2016 年度 第 51 回全日本大学男子ソフトボール

2016 年度
第 51 回全日本大学男子ソフトボール選手権大会 第 4 日
日時:2016/8/29(月)12:03〜
会場:知覧平和公園多目的広場 A 会場
決勝
国士館大学
0000302000
5
環太平洋大学
0 0 0 1 3 1 0 0 0 1× 6 (延長 10 回タイブレイク)
国:池田(5 回)星野(1 回)池田(3 回 2/3) ー 服部
環:先村(5 回)児玉(2 回)先村(3 回) ー 山内
本塁打:浜本、小見山(以上環)
三塁打:山内(環) 横山②(国)
二塁打:山内、宇根、細川(以上環) 後藤、八角(以上国)
戦評
環太平洋大学の攻撃は 4 回、この回先頭の 4 番谷本が四球で出塁し 5 番山内が 2-1 からの
ライズボールを上手く上から叩きレフトオーバーの先制タイムリーツーベースヒットで谷
本が生還した。しかしその裏の 5 回表に国士舘、後藤に右中間を破られ無死 2 塁のピンチ。
8.9 番を連続三振に切ったが続く1番を四球で歩かせ 2 死 1.2 塁、続く2番横山に右中間
を破られ 2 者生還し逆転。続く3番八角にもライト前にタイムリーを浴び 1-3 リードを許
す。2 点を追いかける環太平洋大学はその裏 1 死から1番宇根がライトオーバーのエンタイ
トルツーベースヒット、続く2番浜本が 2-0 から右中間スタンドへ同点となるツーランホ
ームランをたたき込みすぐさま追いついた。2 死となったが 4 番谷本が四球で出塁し 2 死 2
塁から 5 番山内が 2-0 からレフトオーバーのタイムリースリーベースヒットで逆転に成功。
続く 6 回裏の攻撃は 1 死から代打の小見山。相手投手もこの回より星野にスイッチし最速
123 キロの好投手との対戦となった。小見山は 1-2 と追い込まれながらもファールで粘った
7 球目を右中間スタンドへ代打ホームランをたたき込み 5-3 とリードを広げた。6 回先村か
ら児玉に継投し緩急自在の投球で 2 三振を奪う好投。しかし、さすが東日本インカレの覇
者、国士舘大学。迎えた 7 回表に先頭にライト前ヒット、後続 2 人を内野ゴロ2つで 2 死
1 塁として残り後1つのアウトとなったが、2 番横山に 2-0 から右中間へ 2 打席連続となる
タイムリースリーベースヒットを打たれ 5-4 と 1 点差。続く 3 番八角を 2-2 と追い込みな
がらも右中間を破られ同点となるタイムリーツーベースで 5-5 に追いつかれタイブレイク
に突入。
8 回からは再び先村にスイッチしランナー2 塁から始まるタイブレイクがスタート。8.9 回
で 4 三振を奪い進塁すら許さない好投で打線の反撃を待つ展開。7 回から国士舘大学も先発
の池田が再びマウンドへ。8 回環太平洋大学もランナーを進められず 9 回の攻撃は 2 塁ラ
ンナー尾本、9 番山本がバントで送りサヨナラのチャンス。国士舘は宇根との勝負を避けて
宇根、浜本を故意四球で満塁策を取り 1 死満塁とサヨナラのチャンスで中軸の 3 番井上、4
番谷本を迎える。しかし、好投手池田の前に 2 者連続三振を喫し無得点。10 回表国士館大
学の攻撃は好打者の 2 番横山から。しかし先村が 2 番横山、3 番八角を打ち取り、その後失
策が絡み 2 死 1.3 塁のピンチとなったが 5 番を三振に切って取り点を与えない好投。10 回
裏この回 5 番山内、6 番三谷もランナーを進められず 2 死 2 塁。しかし、7 番細川が初球を
捉え左中間へタイムリーツーベースヒットでセカンドランナーの谷本がサヨナラのホーム
を踏み 3 時間 30 分の激闘を制し 6 年ぶり 2 度目の優勝を果たした。先発の先村は初回に 2
者連続の四球でピンチを作り、2 死からセンター前ヒットを許したがセンター尾本の好返球
でホームタッチアウトと苦しい立ち上がりで児玉にスイッチし再出場したのが、終わって
みれば 11 奪三振を奪う好投で勝利に貢献した。打線も国士館大学の好投手池田、星野の前
に 14 個の三振を奪われ苦しい戦いとなったが持ち前の長打力で優勝を勝ち取った。
1 回戦からはキャプテン井上と中軸の活躍でチームを牽引し、準決勝岡山大学戦、決勝国士
館大学戦では下位打線や控え選手の活躍により勝利を勝ち取ることが出来ました。記念大
会で優勝という快挙を達成し本年度はチャンピオンエンブレムの贈呈を受けました。