【時系列による具体的な対策】 1 災害医療対策本部の立ち上げ 発災(X)から1h Xから3h 準備事項 ○対策方針の確立、会議資料作成 ○MCA無線等各種手段による情報収集 ○県対策本部への報告 ○会議参加者の招集 ○警察に対する災害拠点病院付近の交通統制依頼 ○資料取りまとめ ○情報収集 ○職員の任務分担 ○災害対策本部会議の実施 ○松戸運動公園のヘリポート確保 ○連絡網等に基づいた職員の参集 (状況により自動参集) ○千葉県災害医療本部への状況報告 ○市災害対策本部への状況報告 ○連絡網による職員の参集状況確認 ○参集状況に応じた職員の配置指示 ○参集状況に応じた人員の配置指示 ○不足する人員の要求 ○呼集計画(実際に集合できる 人を計画に入れる) ・職員・医師・薬剤師・看護 師・事務員 ○業務の優先順位 ○中央保健福祉センターの開錠 ○建物(ライフライン)の安全確認 ○机、椅子の配置 ○筆記用具、地図の準備 ○電話受け簿 ○掲示板の位置 ○テレビ、ラジオの設置 ○パソコンの配置、配線 ○配線・電灯の配置 ○コピー機の準備 ○逐次、補備修正し、使いやすい環 境の改善 ○医療対策本部の配置図、人員 の配置 ○各人の役割表 ○電話番号表 ○必要器資材の準備(PC、ホ ワイトボード、机、椅子等) ○一斉メール配信 ○MCA無線機 ○EMIS立ち上げ、入力、使用 ○ネット回線による連絡確認 ○通信網図の修正 ○電話番号表の作成 ○EMISの取り扱い習熟 ○MCA無線機の増設 情報収集 ○医師会との連絡確保 ○道路状況・交通状況 ○輸送車両の状況 ○災対本部への連絡員の配置 ○災害対策本部から情報収集 (災害の規模、けが人の発生状況) ○警防本部から建物倒壊、火災や液状化等の 被害状況の把握 ○応急救護所へ派遣予定の医師につ いて状況把握 病院等の 被害状況 ○松戸市立病院(3次病院)2次病院の被害状 況の把握 ○傷病者の受入態勢の状況把握 ○災害拠点病院及び災害医療協力病院の患者受け 入れ可能数の把握 ○重傷・重篤者の把握 ○開業医院の被害状況の把握 ○要員の確保 ○会議室の確保 ○収集情報の整理、会議資料の作成 ○会議室の設営 ○会議資料取りまとめ ○会議準備、会議実施 ○記録、意見とりまとめ ○救護所開設予定場所の状況確認 ○避難所との連携 ○救護所派遣医師の抽出 ○備蓄医薬品等の準備 ○派遣医師との調整 ○派遣準備 ○災害医療対策本部へ参集 ○災害医療コーディネーターとして活動開始 ○事務局に対し、情報収集指示 ○災害対策本部における状況の把握 ○病院の被害状況、災害被害状況の確認 ○市災害対策本部との連携 ○対処方針・構想の決定 ○重症患者(赤)、要後送者の把握 ○現体制で対応するか、他地域と連携するか判断 ○広域搬送の必要な患者の把握 ○災害状況の把握(被災規模把握) ○災害医療対策本部との通信の確保 ○医療救護班の必要性把握 ○患者広域搬送、DMAT要請 ○災害対策本部にブース開設 ○災害医療対策本部へ参集 ○医師会員の被災状況把握 ○アマチュア無線連絡の開始 ○活動可能な救護所の状況把握 ○災害医療対策本部の設営 ○情報収集(各種手段による) ○活動可能な開業病院の把握 ○応援医師確保 ○2次3次病院の受入れ状況の把握 ○医師会マニュアルの整備 ○災害医療対策本部へ参集 ○歯科医師会員の被災状況把握 ○活動可能な歯科医院の状況 ○2次3次病院への支援 ○歯科医師会マニュアルの整備 ○災害医療対策本部へ参集 ○薬剤師会員の被災状況把握 ○活動可能な薬局・薬剤師の状況把握 ○情報収集 ○医薬品・衛生材料の把握 ○県と千葉県薬剤師会への報告 ○連絡ツールの検討 ○災害マニュアルの整備(配置 薬剤師表、地図、連絡要領マ ニュアル) ○災害医療対策本部へ参集 ○看護局員の被災状況把握 ○応援する人員の把握 ○2次3次病院への応援 災害対策本部 職員の 配置・呼集 部屋の準備 事務局 (会議の実施) 救護所の開設 災害医療 コーディネーター 医師会 歯科医師会 薬剤師会 看護師・事務職員 本部 設置 本部 会議 災害医療対策本部の立ち上げ 健康福祉部 通信機器 ○市長報告、本部設置指示 ○災害対策本部の設営 ○本部内ブースの設置 Xから2h 別紙第1 ○参集計画の策定 ○災対本部設置要領の確定 ○どこから何の情報を収集する のか情報源とパイプの構築 ○連絡要領に関するマニュアル の作成 ○会議資料定型の作成 ○発電機・照明等の準備 ○MR、ER資料の作成 ○備蓄品の整備・不足資材の調 達 ○DMATの受入れのための活 動拠点病院の準備 ○特殊災害(化学物質、放射線 等)の発生有無の確認 74 2 病院前救護所の設立及び傷病者の受け入れ・搬送 Xから3h Xから6h ○災害対策本部会議の実施 ○救護所担当職員からの情報収集 ○災害医療対策本部への情報提供 ○遺体安置所(北山会館)の安全確認 ○災害規模、被災状況の通報 ○ヘリコプターによる搬送依頼 ○【自衛隊】先遣隊(LO)による情報収集 ○【消防】負傷者等の継続的な搬送 ○【消防】災対本部への情報提供 ○【消防】災対本部と広域患者搬送要領の打合せ ○【消防】重症患者の広域搬送 ○【警察】2次・3次病院付近の道路交通統制 ○病院前救護所及び学校救護所への担当職員派遣準 備 ○医薬品の搬送・緊急調達 ○備蓄倉庫からの資機材搬出 (備蓄医薬品、無線機、テント等) ○状況により県にヘリコプターの依頼 ○EMISによる情報収集 ○病院前救護所への担当職員派遣 ○病院前救護所の状況把握・情報共有・連携 ○災害対策本部との情報共有(被災状況等) ○広域医療搬送に係る調整 ○第2回本部会議準備(資料作成) ○医薬品・医療資器材の確保、補給要領の調整 ○グループ化の確認、空白地帯の解消処置 災害医療 コーディネーター ○2次3次病院での傷病者状況の把握 ○2次3次病院の受け入れ状況の把握 ○病院患者避難の必要性の把握 ○応急救護体制全般の統括 ○2次3次病院での傷病者状況の把握 ○2次3次病院の受け入れ状況の把握 医師会 ・ 病院前救護所 (災害拠点病院) ○病院の被災状況 ○病院機能の回復(後片付け、資器材の準備) ○入院患者の状況確認、対応 ○トリアージポスト・病院前救護所の開設準備 ○医師・薬剤師・看護師の派遣要請 ○医薬品・衛生材料の要請 ○病院前救護所における負傷者のトリアージ、治療・ 応急処置の開始 ○中等症、重症者の受け入れ ○応援医師・薬剤師・看護師の受け入れ ○医薬品、医療資器材の要請・受け入れ ○転院、広域搬送調整 ○応援歯科医師、衛生士の人数把握、派遣要請 ○トリアージポスト・病院前救護所の開設準備支援 ○病院前救護所における負傷者のトリアージ、治療・ 応急処置の支援 ○緊急歯科治療 ○(状況により)身元確認等の検視支援 災害対策本部 関係機関 健康福祉部 ・ 災害医療対策本部 (災害医療協力病院) 歯科医師会 準備事項 病院前救護所の開設完了(発災6時間後を目途に開設、発災 ○病院前救護所及び学校救護所開設依頼 (災害医療対策本部へ連絡) ○被害状況に関する継続的な情報収集 ○財務班との調整により、協定会社(タクシー、 バス)による輸送車両の確保 ○患者輸送体制の確立(緊急輸送道路の状況把握) ○輸送可能車両の把握 別紙第2 ○災対本部・医療対策本部・各救護所間の通信手段の確保 ○患者搬送要領の検討 (担当区域、使用ルートの明確化) ○災害対策本部との連絡・情報共有体制の確立 ○災害時における関係機関の動向確認 ○医薬品の搬送方法の決定 ○医薬品調達リスト作成 (人員・搬送手段) ○救護所要員のリスト作成 ○救護所の物品配置図の設定 ○患者待合教室の想定と準備 ○患者動線案内板の準備 ○救護所のライフライン確保 ○医療対策本部との連絡体制 ○装備・携行品チェックシート ○診療記録(診療録・診療日誌・業務日誌・傷病者一覧)の様 式作成 ○重傷者の搬送要領 ○救護所派遣医師の参集基準 ○災害拠点病院、災害医療協力病院との通信、連絡手段の確保 ○MCA無線機の通信網図の整備 ○トリアージポスト開設に必要な資器材の準備(テント、机、 椅子、シート、医薬品等) ○通信の確保 ○応援歯科医師、衛生士のリスト作成 ○勤務ローテーションの作成 ○歯科医療機器、材料の確保・管理 ○応援薬剤師の人数把握、派遣要請 ○トリアージポスト・病院前救護所の開設準備支援 ○病院前救護所における負傷者のトリアージ、治療・ 応急処置の支援 ○医薬品の状況確認、本部への補充要請 ○患者の服薬状況確認、医師との連携 ○応援看護師・事務職員の人数把握、派遣要請 ○トリアージポスト・病院前救護所の開設準備支援 ○病院前救護所における負傷者のトリアージ、治療・ 応急処置の支援 ○患者の院内への搬送 ○ロジスティクス支援(情報の収集・整理、物資の補給等) 薬剤師会 看護師・事務職員 時間後を基準に閉鎖) 72 ○勤務ローテーションの作成 ○医薬品調達経路手段等の確認、オーダーの確認 ○応援看護師のリスト作成 ○応援看護師の勤務ローテーションの作成 ○医療機器・材料の確保 75 3 学校救護所の開設準備 Xから7h 災害対策本部 学 校 関係機関 災害医療 コーディネーター 医師会 歯科医師会 薬剤師会 看護師・事務職員 Xから9h以降 準備事項 ○救護所運営状況の把握 ○ヘリコプター発着所の確保 ○バス・タクシー会社への派遣要請 ○ヘリコプター派遣要請 ○死亡患者、搬送患者の公表 ○広報活動により市の医療体制を周知 ○救護所への給水タンク車の要請 ○患者搬送体制の維持・拡充 ○避難所運営委員会に対する学校 救護所の開設協力依頼 ○患者搬送手段の確保要領について災害医 療対策本部と調整(担当区域、使用ルート の明確化) ○自衛隊と航空機運用調整窓口の設定 ○市内応急救護所、インフラ状態の把握 ○各救護所を受診した傷病者数と傷病程度把握 ○各救護所での要搬送重傷者数の把握 ○死体安置所の確保 ○医薬品業者の被災状況確認 ○必要医療物品の調達と配布 ○警察への情報提供(重傷者の搬送日時・場所) ○業務可能な薬局の情報把握 ○救護所周囲の被災状況、交通アクセスの把握 ○救護所付近における駐車禁止領域の設定 ○救護所付近における一時駐車領域の設定 ○県への支援要請 ○応急救護所の患者受け入れ状況の把握 ○災害医療対策本部への報告 ○必要医療物品の確保・請求 ○各医療機関からの搬送依頼受付 ○搬送患者の決定 ○搬送先の確保 ○搬送先医療機関との連絡 ○バス・タクシー会社との連携 ○搬送付き添い人員の確保 ○自主防災組織に対する搬送協力要請 ○救護所への給水タンク車の要請 ○避難所の傷病者の状況把握 ○傷病者の搬送所要の把握 (可能であれば災害ボランティアを活用) ○搬送指示 ○学校救護所の開設準備状況の 把握 ○県への支援要請 ○状況把握リストの作成 ○被災状況確認フォームの作成・連絡方法 の確認 ○必要調達量の把握方法・配布方法の検討 ○受け入れ台帳の準備 ○必要物品台帳の準備 ○調達リスト台帳の準備 ○トリアージシートの準備 ○搬送患者台帳の準備 ○死亡患者、身元不明患者の台帳準備 ○市立病院、2次病院との通信体制 ○2次病院への災害医療啓発 ○バス・タクシー会社との通信体制 ○搬送車両の動線確保 ○避難所運営委員会に対する学校救護所の開 設・搬送協力依頼 ○搬送車両の動線確保 ○避難所運営委員会に対する学校救護所の開 設・搬送協力依頼 ○搬送車両の動線確保 ○自主防災組織に対する搬送協力依頼 ○避難所運営委員会による開設 支援 ○各学校における搬送車両動線の確保 ○避難所運営委員会 ○【警察】救護所への進入車両の交通統制 ○【消防】重症患者の搬送 ○【消防】重症患者の搬送 ○【自衛隊】ヘリコプター搬送 ○【警察】搬送車両の進入ルート確保 ○【消防】重症患者の搬送 ○【自衛隊】ヘリコプター搬送 ○グループ化による全般医療体制の確認 ○搬送所要の把握 ○グループ化による全般医療体制の確認 ○不足する人員・物資の把握 ○搬送所要の把握 ○学校救護所の開設準備状況の 把握 ○必要とする人員・物資の把握 ○各救護所での重症者の初期対応と搬送依頼 ○2次3次病院に搬送患者の連絡 ○トリアージの継続 ○各救護所で医療者の発掘と協力要請 ○医療本部・救護所・病院間の連絡網の再確認 ○トリアージの継続 ○軽症者・中等症者の再(二次) トリアージ ○災害医療本部の不足物資・ 人材の確保 ○災害医療コーディネーター との連携 ○トリアージ実施 ○歯科患者への対応 ○情報の共有 ○応援歯科医師ローテーション確保 ○必要な物資の確認 ○応急救護所のニーズに合わせ 歯科医師派遣 ○必要な物資の輸送 ○調剤開始 ○不足医薬品の確認・発注 ○調剤 ○不足医薬品の確認・発注 ○応急救護所配置薬剤師のロー テーション確保 ○ローテーション表作成(長期的ローテー ションの作成) ○調剤関連備品の検討 ○トリアージの実施 ○負傷者の処置・対応 ○状況把握と情報の共有 ○応援看護師のローテーション確認 ○避難者・負傷者のニーズ対応 ○入院状況、負傷者の状況把握 ○トリアージ後の再評価 ○トリアージシートの準備 ○医療機器・材料の把握と補充 ○訪問看護師との連携(情報の共有) 学校救護所の開設完了(発災二十四時間後を目途に) 健康福祉部 ・ 災害医療対策本部 Xから8h 別紙第3 ○各関係機関の災害時応援体制の確認 ○松戸市内全般の医療活動を把握できる表 示板等の準備 ○医師の学校救護所への派遣表の準備 ○勤務ローテーション表による長期化対応 への準備 ○必要な物資適時確認、支援 76
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