第 2 編 緑の将来像実現のための施策 第 3 章 計画推進の体制及び進行管理 第3章 計画推進及び進行管理 1.計画の推進体制 [1]行政の取組体制の整備 緑の基本計画の施策は、公園の整備から市内の緑化意識の啓発、農地の利用促進や環境学習など 多岐にわたるため、担当部局だけでなく、庁内の関係部局が調整して取り組む必要があります。庁 内での横の連携を図り、定期的に施策の進捗状況を確認することで、総合的に施策を推進していく ことのできる体制づくりに努めます。 時期 都市計画課 施策担当課 計画公表 施策の進捗確認 施策の進捗報告 中間年次 施策・目標の見直し 目標年次 施策・目標の見直し [2]協議会の設置 本計画は 10 年を超える長期的な計画のため、社会情勢やニーズの変化に対応し、適宜見直しを 行っていく必要があります。そうした際、本市の今後の緑の在り方や、施策の実施計画・進捗状況 を評価していくために、学識経験者・ボランティア団体等と協議できる場づくりを検討します。 [3]広聴の機会づくり 都市公園を始めとしたオープンスペース整備等、新規事業を行う際の意見を聞く場の創出、計画 見直し時のアンケート調査、[2]で検討する協議会の開催などにより、市民意見を広聴する機会 をつくります。 −63− 第 2 編 緑の将来像実現のための施策 第 3 章 計画推進の体制及び進行管理 2.計画の進行管理 [1]PDCA サイクルによる進行管理 計画の実現性を確保するため には、実施施策の進捗状況や効果 を点検・評価し、社会情勢や市民 ニーズに合致したものに反映さ Plan Do (計画) (実行) 【緑の基本計画の作成】 【施策の推進・事業の実施】 Action Check (改善) (評価) 【計画の見直し】 【施策の実施内容の調査・点検】 せていく必要があります。そのた め、PDCA サイクルに則り適宜現 況を把握し、計画の見直しを行い ます。 [2]計画の見直し [1]で実施施策や目標数値の設定を変更することが妥当だと判断される場合や、関連計画や法 制度の変更によって調整が必要になった場合、社会情勢の変化などによって新たな課題への対応が 必要になった場合などに、適宜見直しを行います。 −64−
© Copyright 2024 ExpyDoc