[H28-54] 開催案内

平成 28 年度(第 14 回)租税法務学会(桜税会)研究総会のご案内
租税法務学会(桜税会)
理事長 増田英敏
行政不服審査法の改正に伴い、平成 28 年 4 月から国税不服申立制度が改正さ
れたことを受け、今年度の租税法務学会研究総会テーマは「租税争訟制度の諸
問題」として、納税者の権利救済のあり方、また、不服申立制度の改正による
権利救済の実効性等の点について研究発表を行います。
基調講演は東京税理士会副会長・税理士の菅納敏恭先生にお願いしました。
菅納先生は、税理士として初めて国税不服審判所の審判官に任用され、3 年間、
東京国税不服審判所の審判官として勤務なさいました。菅納先生には、この経
験を踏まえ、制度改正の評価、裁決に与える影響などについてご講演いただき
ます。
基調講演に続いて個別発表を行ないます。前半2題は総論として国税不服申
立制度の沿革と従来の制度の問題点の検証をおこない、後半2題は各論として
改正された国税不服申立制度について、とりわけ対審制の意味を確認し、今後
の展望を行います。
奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。なお本年度の研究総会
は、東京税理士会、東京地方税理士会、関東信越税理士会、千葉県税理士会の
認定研修となる見込みです。
研究総会テ−マ 租税争訟制度の諸問題
日時
平成 28 年 10 月 15 日(土曜) 午後 1 時∼5 時
会場
専修大学神田キャンパス5号館561教室
基調講演
『租税争訟制度の現場−国税不服審判所の審判官の経験を踏まえて』
東京税理士会副会長・税理士 菅納敏恭 先生
発表者
1. 租税不服申立制度の沿革−昭和37年行政不服審査法及び国税通則法
制定後を中心に
税理士・愛知学院大学教授 川井和子
2. 改正前の租税争訟制度の問題点−特に異議調査を中心に
税理士 小野内宣行
3. 改正後の租税争訟制度の検証−対審制の実務家にとっての意義
税理士 神田厚夫
4. 租税争訴制度の課題と展開−諸外国の租税争訟制度を踏まえて
税理士 井上雅登
パネルディスカッション
発表者
川井和子、小野内宣行、神田厚夫、井上雅登
参加費
会員 資料代 1,000 円(非会員も資料代 1,000 円)
問い合わせ 租税法務学会事務取扱 内藤和夫
メ−ル [email protected]
電話 047-486-5352 FAX 047-485-1070 税理士ないとう事務所まで