南多摩保健所『難病療養相談会』を開催しました

☆ 南多摩保健所『難病療養相談会』を開催しました
6 月 21 日(火)
、南多摩保健所では、
「脊髄小脳変性症」、
「多系統萎縮症」の患者・家族、地域関係者を対象に
療養相談会を開催し、37 名の参加がありました。
講師に虹が丘リハビリケアセンターの村山竜一先生(理学療法士)を迎え、病気についての説明や療養生活上
の留意点を分かりやすく解説いただきました。
また、体幹がふらつく・転びやすくなる等の症状に伴う生活上の困りごとについて、講師が実際の動きを交え
ながら、ドアの開け方、ベッドの向きやベッドへの移動方法、椅子からの立ち上がり方で工夫するポイント等を
お話しくださいました。さらに、講師が介護者役、職員が患者役となり、介護者に負担が少ない介助方法につい
ても実演していただきました。
講演会終了後は個別相談会を設け、自宅での生活動作や療養環境上の工夫点、自宅で行っているリハビリテー
ションの方法についての患者・家族からの質問に丁寧にアドバイスを頂きました。
患者・家族からは「生活面においての動作など先生が実演され、とてもよくわかった。」
、地域関係者からは「症
状の特徴や療養環境整備の留意点がよくわかり、利用者への伝え方の参考になった。」等の感想が寄せられまし
た。
当保健所では、今後も地域関係者と連携しながら在宅難病患者の療養支援に取り組んでいきます。