TEL.03-5570-9281 FAX.03-5570-2165 2016.8.29 VOL.1181 変わる TOKYO 地図〈第 75 回〉 武蔵小山駅前通り地区の再開発が始動 ●武蔵小山駅前通り市街地再開発組合に設立認可 ●敷地内に高さ約 145 mの高層ビルが誕生 東京都は、都市再開発法第 11 条第 1 項の規定に基づ き、武蔵小山駅前通り市街地再開発組合の設立を認可し ました。同プロジェクトは、東急目黒線の「武蔵小山」駅に 近接する、住商混在の密集市街地で実施されるものです。 今回は、 〈変わる TOKYO 地図〉 の一環として、この事業に ついて取り上げます。 事業規模についてみてみると、地区内に計画されてい る建築物は地上 41 階・地下 2 階建て、高さ約 145 m、延床 面積約 5 万 3, 87 0㎡。施設用途は住宅 (約 50 0 戸) 、店舗 等、 公益施設、 駐車駐輪場等です。 公共施設等は、区画道路 2 号 (拡幅・幅員 8. 0 m) 、区画 道路 4 号 (拡幅、付替・幅員 8. 0m) 、広場 2 号 (新設・約 250 ㎡) 、広場 3 号 (新設・約 90㎡) 、広場状空地 1 号 (拡大・約 ●多様な魅力を持つ品川区の西の玄関口を目指し 450㎡) 、広場状空地 3 号 (新設・約 280㎡) などが予定され なお、 総事業費は約 321 億円です。 「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」 は、東 ています。 急目黒線「武蔵小山」 駅の東南に広がる約 0. 7ha (品川区小 これまでの経緯と今後の予定については、 山三丁目地内) の地区にて施行される市街地再開発事業で 平成 2 6 年 1 月 武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再 す。細分化されている敷地の統合と、建物の共同化により、 開発事業都市計画決定 土地の高度利用を図り、区画道路や広場などを整備するこ 平成 28 年 4 月 市街地再開発組合設立認可 とで、市街地環境の改善と防災性の向上などを図り、 品川区 平成 28 年 11 月 権利変換計画認可 (予定) の西の玄関口にふさわしい魅力ある駅前の複合市街地の 平成 29 年 3 月に工事に着工し、平成 32 年 6 月に建物が竣 形成を目指します。 工する予定です。 主な事業効果として、 次の 3つが挙げられています。 同プロジェクトについてのお問い合わせは、都市整備 ①東急目黒線「武蔵小山」 駅に近接する利便性の高い立地 局市街地整備部再開発課(03- 532 0- 4 97 9) までお願いし を活かし、 駅前通りに沿って商業施設を配置。 連続した賑わ ます。 いを創出し、商店街の回遊導線の充実を図ります。また、都 市型住宅や地域サービス向上に資する公益施設等を整備 して、多様な用途の集積による魅力ある複合市街地を形成 します。 ②駅からの人の流れを誘引する広場状空地や、敷地周縁部 の歩道状空地、施設内貫通通路等の整備により、回遊性の → 高い地区内の歩行者ネットワークの形成を図ります。 黒 目 至 小山台 ③隣接地区で新設整備される区画道路とともに、駅前通り を拡幅整備することにより、円滑な自動車交通に資する 高校 ループ状の骨格道路の形成を図ります。 駅 山 小 西口 地域の防災機能の向上を目指し、災害時には防災活動の場 蔵 武 計画地 として利用可能な広場を設け、マンホールトイレやかまどベン 東口 チなどが整備されます。また、敷地内に地域センターと連携 線 黒 し、屋内応急活動スペースとして開放可能な集会室や防災用 目 山 小 備蓄倉庫を設置。この場所は、一時避難場所や長期的な周辺 西 武蔵小山 至 ← 在宅被災者に対する支援活動の場として活用されます。 脳にピリッと朝カレー 暦の上では秋となりましたが、まだまだ猛暑が続い チが入って、いわゆる「やる気モード」になるのだと ています。夏バテの予防策のひとつに、きちんと朝 か。また、丁医師によると、カレーを食べることで脳 食を摂ることが挙げられますが、日本薬科大学学長 に酸素が行き渡り血液量が増加するため、集中力が の丁宗鐡(ていむねてつ)医師は、カレーを朝食に 高まりやすいとのこと。カレーには野菜が多く入って 摂る「朝カレー」を推奨しています。カレーには、 いるので、食物繊維も摂取でき、作り置きができる点 交感神経を刺激するスパイスが多く、体内のスイッ も忙しい朝のメニューに取り入れやすそうです。
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