﹁子供を作
ちょうど持っていたため、黒歌を眷属に入れることに苦労はなかった。ただ、保護する
わせるという形で、黒歌の罪を軽くし保護した。駒は僧 侶で変 異 の 駒であったが、
ビショップ
あるセラフォルーに進言し、四大魔王会議により、俺が黒歌を眷属にし、殺した罪を償
的に悪魔に転生させようとした証拠が見つかり、黒歌に情状酌量の余地があると上司で
を虐待していたことが判明、また、黒歌が転生する条件である妹の保護を無視し、強制
悪魔に認定されて追われていた。だが、こちらが黒歌の主について、調査した所、眷属
この女の名前は黒歌、妖怪猫又から転生した悪魔で、主を殺したことではぐれSS級
耳を生やした和服を着た女が俺の考えていたことを当てながら抱きついてきた。
﹁よく考えるとチェイス、チートにゃん﹂とハートの話を聞いていた俺の後ろに黒髪で猫
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﹁そうね﹂
﹁そうですね﹂
﹁そうよね﹂
﹁そうだな﹂
俺の心の声を聞いたかのようにキリカ、レオナ、メディック、ハート、黒歌が俺の考
﹁そうだにゃん﹂
えに頷いた。
俺の心の声漏れてる、プライベートは
﹁無いわよ﹂とキリカが眷属を代表してプライベートは無いと宣言した。
自身のプライベートが無いことに内心悲しくなりながら、俺は来たサンドイッチを頬
張るのだった。
玉子サンドうめぇなと思ったら、
チェイス視点END
﹁良かったわね﹂とキリカが言った。
眷属と合流
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