資料2 (PDF:131.3KB)

資料 2
空き家等支援施策等(案)
空き家等対 行政として何をやっていくのか、重点的に実施していくものは何か →
策の理念
空き家の除却・利活用の促進を支援し、10-30年後を見据えた、まちづくりを考える
目 標
対象①
対象②
支援策
①空き家資源を利用し、②道路等の都市機能を整備し、③自治会主体のまちづくりを支援する
・今住んでいる人が、安全とくつろぎを感じる「まちづくり」を考える → 空き家利用、跡地利用による「安全・安心・快適なまちづくり」
・まちなかへ移りたい人への「空家資源」の有効活用 → ①既存住宅の賃貸・売買、②跡地を利用した新規住宅の提供を促進する
目 的
狭あい道路等の
整備
A
除却支援
手 法
C
利活用促進
の仕組みづ
くり
支援内容
A-1
建築基準法に基づく
セットバック
4m未満の道路を4mに拡幅
・除却費用補助
・用地は寄附(4m拡幅部)
・道路整備は市で実施
A-2
地区計画に基づく
セットバック
4m以上の道路を地区計画の
道路幅員(5~6m)に拡幅
・除却費用補助
・用地は寄附(4m拡幅部)と買収
・道路整備は市で実施
狭隘道路でない場合に、自治会
A-3
がポケットパーク、防災空地
跡地の公共的活用 空き家を取り壊した跡地
等、公的目的で10年間管理・使
を自治会等が活用
用
A-4
公共事業用地確保 所有者の申出による
用地買収等(寄付)
B
利活用
支援
要 件
一戸建て空家の
利活用
公共事業用地(代替地含む)の用
に供する土地
・用地は10年間無償借地
・除却費用補助
・跡地整備費補助
備 考
・市が、後退道路用地に側溝を整備し、
道路を拡幅する
・他市は除却費用50~250万円
尚、加西市は除却費用100万円
・自治会からの要望で、空き家除却後の跡地
利用を行う
・用地は買収等(寄附)
・寄付時の建物の除却費用は市で ・建物所有者と底地所有者の権利関係や負担
負担
等については要検討
B-1
地域活動拠点、学童保育、自治
自治会等が空き家を公共
会事務所、障害者の作業所など
の福祉やまちづくりに資
公的な目的に使用
する目的で活用
・改修費用補助
・国が公的活用の内容を検討中
自治会やNPOが地域交流拠点
(集会所)として10年以上活用す
ること
・改修費用補助
・事業費1,000万上限(補助額上限500万)
住宅、事務所として10年以上
活用すること
・改修費用補助
・事業費300万上限(補助額上限①市街地
150万、②調整区域100万)
B-2
個人の空き家を活用する
既存制度
・土地所有者が空き家とその跡地を利用促進するため、不動産業・司法書士・建築業等へ協力依頼する。
・借地家屋所有者の除却及び跡地利用促進のために、底地所有者へ協力依頼する。
・空き家等の利活用を推進するため、不動産及び関連事業者への空き家利活用の協力支援等を検討する。
1
空き家等支援施策等(案)
支援策
D
法的支援※
目 的
建物所有者特定
調査等
詳 細
支援内容
備 考
D-1 所有者不明時の特定作業 所有者特定の為の申立費用
証明書発行、閲覧費用、交通費、通信費、委託費
D-2 所有者不存時の処置
相続財産管理人選任の申し立て
簡易裁判所への申立費用
D-3 成年後見人制度の利用の
後見(保佐・補助)の申立費用
支援(既)
申立手数料、登記手数料、診断書料、鑑定費用
※ 誰に支援するのか → 利害関係者
推進策
推進内容
目 的
行政からの広報やメディアによる空家の適正管理と利活用の推進に向けた情報等を提供し意識啓
発を図る。また行政への空き家発生の早期情報提供を図る。
対 象
市 民
行政が地元自治会と共に空き家を公共の福祉やまちづくりに資する目的で活用することを検討す
自治会
E-1
るとともに、発生予防の啓発に取り組む、「空き家の日」を決めて啓発を盛り上げる等
早期発見と対応・利
活用の推進による発 今後全庁での郵送物送付時に空家に関する啓発文書を添付したり、送付封筒等に啓発文書を印刷
生予防
したものを使用するなど、啓発に取り組む。(固定資産税納入通知納付書送付時:神戸、相生、
建物所有者
篠山、丹波、宍粟、朝来市で実施)
E
E-2
市民等に
意識啓発・現状空家 市民・自治会や行政内部からの空き家情報を受け、所有者・管理者に、家財片づけ、不動産業
向けた空家の
の適正管理の促進 者・建設業者等の情報等を提供し、空き家の早期対応する。(死亡届・転出届・施設入所時等にも 今後の空き家所有者
予防・啓発・
対応を検討)
相談等
E-3
空家情報の授受と 所有者への建物の除却、利活用、管理等情報の提供による意識啓発や所有者からの情報・意見を
空き家所有者
相談窓口・自治会・ データ化し所有者との連携関係を築き対策を推進する。
業者の連携を目指し
上記に加えて建物除却後の跡地利活用の支援等の情報提供と相談体制の紹介、底地所有者等と連
た対応
底地所有者
携し空家等対策を推進する。
空き家アンケートの無回答者等を対象とする催促、調査結果の情報提供及び相談体制の紹介を行
うとともに、所有者と連携し空家等対策を推進する。
2
アンケートの
無回答者