置農インフォメーションUPしました。

クラスマッチ2016 総合優勝は生物生産科3年
山形県立置賜農業高等学校広報紙
「いま置農生は頑張る」
平成28年度
第1号
置農 インフォメーション
7月20日、21日の2日間、全校クラスマッチが開催されました。
天候にも恵まれ、仲間の応援を受けてクラスが1つになった2日間でした。
以下、その成績です。
◇男女バレーボール
第1位 園芸福祉科3年、第2位 生物生産科3年、第3位 食料環境科1年
◇男子サッカー
第1位 食料環境科2年、第2位 生物生産科3年、第3位 食料環境科1年
◇男子バスケットボール
<白熱した試合が多いサッカーでした> 第1位 食料環境科3年、第2位 生物生産科2年、第3位 食料環境科3年
◇女子バスケットボール
第1位 園芸福祉科2年、第2位 園芸福祉科3年、第3位 園芸福祉科3年
◇女子バドミントン
第1位 生物生産科1年、第2位 園芸福祉科2年、第3位 園芸福祉科1年
◇障害物リレー
1年生1位 園芸福祉科、2年生1位 生物生産科、3年生1位 食料環境科
◇長縄跳び
第1位 食料環境科3年、第2位 食料環境科1年、第3位 園芸福祉科1年
◇総 合
<障害物競走、盛り上がりました!>
第1位 生物生産科3年、第2位 園芸福祉科3年、第3位 食料環境科3年
山形県立置賜農業高等学校広報委員会 平成 28 年 8 月発行
999-0121 川西町大字上小松 3723 TEL 0238(42)2101
FAX 0238(42)2103
ホームページ http://www.okitama-ah.ed.jp
メール yokitama @ pref-yamagata.ed.jp
置農イノベーション
校長
佐藤
睦浩
平成28年度も4ヶ月が過ぎました。年度始めから生徒達の活躍ラッシュで、置賜地区高校総体では柔道女子団体・弓道女
子団体・ホッケーと3冠を獲得しました。また、農業クラブ意見発表においても、2人が東北大会に駒を進めるなど、生徒諸
君の頑張りが結果に現れています。そのような中本校では、生物生産科(L科)、園芸福祉科(G科)、食料環境科(E科)の学科体
制になって4年目を迎え、カリキュラム(教育課程と同義)の見直しを行っています。具体的には、平成29年度本校入学生
から、G科では社会福祉基礎〔必修2単位⇒選択3単位〕
、介護福祉基礎〔選択3単位⇒選択4単位〕
、フードデザイン〔選択
3単位⇒必修2単位+選択3単位〕
、こころとからだの理解〔選択2単位⇒0〕
、生活支援技術〔選択2単位⇒0〕として、介護施設との連携を視
野に、食材の生産から調理・介助などに係る基礎的な学習に力を入れる内容とします。一方、E科では食品系統と環境系統の各特徴をより引き出
作物部門
すために食品製造〔必修2単位⇒選択2単位〕
、森林科学〔環境系統選択2⇒食品製造と選択〕
、環境緑化材料〔環境系統選択2⇒微生物利用と選
~田んぼの生き物調査に参加して~
7月10日に、置農作物専攻班の2・3年生で「やまがたおきたま産
直センター」が主催する「田んぼの生き物調査」に参加してきました。
「田んぼの生きもの調査」とは、NPO法人生物多様性農業支援センタ
ーが中心になって進めている全国的な取り組みであり、田んぼの中の科
学的なデータと、泥の中や周辺の生きものを調査することによって田ん
ぼの状態を分析することです。目的としては、置農でも行っている農薬
不使用栽培に役立てたり、小中校生に対しての食農教育、農家発信の消
費者や地域住民との交流イ
ベントを行ったりすること
です。田んぼに生きる生き
ものの数はなんと5668
種と言われています。生徒
達は網を片手に、カエルや
水生昆虫など様々な生きものを一生懸命探していました。また、とても珍しい
巨大なカブトエビなども見ることができました。こうした活動の中で、生徒達
は田んぼは米だけでなく、さまざまな生きものや自然環境を育んでいるのだと
いうことを学びました。今後も是非続けていきたい活動の一つです。
択〕へ変更いたします。これらに生物生産科(この度は教育課程変更無し)を加えると農作物栽培、家畜飼育、食品加工、野菜・草花、介護・福
祉、家庭、測量、農業土木、森林など、生徒ニーズに叶う学びが継続できることになります。 一方、特別な支援を必要とする生徒の複数在籍も
ある状況から、学習指導・生徒指導に特別支援を加えた三本柱を着実に進めるとともに、これまで同様、地域連携・地域貢献に取り組みます。我
々教職員はオールマイティではありませんが、己の得意とするところを最大発揮して、これからもイノベーション(新機軸づくり)に邁進いたし
ます。
平成28年度中学生一日体験入学のご案内
置賜農業高校では、中学3年生とその保護者の皆様を対象に、適正な進路選択に役立ててもらう目的で中学生一日体験
入学を開催しています。内容は、置農に設置されてある3つの学科の学習内容に即して用意された9コースから1つを
選んで授業を体験してもらいます。農業学習の魅力の一端を体験してみてください。また、部活動の体験もできますので
中学3年生の皆さんは、ぜひ参加してください。正式な案内と申込方法は、各中学校へ8月後半にお知らせします。
期
会
3
日程と内容
(1)受 付(生徒昇降口)
8:30 ~
8:50
(2)開校式と学校説明(体育館)
9:00 ~
9:30
(3)体験入学と学校施設・部活動見学
9:40 ~ 12:40 (12:45頃解散)
本校の学科の特色
1 生物生産科・・・農作物や畜産の学習を通して、生命と食、農業経営と関連産業について学びます。
2 園芸福祉科・・・園芸の知識、技術を活用して介護や福祉、その他の対人サービスについて学びます。
3 食料環境科・・・環境や土木工学と食品製造・加工、開発、流通の2つの系統から選択して学びます。
体験コースの内容(この中から1つを選んで体験してもらいます)
1-A(畜産コース):酪農体験をしてみよう!~動物に触れ、いのちの暖かさを感じよう!~
1-B(果樹コース):果実の甘さの秘密を探ろう!~果物の栽培方法と糖度測定。測定結果と食味で違いはあるかな?~
1-C(作物コース):稲刈りに挑戦!~置農の稲作りを知って、稲刈りに挑戦しよう。~
2-A(園芸コース):ガーデニング入門!!~秋から冬に楽しむコンテナガーデンを作ります。~
2-B(福祉コース):「福祉ってなあに・・・」~バースディチェーンで仲良く、ハンドマッサージでリラックス、キャラメル包みでプロっぽく。~
2-C(バイオコース):植物バイオテクノロジーを体験しよう。~無菌培養を体験しよう!!~
2-D(調理コース):カボチャの米粉マドレーヌを作ろう。~置農産のカボチャを使って作ってみよう。~
3-A(測量コース):君も測量士になろう!~トータルステーションと測量の世界~
3-B(環境コース):森をつくろう!~伐木(間伐)にチャレンジしてみよう!~
3-C(加工コース):パンをつくろう!~ふっくらおいしいパンができるかな。~
出た!巨大カブトエビ
出た!巨大カブトエビ
4
「田んぼの生き物調査」に参加して 生物生産科2年 佐藤美寛(米沢四中出身)
今回は天候にも恵まれ、いい風も吹いており、調査がとてもしやすかったです。家や学校の田んぼでは見たこともない
ような生きものに出会えることができ、とても新鮮な気持ちになりました。今回調査した田んぼでは、ヤゴがトンボにな
るのを助けるために、中干しの時期をわざとずらしているということをお聞きし、田んぼの生きものにこれだけ気を遣っ
ているのかと、大変驚きました。調査をしながら、幼い頃に虫やカエルを捕まえていたことを思い出し、とても楽しかっ
たです。機会があれば、ぜひ家や学校の田んぼでも生きもの調査をしてみたいと思いました。
置農祭のご案内
一般公開
今年も10月21日(金)、22日(土)に置農祭を開催します。
10月22日(土)
9:30~13:00
部活動発表、クラス展示、安くておいしい模擬店、置農農産物や加工品の販売等々、
楽しい催し満載です。ぜひおいでください。
5
日
場
平成28年 9月 22日(木
山形県立置賜農業高等学校
秋分の日)
へー、農業高校っていろんな勉強ができるんだ
興味のあるものを選んでみよう !!
1
2
めざせ全国!!
~農業クラブ東北連盟大会~
農業クラブ全国大会大阪大会に向けた山形県大会は全てが終了しました。今年度の結果は下記の通りとなりますが、特に意
見発表会、分類Ⅰに出場した生物生産科3年の島貫新紀さん(川西中出身)と分類Ⅲに出場した食料環境科3年の八巻香澄さ
ん(米沢二中出身)が見事最優秀賞を獲得し、東北大会に出場することが決まりました。東北大会の層は厚く、例年全国大会
でもトップを争う選手が集まる激戦区です。見事勝ち抜き、全国大会に駒を進めてくれるものと期待します。
(担当 石川剛士)
【今年度の結果】
意見発表会 分類Ⅰ
分類Ⅱ
分類Ⅲ
生物生産科3年
生物生産科1年
食料環境科2年
食料環境科3年
<生物生産科3年
平板測量競技会
Aチーム
Bチーム
島貫新紀(川西中出身)
最優秀賞
新野譲(米沢二中出身)
吉水直人(川西中出身)
優秀賞
八巻香澄(米沢二中出身) 最優秀賞
島貫新紀君>
<食料環境科3年 八巻香澄さん>
食料環境科3年<潟湊翔斗(高畠三中出身)、石山稔(沖郷中出身)、竹田陵(沖郷中出身)
、遠藤勇弥(赤湯中出身)>
食料環境科2年<吉水直人(川西中出身)
、目代翔太郞(川西中出身)
、黒澤和生(沖郷中出身)
、近野翔(米沢四中出身)>
インターハイ出場おめでとう!!
~陸上では31年振りの快挙~
第71回東北高等学校総合体育大会陸上競技大会兼秩父宮賜杯第69回全国高等学校陸上競技
対校選手権大会東北地区予選会が6月17日から青森県総合運動公園で行われ、女子やり投げ
において、園芸福祉科3年小川悠が見事6位に入賞し、全国大会への出場を決めました。
雨が降り、コンディションとしては決して良いものではなかったのですが、選手が皆同じ条
件の中、決して冷静さを失わず、よいパフォーマンスを発揮してくれました。同種目では山形
県勢で唯一の入賞となり、7月30日(土)に岡山県で開催される全国大会女子やり投げに出
場します。
陸上競技部としては、31年振りのインターハイ出場となりましたが、これも常日頃から練
習指導に関わってくださる方々、体育文化後援会、同窓会、地域の皆様のご協力、ご支援の賜
物と深く感謝申し上げます。今後とも皆様に素晴らしい報告ができるよう努めてまいりますの
でご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
インターハイに向けてて
園芸福祉科3年陸上部 小川悠(川西中出身)
私の戦いはまだまだこれからです。
私は東北大会で6位に入賞し、全国大会へ出場できると決まった時、とても嬉しかったです。しかし、時間が経つにつれ
て、私の記録で全国に通用するのかという不安と、もっと記録を伸ばさなければいけないという焦りの感情が大きくなって
いきました。ですから、全国大会に出場できたからそれで満足するのではなく、全国大会でも通用するような選手になるの
が今の目標になりました。
初の全国大会では、絶対に緊張すると思うし、不安だと思うけれど、今まで沢山の先生方に教えていただいたことを全部
できれば記録は伸びていくと信じているので、最後まで諦めず全国大会の雰囲気を楽しみながら試合に臨みたいです。ま
た、これまで教えていただいた先生方への感謝、置賜農業高校の代表ということを忘れずに頑張ってきます。
日本一さくらんぼ祭り 高校生スイーツコンテスト
「グランプリ(県知事賞)」受賞おめでとう!
<測量競技会、健闘しました>
家畜審査競技会
乳牛の部
肉牛の部
<家畜審査競技会、本校が運営しました。>
生物生産科3年佐々木理帆(川西中出身)
、寒河江真人(川西中出身)
髙橋真奈美(川西中出身)優秀、髙橋美幸(南原中出身)
生物生産科2年阿部蘭(川西中出身)
、猪野弥希(川西中出身)
、竹田英理嘉(川西中出身)
山口れな(川西中出身)
生物生産科3年島貫新紀(川西中出身)優秀、伊藤虎(小国中出身)
生物生産科2年関もえか(沖郷中出身)
、遠藤奈々美(米沢四中出身)
丹野ほのか(米沢五中出身)
意見発表東北大会を前にして 食料環境科3年 八巻香澄(米沢二中出身)
私は、6月22日に上山明新館高校で開催された意見発表県大会に出場して分類Ⅲで最優秀賞を獲得することができま
した。昨年もいただいた最優秀ですが、3年生になっての受賞は昨年以上にうれしく、「今年こそは全国大会に出場した
い。」という気持ちも強くなっています。
昨年の東北大会は、何を質問されたのかも忘れる程、極度に緊張してしまい、あっという間に発表が終わってしまいま
した。先生には「大変よかった。
」と言っていただいたものの結果は優秀で、一番にはなれませんでした。今年こそは、夏
休みを返上も覚悟して最優秀賞を獲得して、大阪で行われる全国大会に出場したいと思います。
東北大会に向けて 生物生産科3年 島貫新紀(川西中出身)
意見発表会の県大会で、最優秀という輝かしい賞を取れたのは、指導してくださった先生方、皆様の応援があったから
こそだと思います。東北大会では、県大会に向けて支えてくださった皆様の思いに加え、県大会で共に競い合った選手達
の思いを胸に、全力で臨んでいきます。
東北大会は岩手県で行われます。他の選手も県を勝ち抜いた人たちです。しかし、周りの圧に負けず、堂々と冷静に、
むしろ周りを圧倒するつもりで行きたいと思います。そして、上位入賞をめざします。
作品名「赤愛桜ん坊(あかーいさくらんぼう)」
チーム名「ちぇるちぇる」
園芸福祉科3年
秋 里菜さん(米沢五中出身)
田中未来さん(南原中出身)
竹田佳澄さん(赤湯中出身)
小川 悠さん(川西中出身)
第5回日本一さくらんぼ祭り高校生スイーツコンテストにおいて最高賞
のグランプリ(県知事賞)を受賞しました。スイーツは写真のとおり①さくら
んぼの可愛らしさを表現したゼリーです。②ゼリーのほかババロアを入れカ
ップへ斜めに流すことでゼリーと一緒に食べられるよう工夫しました。③シ
ロップ漬けしたさくらん
ぼを上の層に、さらに金粉をトッピングすることで上品に仕上げました。
④カップにQRコードを貼り山形のスイーツや旬の果物を紹介できるよう
考えました。
応募は11校20チームあり一次審査の結果、8チームは6月18日
(土)文翔館にて最終審査に臨みました。秋 里菜さん、竹田佳澄さん、田
中未来さんの三人は開発したスイーツを堂々と発表できました。
各校の発表もレベルが高く、さくらんぼを活かした焼き菓子やケーキな
どアイディアに優れていました。
グランプリを受賞した「赤愛桜ん坊(あかーいさくらんぼう)」は県内の菓子店で
レシピが採用され商品化される予定です。
(担当
遠藤忠樹)