ハイブリッド クラウドによる IT サービスの変革:構築すべきか、購入すべ

Principled Technologiesレポート:詳細な調査。実際の値。
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ハイブリッド クラウドによるITサービスの
変革:構築すべきか、購入すべきか
Enterprise Hybrid Cloudで、独自構築より時間と費
用を削減
IDCによると、80%を超えるエンタープライズIT組織が、2017年末までにハイブリ
ッド クラウド アーキテクチャへの取り組みを本格化します。1このホワイト ペーパー
では、ハイブリッド クラウド利用モデルが実現するコスト削減とビジネス上のメリッ
トを説明し、読者に、企業への潜在的インパクトを評価するフレームワークを提供
します。ハイブリッド クラウドへの取り組みを本格化すると、組織はハイブリッド
クラウド ソリューションを購入するか構築するかの決定をする必要に迫られます。購
入アプローチかBYO(独自構築)アプローチかの選択にかかわる時間、リソース、コ
ストへの理解を深めるため、このホワイト ペーパーでは、Dell EMC®とPT(Principled
Technologies®)の2つの戦略を比較します。両社ともハイブリッド対応ソリューショ
ンを実装しますが、 Dell EMCはEnterprise Hybrid Cloudによる「購入」アプロー
チ、Principled TechnologiesはBYOオプションを提供しています。
80
%
が2017年末までに
ハイブリッド クラウ
ドに移行
自社のビジネスにおけるハイブリッド クラウドの役割
は何ですか。
多くのIT組織は、限られた予算では、さまざまなサービス、より俊敏で柔軟な提供オ
プションなどの増え続けるビジネスの要求に対応しきれないという課題に直面してい
ます。格言に言う「少ない労力で大きな成果」が、今ほどよくITに当てはまった時代は
ありません。ハイブリッド クラウドは、この厄介な問題の解決を支援する実行可能な
方法です。
56
%
の管理時間を削減
ハイブリッド クラウドのメリット:自動化と運用管理
Principled Technologiesの分析によると、オン デマンド サービス カタログのハイブ
リッド クラウド テンプレートが実現する、標準化、自動化の実行により、プロセスの複
雑さが大幅に軽減し、ITスタッフによるリソース管理が容易になります。こうした効率
性により、ハイブリッド クラウド管理者には、56%の時間を節減2し、より優先度の高
いプロジェクトに、その時間を再割当てできるようになります。
1 http://www.idc.com/research/viewtoc.jsp?containerId=259840
2 https://www.vmware.com/files/pdf/products/vCloud/Taneja-Group-Transforming-Costs-SDDC.pdf
ハイブリッド クラウドによるITサービスの変革:構築すべきか、購入すべきか2016年3月
ハイブリッド クラウドのメリット:エンタープライズ全体のリソース プール
ハイブリッド クラウドは、ネットワーク インフラストラクチャを仮想化し、リソースをプ
ールする機能を提供します。IT部門は、これらの機能を使用し、資産の使用率を最
適化して、ネットワークやストレージのサイズとコストを削減することで、設備投資を
50%ほど節約できます。3
ご参考:ソリューションのテストの実施
節減効果は
50
%
の設備投資に相当
92
%
BYO(独自構築)に比べ導
入を高速化
この2つのアプローチを比較するために、Principled Technologiesでは、独自構築の
ハイブリッド クラウド プラットフォームに必要な時間、労力、コストについて詳細な調
査と分析を実施し、エンタープライズ ハイブリッド クラウドの構築に注目しました。こ
の結果、EMCを利用すると、同じ機能を圧倒的に短い時間で実現できることが判明
しました。
Enterprise Hybrid Cloud:クラウド導入の加速
購入アプローチと構築アプローチの比較で、エンタープライズ ハイブリッド クラウド
は、独自のハイブリッド クラウドを構築する場合に比べ、66週間(92%)短い期間で稼
働を開始できることがわかりました。Principled Technologiesの比較調査では、基本
的なIaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)の機能のみを対象としましたが、ほ
とんどの組織はデータ保護、複数サイト、プロセス統合などのカスタマイズを必要と
するので、DELL EMCのアプローチ、BYO(独自構築)アプローチのどちらを採用す
るにしても、実装には、より多くの時間が必要になります。
3年分のコスト節約
BYOアプローチに比べ、Enterprise Hybrid Cloudでは、企業スタッフ、
CAB承認、トレーニング、パイロットおよびUATテスト用の個別テスト ベッドで、3年間
に67%の時間を節約できます。
67
%
の節約(BYOとの3年間
の比較)
結論
エンタープライズ ハイブリッド クラウドを選択すると、時間、費用、リソースを節約で
きるだけでなく、ITスタッフは、イノベーションにより多くの時間を費やし、ビジネス バ
リューを高めるサービスを提供できるようになります。ハイブリッド クラウドの導入計
画にあたっては、独自のソリューションを構築するよりも購入することで、タイム トゥ
バリューを短縮し、支出を最小限に抑え、リスクを低減することを検討しましょう。
3 http://www.vmware.com/files/pdf/customers/vmw-software-defined-architecturestechnology-brief-tanejagroup.pdf
レポート全文はhttp://facts.pt/Qa2uheでお読み
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ハイブリッド クラウドによるITサービスの変革:構築すべきか、購入すべきか2016年3月