いま“分断”を乗りこえて ~ヒロシマ・ナガサキ、ミナマタ、福島を絆 げよう~

新潟水俣病シンポジウム
いま“分断”を乗りこえて
つな
~ヒロシマ・ナガサキ、ミナマタ、福島を絆 げよう~
水俣病の被害者・関係者 は、ミナマタと同じことが福島で繰り返されていると受けとめています。
それは国の対応が、いかに被害を小さく見せるか、いかに安く仕上げるかで一貫しており、そのた
めに「線引き」を行っていることにあります。結果として、被害者は “分断”され、コミュニ ティ
が崩壊し、弱い立場に 追い込まれます。
こうしたことは、ヒロシマ・ナガサキにも通じます。今年6月、東京地裁は 認定却下された原告
全員を原爆症と認め、国の棄却処分を取り消しました。71年経って、いまなお原爆症の認定を巡
って裁判が行われています。つまり 、国は、ヒロシマ・ナガサキ、ミナマタ、福島原発事故 を、同
じような手口で幕引きを繰り返して きているのです。
この度のシンポジウムはこうした経過を 直視し、水俣病と原爆症や福島原発事故との共通点や課
題について共有し、連携して 解決につなげていく場となるよう取り組むものです 。ご参加ください。
10月 15日(土)13:30~16:30
コープシティ花園 4階 ガレッソホール (新潟駅直結)
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問題提起
ヒロシマ・ナガサキ、ミナマタ、フクシマ
繰り返される問題構造と解決の糸口
尾崎寛直・東京経済大学准教授
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現地報告
①何故、50年経って名乗り上げたのか
皆川榮一・ノーモア二次原告団長
②診療現場から~第一次・第二次・ノーモア一次・二次各訴訟原告の症状は~
関川智子・沼垂診療所長
③新潟水俣病における国の責任とは
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主
張
中村周而・新潟水俣病弁護団長
原爆症認定訴訟・水俣病国賠訴訟・脱原発訴訟からみえる国の責任
板井優弁護士・玄海原発差止め 訴訟弁護団共同代表
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現地報告
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報告者らによる意見交換
福島はいま
愛澤卓見さん・飯館村 民
主催 新潟水俣病被害者の会・阿賀野患者会・弁護団・共闘会議
連絡先 新潟水俣病共闘会議 TEL025-281-2466