参考資料

サービス等利用計画(案)
「上段」
参考資料
◉本人の願いや思いを、できるだけ本人の表現で。そして、支援する関係機関が、例えば本人の
一年後、二年後の生活の様子が、ありありとイメージできるような内容で。
◉生活のしづらさを共有し、できるだけ利用者の表現を前向きに記載。
サービス等利用計画案
◉抽象的な表現は避け、できるだけ前向きな表現で記載。(安定した生活がしたい等は×)
◉本人と家族の意向は区別して、家族の意向に偏らないように記載。
利用者氏名
障害程度区分
相談支援事業者名
◉相談支援専門員は、本人の願う生活がしっかりとイメージできていないと、サービス等調整会
障害福祉サービス受給者証番号
計画作成担当者
議やサービス担当者会議を開催しても、支援側の気持ちや重点の置き方が統一されない。
地域相談支援受給者証番号
計画案作成日
利用者及びその家族の
生活に対する意向
(希望する生活)
モニタリング期間(開始年月)
利用者同意署名欄
◉アセスメントにより抽出した課題を踏まえ、利用者の意向を相談支援専門員の立場から捉えなお
したもの。計画の指針。
◉最終到達すべき方向性。
◉援助の方針は、曖昧でなく、できるだけ明確に。この援助の方針が一致しないと、サービス
提供事業所の個別支援計画もぶれてきてしまう。大切な指針。そして、その為に、どんな目標を
掲げればいいか、具体的に、長期目標、短期目標を設定していく。
◉一方的な援助で終わらずに、そのことで、本人の強みが活かせたり、元気になれるような方針で。
総合的な援助の方針
長期目標
短期目標
◉総合的な援助の方針を踏まえた長期目標の記載。
◉努力目標ではなく、実現に向けた目標。(高すぎもせず、低すぎもしない妥当な目標)
◉本人が希望する生活に近づくための目標。利用者にわかりやすい記載。支援者側の目標にならなように。
◉半年から1年を目途に。
◉総合的な援助の方針を踏まえた短期目標の記載。
◉長期目標実現のための具体的な目標を記載。
◉利用者が見ても何をするか具体的にわかり、目標に対して達成したか判断できる内容、実現可能な内容の記載。
◉サービス事業所の個別支援計画の指標を意識する。
◉モニタリングの期間を視野に入れて、おおむね直近から3カ月、半年を目途に。
サービス等利用計画(案)
「下段」
優先
順位
1
2
3
解決すべき課題
(本人のニーズ)
◉項目に記載できない具体的取組の記載。
◉支援にあたるサービス提供事業所が個別支援計画を作成するにあたり、ポイントとなる点、共有して
おきたいこと、また、特に困難な状況がある場合は、支援方法を統一するための手立てを記歳。(関係
機関の役割、留意事項等)
支援目標
達成
期間
福祉サービス等
種類・内容・量(頻度・期間)
◉利用できるサービスのみならず具体的支援のポイントも記載。
◉フォーマル、インフォーマル両面での記載。
◉本人のやれていること(強み)を活かした計画。
◉できれば、本人の気持ちが動くような、楽しみとなるようなものも考慮する。
◉特定のサービスに偏らない。
◉サービス導入に対する計画性。
達成時期
◉段階的に達成できる時期の記載。
「○月○日」
支援目標
◉解決すべき課題に対し、支援者としての支援目
標として記載。
◉どのような支援が必要か、達成時期との兼ね合
いも見据えて、できるだけ具体的に記載。
課題解決のための
本人の役割
評価
時期
その他留意事項
評価時期
◉設定した達成時期に対する評価時期の記載。
(モニタリング時期が評価時期)「●月●日」
◉サービス利用による生活の変化、安定度を確認。
課題解決のための本人の役割
◉本人が自分のこととして取り組めるよう利用者の発言を引用する等、理解し
やすい言葉で具体的に記載。(専門用語は避ける)
◉本人の強み(ストレングスが)活かせるような、或いは、本人の気持ちが動
くような、エンパワメントを更に伸ばせることが本人の役割として記載。
◉主体的に取り組めるよう配慮。
◉適切なアセスメントにより、利用者の過度な負担を回避。
解決すべき課題(本人のニーズ)
◉利用者の意向、援助方針と連動して記載。
◉サービス利用だけではなく、本人の思いも含めて、実現したいことや解決したいことをできるだけ具体的に記載。
◉本人が「自分のニーズだ」と捉えられるような表現で、専門用語は避け、漠然と抽象的に誰にでもあてはまるよう
な表現は避ける。
優先順位
◉緊急である課題、利用者の動機づけとなる課題、すぐに効果が見込まれる課題、悪循環を作り出す原因となっている課題、医師等の専
門家からの課題等を関連付け、まず取り組むべき課題から優先順位を付ける。「急ぐ⇔急がない」「重い⇔軽い」を考えながら。
◉利用者、家族が優先的に解決したい思う課題や取り組みたいという意欲的な課題から優先するなど、利用者、家族の意向も充分に組み
取って記載。
サービス等利用計画・障害児支援利用計画 案
障害支援区分
利用者氏名
相談支援事業者名
計画作成担当者
障害福祉サービス受給者証番号
地域相談支援受給者証番号
計画案作成日
モニタリング期間(開始年月)
利用者同意署名欄
利用者及びその家族の
生活に対する意向
(希望する生活)
総合的な援助の方針
長期目標
短期目標
優先順
位
解決すべき課題
(本人のニーズ)
支援目標
達成
期間
福祉サービス等
種類・内容・量(頻度・期間)
課題解決のための
本人の役割
評価
時期
その他留意事項
1
2
3
◉支援決定に直結する項目であるため、本人ニーズに対し、解決すべき課題整理、対応できる公的支援、その他の支援を網羅
して検討する。
◉利用者の役割意識を持つ、エンパワメント支援を意識して記載。
◉サービス事業者の個別支援計画の基礎情報を意識して記載。
◉関係機関の役割分担を明確にし、利用者の希望や支援の必要性が理解できるように記載。
◉できる限り利用者も含め客観的に支援の必要性を整理するためサービス等調整会議を開催する。
◉利用者の希望だけに合わせて作成するのではなく、相談支援専門員の見立てや地域評価も含め、利用者の希望を実現するた
めに必要なことを考慮して記載。
「サービス等利用計画」とは、そもそも何か
◎支給決定の根拠(必要な人に必要なサービスが届く)
◎自らの希望する生活をするためにマネジメント手法を活用
して支援する。
◎プランを言語化(文字化)して、目標や目標達成に向けて、
本人や支援者の役割等が理解できる。
自分の希望する生活を言語化するプロセスが大切
本人中心のトータルプラン
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