八幡掘界隈瓦版Vol.15

八幡堀界隈
2016 Vol.15
34
知って得して、見て得して、町の歴史
(15)
鎖国体制が整えられるまでは、
中には○○○貿易を行う者も現れ、
安南屋︵ベトナム︶
や暹羅屋︵シャム︶など海外に進出する商家もありました。何貿易でしょう。
◆ご希望の方は答え・郵便番号・住所・氏名・電話 番号をご記入の上、官製はがき
…
K . Y さん
O . C さん
S . Y さん
M . K さん
N.Kさん
川原町
北ノ庄町
堀上町
中村町
新町 抽選で5 名様 ︵葦うどん無料お食事券ペア︶
︵応募締切は9月5日必着︶
又はFAXでご応募下さい。抽選でお送りします。
当選者の発表は発送をもってご了承下さい。
おめでとうございます!
当選者発表
近江八幡開町の祖﹁豊臣秀次﹂と﹁八幡商人﹂
1595︵文禄4︶年、7月 日、高野山青巌寺で秀次公は
自刃しました。秀吉は秀次の妻子や妾など約 名を秀次の首を見せた後処
刑しました。秀次が住んでいた聚楽第、領主を務めていた八幡山城︵当時の
城主の京極高次は加増される形で大津へ移る︶を破壊してしまいました。
秀次公は五年たらずの在城でしたがこの築城、町づくりは、自由商業都市
を目指して大々的に行われ、八幡山の掘鑿、沼沢地の埋立て、上下水道まで
都市計画として整備され、碁盤上に区切った城下町に居住区を設けて、安土
城下などの商人・職人を呼び寄せました。この築城の折に八幡山周囲に外堀
として八幡堀を開削しました。これは、八幡山城を防御する軍事的な役割
と、当時の物流の要であった琵琶湖の水運をつなぐ運河の役割を兼ね備え、
東海道と中山道と北国街道が交差する陸路交通の要衝である近江八幡のま
ちづくりの基礎を作りあげ、水陸の交通が整い船や街道を利用し多くの人が
立ち寄り、物資が集まりました。情報や文化が入ってくる町となり八幡商
人の発祥に大きく発展を与えました。城主がいなくなった後も城下町は商家
町として存続し、京都・美濃国・伊勢国・若狭国などの近隣地域が中心であっ
た行商を、徐々に活動地域や事業を日本全国に拡大させ、中には朱印船貿易
を行う者も現れ、鎖国体制が整えられるまでは、安南屋︵ベトナム︶や暹羅
屋︵シャム︶など海外に進出する商家もありました。近江商人︵八幡商人︶は、
地の利を活かし、地場産物︵畳表、蚊帳、米、酒など︶を陸路や水路を利
﹁諸
再び各地へ送り出すといった
各地の産物を持ち帰り、
用して各地へ搬出し、
国産物回し﹂と呼ばれる商法によって、各地の産業振興に貢献しました。江
戸中期以降の八幡は、株仲間体制の下で発展し、江戸や大坂に店を 構え、
流通業や金融業に乗り出し、醸造業を営む者や蝦夷地︵現在の北海道︶で
場所請負人など、近江商人の名は知れ渡りました。また、近江商人の商売
﹂は、他国での商売
哲学﹁三方よし︵買い手よし、売り手よし、世間よし︶
を通じて生まれた概念です。幕末から明治維新にかけての混乱で没落する商
人もいましたが、西川産業︵大杉町西川甚五郎邸︶のように社会の近代化に
適応して存続・発展し、今日の大企業の中に近江商人の系譜を引くものは少
なくありません。
答え 菊亭晴季
15
個人情報の為、イニシャルで
表記させて頂きました
と き ところ
9/18 日
▶あきんどの里
フードコーナー
・うどん・生ビール・焼き鳥
・松茸ごはん など 多数出店
『スタンプラリー』
子どもさんが喜ぶ
も実施します
江州音頭フェスティバル
八幡堀まつり 同時開催
▶
ご朱印船
慶長8年(1603 年)に西村家二代目の次
男として生まれ、近江商人西村太郎右衛門(安
南屋)が 20 歳の時に角倉了以のご朱印船で
長崎から安南(ベトナム)へと旅立ちました。
その後、朱印船が40年前に「ご朱印船まつり」
で復元されました。現在常時展示されていな
いこの船を八幡堀まつりで展示します。
是非ご覧くださリ、皆様で江州音頭で楽しみ
ましょう!
主催:共栄会商店街
共催:近江八幡商工会議所
KYOTO SHINBUN TOMATO CLUB
京都新聞ファミリー瓦版
トマト倶楽部
[トマトカード番号の記入をお願いします]
1 名様 *「発掘された日本列島2016大津市歴史博物館 9 月 11 日迄 50 名様
*バーナード・リーチ展 滋賀県立近代美術館
9 月 25 日迄 10 名様
*ガーデンミュージアム比叡 入場引換券
9 月 30 日迄 50 名様
*再興第101回 院展 京都市美術館 10 月 9 日迄 50 名様
*京都芸大 美を語る スクラップブック
20 名様
*なんでもスクラップ帳
10 名様
*京都新聞オリジナル トートバック白
50 名様
医療法人社団折田医院理事長
近江八幡市桜宮町で内科医院を開業の折田雄一氏 81 歳は昭和 55 年に開業し、同 61 年からB4判の医院月報を毎月一
回1日に発刊されました。多忙な診療や医師会活動の中、自らの大病も乗り越えて書き続け、今年 6 月で 30 年 360 号を
迎えられました。もちろん 361 号からも続けておられます。
病気について分かりやすい言葉で説明し、医療問題についても幅広く解説し、特に医療の根本となるインフォームドコ
ンセントについては、「説明と納得」と独自の解説を展開されておられます。このほか、一開業医から見た時事評論、社
会時評にも記事は広がる一方で、旅行記、身辺雑記などの道草記事にも話題満載で、楽しい読み物となっており、12 号
からは氏の小学校時代からの友人で画家衛藤順子氏のスケッチを掲載して楽しい紙面となっています。衛藤氏のスケッチ
は、ミャンマー、カザフスタン、キルギス、グルジアなど開発途上国や戦禍からまだ復興していない地
域を旅行して現地の人々を取り上げています。これは、病める人、弱い立場の人に寄り添い、人間を見
守っていく折田氏の視点と相通じるものがあり、「人間探求の旅」という副題が付けられました。
30 年を記念して集大成としてA4判約 600 ページで刊行されました。それぞれ自分の 30 年と重ねて、
時々の話題を味わっていただきたいといわれ、是非興味の有る方にとプレゼントして下さいました。
非売品ながら、市内の図書館で閲覧可能になっています。 ご希望の方は郵便番号・住所・氏名・電話番号・希望の品一品をご記の上、官製はがき
折田医院月報三十年『人間探求の旅』
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又はFAXで下記販売所まで、ご応募下さい。抽選でお送りします。
※必ずお誕生日を明記下さい
締切は花束、8月 日迄 発送をもってご了承ください。
部
楽
倶
トマト ENT 花王アタック1キロ8個入り(1 ケース) 10 名様
PRES
洗剤、チケット等は9月5日迄 発送をもってご了承ください。
お誕生日・記念日 花束プレゼント(9 月の方) 3 名様
折田雄一氏
タイトル:折田医院月報三十年
人間探求の旅
編集サイズ:A4(297×210)
表紙カバー:もみしぼカラー
表紙:紬茶 金箔押し
中面 : コート 90k
モノクロ/カラー 596 頁
〒523-0867 近江八幡市魚屋町元9 京都新聞近江八幡販売所 TEL 32-2743 FAX 32-3504
喫茶軽食
瓦 亭 (かわらミュージアム内)一度みんなで寄ってみて下さい!特選近江牛カレーから香りのよいコーヒー等があります!
カフェ 占いはじめました!
初めてでも大丈夫、ゆったり、ゆっくり、ヨガ始めませんか ?
9月開講
9/8・29
10:00∼11:30
〒523-0821近江八幡市多賀町738-2
第 2 第4木曜日
2000 円/月
他教室多数 振替 OK
体験 1,000 円
(瓦亭コーヒー券付き)
かわらミュ−ジアム
YUKIYOGA 090-6208-0501
で
毎月第1日曜に開催!
恋愛運・金運・仕事運など気になる運勢占います!
内容:四柱推命・スピリチュアル(霊視)
・オーラ・手相
場所:かわらミュージアム 喫茶瓦亭
鑑定約 30 分 ¥3,000+ドリンク
お守り付 ( 効果はかなりあります)
カウンセラー福永智代
チラシ持参の方¥1,000 OFF
チラシ有効期限9月末日
TEL0748-33-6008 営業時間/10:00∼16:00(5月、6月、10月、11月は無休です 定休日/毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は営業)祝日の翌日
発行:ほのぼの通信
(有)
ラビットハウス 近江八幡市大杉町30-1 TEL0748-33-2914 発行責任者 髙木茂子