記 者 発 表 資 料 平成 28 年 9 月 6 日 (公財)横浜市緑の協会 よ こ は ま 動 物 園 マレーバクの「ウメ」が死亡しました とても仲良しだったウメ(手前)とカイム(奥) 元気なころのウメ よこはま動物園で飼育していたマレーバクの「ウメ」が死亡しましたので、お知らせします。 ○マレーバク「ウメ」 (1)性 別 メス (2)出 生 日 平成 3 年 6 月 3 日(25 歳) (3)死亡日時 平成 28 年 9 月 1 日(木) 午前 7 時 50 分死亡確認 (4)死 因 腎不全 (5)経 緯 平成 28 年 8 月上旬から食欲不振がみられ、血液検査の 結果、腎機能の低下がみられました。獣舎内で休養を取 りながら嗜好性のよい蒸しイモや蒸しニンジンの給与、 皮下補液治療等を実施してきましたが、衰弱が進み死亡 しました。 ● ウメのプロフィール、エピソード ウメは平成 19 年 5 月 25 日に横浜市繫殖センターから来園しました。 オスのカイム(16 歳)と相性がよく仲睦まじい姿を見せていましたが、最近は高齢ということも あって1頭ずつ展示することが多くなっていました。25 歳という長寿で天寿を全うし、安らかな眠 りにつきました。 指定管理者:(公財)横浜市緑の協会 お問合せ先 よこはま動物園 副園長 渡辺 武志 Tel 045-959-1298 【参考資料】 ■マレーバクについて 和 名 マレーバク 英 名 Malayan tapir 学 名 Tapirus indicus 分 類 奇蹄目 バク科 分 布 ミャンマー南部からマレー半島、スマトラ島 バクの仲間ではもっとも体が大きく、体長 230~250 ㎝、体高 90~100 生態・形態 について ㎝、体重は 250~540kg にもなる。熱帯雨林の河川や沼地の周辺に生息す る。群れは形成せず、単独で生活する。危険を感じると茂みや水中へ逃 げ込み、泳いだり、潜水して身をかくすこともある。食性は植物食性で、 主に木の葉や水草を食べ、果実も食べる。 国際自然保護連合 (IUCN) ワシントン条約(CITES) レッドリスト:EN(絶滅危惧IB類) 近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの 付属書Ⅰ:絶滅のおそれのある種で取引による影響を受けているまたは 受けるおそれのあるもの 当園飼育頭数 オス 1 頭 ※今回死亡した個体は含まず 国内飼育状況 13 園館で 39 頭飼育 ※平成 28 年 8 月 21 日現在 ■よこはま動物園ズーラシアについて ◆入 園 料:大人 800 円、中人・高校生 300 円、小・中学生 200 円、小学生未満無料 毎週土曜日は高校生以下無料(要学生証等) よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート 18 歳以上 2,000 円 ◆開園時間:9:30~16:30(入園は 16:00 まで) ◆休 園 日:毎週火曜日(祝日の場合は開園し、翌日休園)※10 月は無休 ◆交 通:相鉄線「鶴ヶ峰」「三ツ境」駅、JR 横浜線・市営地下鉄「中山」駅から「よこはま動物 園」行きバスで約 15 分、「横浜」駅から「よこはま動物園」行きバスで約 1 時間 ◆U ◆住 R L:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/ 所:横浜市旭区上白根町 1175-1 ◆問合せ先:045-959-1000 2
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