校長式辞概要> クラスごとに目標があるように

平成 28 年9月1日
東海市立富木島中学校
第
学
10 号
校 だ よ り
<校長式辞概要>
クラスごとに目標があるように、富木島中学校にも目標があります。次の3つが富木島中学校の
目標です。
◇自ら学ぶ態度をとる。
◇真心を行動で示す。
◇進んで心身を鍛える。
この3つの目標の達成に向けて、頑張る2学期にしてほしいと思います。
◇「自ら学ぶ態度をとる」について
将来どんな職業に就いたとしても、
「自ら学ぼう」とする姿勢はとても大切な
ことです。先輩や上司、社長さんや親方などから指導される(指示される)のをじっと待っている
だけでは、職業人としては不十分です。「見る」「聞く」「気づく」「質問する」「吸収する」「試す」
「考える」「提案する」などの行動や態度が、必要だし、そうすることが自分自身を高めることに
つながります。
◇「真心を行動で示す」について
宮澤章二という詩人は、
「
『思い』は見えないけれど、『思いやり』は見える」と表現しました。
また、ドイツの詩人シラーは、
「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする」と言いました。
「真
心を行動で示す」ことによって、共に生きることに喜びを感じられるようになれるはず。それが、
この目標の目指すところです。
◇「進んで心身を鍛える」について
近い将来、日本は、高齢者(75歳以上の人)の割合が他のどの国よりも高い国となると言われ
ています。すべての人が健康なまま年齢を重ねられればよいのですが、そうはなっていかずに医療
や介護が必要とされるといわれています。だから、消費税の税率を引き上げて、医療や介護を充実
させようということが話題となっています。どんなに年齢を重ねても、精神的にも肉体的にも健康
でいられるように、
「進んで心身を鍛える」ことが、将来の自分のため、将来の社会のために役立
つことにつながります。
自分の未来に繋がる2学期にするために、心がけたいことを発表します。
1年生では、富中フェスティバルに向けて、全力で準備や練習をする先輩に
憧れ、必死に後ろをついていきました。2年生では、中心の学年として、1年
生の時に見た素敵な先輩像を、少しでも表現しようとしました。そして、いよ
いよ3年生の2学期を迎えました。私は、3年生にとって最後となる富中フェ
スティバルを、全員が楽しかったと思えるものにしたいと考えています。その
ために、1番経験を積んでいる3年生が、後輩に同じ目標に向かって進んでい
くという行事に対する姿勢を示し、自分が見た先輩像以上の姿を見せることが大切だと思います。
そして、自分が憧れたように、後輩の目標となる先輩になり、来年やそれ以降も良い伝統が続いて
いくようにします。
行事が終われば、私たち3年生は、勉強にも力を注いでいかなければなりません。私は、夏休み
を利用して、1・2年生の総復習をしました。なので、2学期には復習した内容が定着しているか
どうか確認し、受験校を意識した勉強をしていきたいと思います。
2学期は、3年生にとって進路を決める上でとても大切な時期です。私の将来の夢は、生徒の夢
を叶える手助けのできる教師になることなので、高校、大学への進学が必要となります。だから、
自分の夢を叶えることのできる2学期を自分で作っていきたいと思います。
私は、今年ボランティアリーダーとして、いろいろなボランティアを紹介し
たり、実際に参加をしたりと学校の中心となって活動しています。私は、1学
期から緑のボランティア、児童館祭りなど、8月末までに計 10 回のボランテ
ィアに参加しました。特に印象に残ったのは、上野台公園で行われた盆踊り大
会の準備のボランティアです。朝早く集合し、テントの組み立てやちょうちん
付けなど、お祭りならではのボランティアを経験しました。地域の方からは準
備の方法をていねいに教えていただき、みんなで協力し、段取りよく、和気あ
いあいと準備に取り組むことができました。真夏日で、本当に暑い中での作業
でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。これからも引き続きいろいろなボラン
ティアに参加し、少しでも富木島中学校が地域や社会に貢献できればと思っています。
2学期は、部活動、富中フェスティバルなど、2年生が学校の中心として動く機会が増えていき
ます。3年生の先輩方の活躍を引き継ぎ、2年生が一丸となって学校をひっぱっていけるよう、私
も学校のために何ができるのかを考え、何事にも本気で最後まで責任をもって取り組みたいです。
部活動は、先輩方に教えていただいたことを一つ一つ思い出しながら、1年生のお手本になれる
ように取り組んでいきたいと思います。剣道部として、1勝でも多く勝てるように基本からしっか
りと身に付けていきたいです。また、個人としては、次の試験で初段取得に向けて頑張りたいです。
目標達成に向けて、努力をし続ける2学期となるように心がけていきます。
2学期、力を入れたいことは学習と部活動です。
まず、学習です。1学期の中間テストは中学校初めてのテストということも
あり、力を出すことができました。しかし、期末テストでは、中間テストと比
べて内容が難しくなり、満足いく結果を出すことができない教科がありました。
この反省をふまえて、2学期は、基礎基本を大切にし、予習復習を繰り返し、
どのテストにおいても自分自身が満足する結果を残したいです。
次に、部活動です。僕は、バレーボール部に所属しています。将来はセッタ
ーになりたいと考えています。セッターは、ボールを操る司令塔です。周りを見ることが重要にな
ってくるので、練習では常に周りを見て、一つ一つのプレーを大切にしています。先輩や顧問の先
生が指摘して下さったプレーの改善点があるので、そこを中心に直し、誰よりもうまくなりたいで
す。
もうすぐ、半田祭です。そこで勝てるように、暑い中、先輩たちとがんばってきました。引退さ
れた先輩方が目標としていたベスト4が達成できるように努力し、メンバーに選ばれたいです。
2学期は、学校祭という大きな行事もあるので、前期学級委員としても、司令塔としてクラスに
声をかけ、よい思い出を作りたいです。