瀬戸内国際芸術祭2016高松大島航路補完運航業務仕様書 1 目的

瀬戸内国際芸術祭2016高松大島航路補完運航業務仕様書
1
目的
瀬戸内国際芸術祭2016の秋会期中は、高松-大島間を12名乗りの船舶が
定期運航することとなっている。土日祝においては相当の来場者が見込まれること
から、当該航路を補完する形で、土日祝は旅客定員40名以上の船舶を運航するこ
とで、来場者のさらなる円滑な輸送を図る。
2
委託者
瀬戸内国際芸術祭実行委員会及び国立療養所大島青松園
3
委託期間
契約締結日から平成28年11月6日(日)まで
ただし、運航日は平成28年10月8日(土)から11月6日(日)までの土日祝
の12日間とする。
4
業務委託の内容等
(1)受託者は、船舶を手配し、次の時刻表の各便の付け船として運航する。
高松発
大島着
大島発
高松着
1便
9:20
9:40
11:10
11:30
2便
11:40
12:00
13:30
13:50
3便
14:05
14:25
15:55
16:15
(2)運航に当たっては、海上運送法等関係する法令、規則等を遵守し、必要な運航
事業者を確保すること。
(3)当該業務の実施に当たっては、委託者及び秋会期中の定時運航事業者と随時連
絡調整を行い、円滑な運航に支障をきたすことがないようにすること。
(4)運航については委託者の指示に従い、柔軟に対応すること。
5
運航の仕様
(1)海上運送法第20条第2項に基づく「人の運送をする不定期航路事業」の届出
を行っていることとする。
(2)各港の特性、他の船舶の運航状況等を踏まえて運航すること。
(3)各港における来場者の乗船及び下船について、円滑かつ安全な誘導を行うこと。
(4)使用船舶の運航に当たっては、関係する法令・規則等を遵守し、船内の整頓、衛
生及び旅客の安全確保に細心の注意を払うこと。また、使用船舶の設備等につい
ては、旅客の安全輸送のため細心の注意を払って使用、維持管理すること。
6
使用船舶
受託者は、次の要件を満たす船舶を確保し、運航するものとする。
(1)日本小型船舶検査機構の船舶検査証書の交付を受けていること。
(2)旅客定員及び室内座席数40席以上の小型船であること。
(3)多少の雨風でも出航できるような安全性と快適性を有していること。
7
試験運航について
受託者は委託者の許可を得て、高松-大島航路間において試験運航及び接岸を
行うことができる。なお、その際の費用については受託者が負担するものとする。
8
委託料
委託料には、次の経費を含むものとする。
(1)船舶の運航に係る人件費
(2)船舶の使用料
(3)上記定時運航に必要な燃料費
(4)消耗品費、保険料、その他適切な船舶の運航業務に必要な費用等
9
業務報告書
受託者は、業務実施日における委託業務の成果を、委託期間終了後、速やかに
委託者に報告するものとする。
なお、委託者は、必要に応じて、履行状況の報告を求めることができる。
10
委託料の支払い
委託料は完了払いとする。受託者は、「9 業務報告書」の検査に合格した後、
委託者に委託料の支払いを請求するものとする。委託者は、受託者からの正当な
請求書を受け取った後、30日以内に委託料を支払うものとする。
11
各種保険への加入
運航に当たっては、旅客傷害賠償責任保険、船舶保険(年間)、船主責任相互保険
(年間)に加入するものとする。
12
その他
(1)受託者は、業務の実施に関し、関係法令を遵守すること。
(2)当該業務に関する関係官庁への諸手続きは受託者が行うこと。
(3)運航に当たっては、小型船の構造及び機能等に習熟のうえ行うこと。
(4)業務の全部を一括して第三者に委託することは禁止する。
(5)本仕様書の内容に疑義の生じた場合は、委託者の指示に従うこと。
(6)その他詳細については、本事業に係る契約時に別途協議する。