和泊町研修センター運営管理に関する 仕 様 書

和泊町研修センター運営管理に関する
仕 様 書
和泊町教育委員会事務局
目
次
1 施設の管理基準
(1)
基本方針
・・・・・・2
(2)
維持管理方針
・・・・・・2
(3)
施設の運営方針
・・・・・・2
(4)
法令の遵守
・・・・・・2
(5)
施設の性格
・・・・・・2
(6)
施設の利用
・・・・・・2
(7)
情報公開について
・・・・・・3
(8)
個人情報保護について
・・・・・・3
(9)
再委託について
・・・・・・3
(10) その他
・・・・・・3
2 業務の範囲及び内容
(1)
施設の管理運営に関する業務
・・・・・・3
(2)
施設及び設備の維持管理に関すること
・・・・・・4
3 管理経費
・・・・・・5
4 管理運営状況に関するモニタリング
・・・・・・5
5 責任分担
・・・・・・6
6 指定管理の業務に係る経費
・・・・・・6
1
1 施設の管理基準
(1) 基本方針
指定管理者の創意工夫に基づいた管理運営により,質の高いサービスを利用者に
提供するとともに,住民ニーズの把握及びこれを十分に反映した施設運営が実現で
きるよう住民に必要な情報提供等を行い,利用者の増加等を図り,併せて経費の節
減を図る。
(2) 維持管理方針
施設や設備は,
その機能と特性を十分把握した上で,
すべての施設を清潔に保ち,
かつその機能を正常に保持するとともに,次年度の運営を視野に入れて,適正に維
持管理と必要に応じた保守点検を行う。
(3) 施設の運営方針
ア 利用者の安全対策を第一に運営すること。
イ 利用者に対応する時は,明るい笑顔で挨拶し,親切・丁寧を心がけるように努め
ること。
ウ 利用者のニーズを常に把握し,管理運営に反映するように努めること。
エ 施設内を清潔に保つとともに,光熱水費の削減に努めること。
(4) 法令の遵守
以下の法令の遵守等が求められている。
ア 地方自治法,地方自治法施行令ほか行政関連法規
イ 和泊町研修センターの設置及び管理に関する条例
ウ 和泊町研修センターの設置及び管理に関する規則
エ 和泊町研修センターの飲酒を伴う研修に関する要領
オ 和泊町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例
カ 和泊町情報公開条例,和泊町個人情報保護条例
キ 消防法,消防法施行規則
ク その他関係法,条例,規則及び要領
(5) 施設の性格
ア 町民誰もが施設を利用することができるように,サービスの向上を目指す。
イ 情報化社会の中で,利用者の要求に常に応えることができる新鮮な情報を提供す
る。
(6) 施設の利用
和泊町研修センターの設置及び管理に関する条例
(平成 18 年和泊町条例第 25 号)
及び和泊町研修センターの設置及び管理に関する規則(昭和 57 年和泊町規則第6
2
号)に基づいた利用となります。
(7) 情報公開について
指定管理者には,和泊町情報公開条例(平成 15 年和泊町条例第1号)第 34 条の
規定により,公文書公開の努力義務が課せられるほか,後日,町と締結する協定に
おいて,町から管理運営業務に関する文書等の提出の要求があった場合には,これ
に応じなければならない義務が課せられます。
(8) 個人情報保護について
指定管理者は,和泊町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例(平
成 17 年和泊町条例第 19 号)第9条及び和泊町個人情報保護条例(平成 27 年和泊町
条例第 24 号)の規定により,施設の管理運営を行うにあたって保有する個人情報の
取扱いに関して,町と同等の責務が課せられるほか,後日,町と締結する協定にお
いて,町から利用者に関する個人情報の開示の要求等があった場合には,これに応
じなければなりません。
(9) 再委託について
指定管理者は,指定を受けて実施する管理業務のすべてを第三者に再委託するこ
とはできません。
(10) その他
その他施設管理に必要な事項については,双方協議して定めます。
2 業務の範囲及び内容
(1) 施設の管理運営に関する業務
ア 研修に関する業務
イ 施設及び設備の維持管理に関する業務
ウ 町長が必要と認める業務
エ 職員の配置等
(ア) 職員の勤務形態は,施設の運営に支障のないように定めること。
(イ) 職員に対して,施設の管理運営に必要な研修を実施すること。
(ウ) 職員は,できるだけ和泊町内から採用すること。
カ 施設の運営
施設の運営にあたっては,それぞれの施設の設置目的が十分反映されるものであ
ること。
キ 施設の利用
(ア) 施設の利用申請を受け,その申請に対して利用許可を受けること。
3
(イ) 利用申請時には,利用者からの相談を受け,必要な指導・助言を行うこと。
(ウ) 目的外利用等,疑義が生じる相談があった際には,教育委員会事務局と協
議を行うこと。
(エ) 利用者から利用料金を徴収すること。
(オ) 利用者数や徴収した利用料金等について,報告書を作成すること。書式・
記載内容は協定において定めることとします。
ク 守秘義務
(ア) 施設を管理運営するために当たり,利用者の個人情報を取り扱う場合は,
個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じること。
(イ) 業務遂行上知り得た事項を第三者に漏らしてはならない。
(2) 施設及び設備の維持管理に関すること
ア 保守管理業務
指定管理者の負担で施設及び設備の維持管理を行うこと。
建築物及び施設設備等の滅失がないように管理し,かつ美観を維持すること。
建築設備(給排水設備,空調設備,電気設備等)は,日常点検,法定点検,定期
点検等を行い,初期の性能を維持すること。
イ 清掃業務
施設の環境を維持し,快適な環境を保つため,清掃業務を行うこと。
ウ 設備備品の管理業務
(ア) 施設内備品の管理業務
a 施設の運営に支障を来たさないよう,施設内の備品管理を行うこと。
b 町が作成する備品台帳の管理を行うこと。
c 破損・不具合を生じた時には,速やかに教育委員会事務局に報告を行い,
補充すること。
(イ) 消耗品
施設の運営に支障を来たさないよう,必要な消耗品を適宜購入し,管理を行
うこと。
(ウ) 新規備品の購入
施設内の備品以外に指定管理者が必要とする備品が生じた場合には,備品
を購入し,管理すること。
4
エ 施設の改修・修繕業務
(ア) 施設の改修・修繕
指定管理者は,施設若しくは設備又は備付けの備品類が毀損し,又は滅失
したときは,直ちに教育委員会事務局へ報告するとともに指定管理者の負担
により修繕を行う。
(ただし,
「3 管理経費」に規定する修繕は除く。
)
(イ) 施設等の原状回復
指定管理者が管理を終了した場合は,原状に回復して返還すること。
オ その他の業務
(ア) 事業計画及び収支予算書の作成
(イ) 事業報告書の作成
(ウ) 月報及び四半期総括書の作成
(エ) 関係機関等との連絡調整
3 管理経費
町は,指定管理者及び利用者の責めに負わない大破修繕については,指定管理者と協議
し,年度ごとに予算の範囲内で修繕を行います。
ア 修繕の時期
指定管理者との協議による。
イ 区分会計の独立と管理口座
指定管理者は,自身の団体等と独立した会計帳簿類及び経理規定を設けるととも
に収入及び経費については,団体自身とは別の口座で管理すること。
ウ 施設の利用料金等
利用料金は,指定管理者の収入として取り扱う。
エ 管理運営に係る経費
収支予算書(別紙様式)において提案すること。
4 管理運営状況に関するモニタリング
指定管理者により,施設が適正に運営されているかどうかを確認するため,教育委員会
は定期的及び随時モニタリングを実施します。指定管理者は,町が指定する報告書を提出
する義務があり,運営状況が適正でないと認められる場合は,町は指定管理者に対して改
善勧告を行います。
5
5 責任分担
基本的な考え方
指定管理者の担当業務については,指定管理者が責任を負い,業務に伴い発生するリ
スクについては,原則指定管理者が責任を負うものとする。ただし,町が責任を負うべき
理由があるものについては,町が責任を負うものとする。
項
目
指定管理者
運営の基本的な考え方
◎
広報
◎
施設の管理運営
◎
施設等の物品の管理
◎
施設の法的管理
○
(占用・行為許可)
受付・書類交付事務
町
○
(条例・規則事項)
○
◎
苦情対応
◎
事故対応
◎
○
災害復旧
○
◎
施設の改善,改修等
◎
○
施設の賠償保険・火災保険
○
(保険範囲は協定)
包括的管理責任者
◎
◎
6 指定管理の業務に係る経費
(1) 収支計画書において提示された額を参考に教育委員会事務局と指定管理者が協議
を行い,決定する。
(2) 自主事業に係る経費負担及び自主事業によって生じる収入は,指定管理者の負担
及び収入とする。
(3) 利用料金は,条例に基づき,あらかじめ町長等の承認を得て,指定管理者が定め
るものとする。
6