仕 様 書(案) 1.事業名 平成28年度ビジット・ジャパン地方連携事業 「北陸新幹線沿線プロモーション事業(WTM LONDON 2016 出展)」 2.事業目的 国土交通省及び観光庁では、訪日外国人旅行者数を2020年に4000万人とするとの政府目標達成 に向けて、重点市場を対象に我が国の観光魅力を発信するとともに、日本への魅力的な旅行商品 造成等を支援する訪日旅行促進事業としてビジット・ジャパン事業を展開している。 北陸信越運輸局でも、自治体及び観光関係団体等と連携し、北陸信越地域のプロモーションを 進めている。 現在、英国をはじめとする欧州地域からは、JRパスを利用する個人旅行者を中心に訪日者数が 増加しており、今後も引き続き訪日観光客の増加が見込まれる。 本事業は、欧州における旅行業界向けの世界的な旅行博(WTM)に出展し、英国をはじめとす る欧州の旅行関係者に対し、平成27(2015)年3月の北陸新幹線開業による首都圏からの至 便性の向上と沿線である富山県、石川県、福井県、岐阜県、滋賀県(以下「沿線5県」という)の 優れた観光資源をPRすることにより、沿線地域の認知度向上と誘客を図ることを目的とする。 3.対象地域 英国 4.事業内容:WTM LONDON 2016 出展 [名 称]: WTM LONDON 2016 [開催期間]: 2016年11月7日~11月9日 3日間 [会 場]: ExCeL London 【委託業務の概要】 ① ブース出展、運営及び装飾の企画・実施 ・出展にあたっては、ビジット・ジャパン本部事業と連携を図り、ジャパンパビリオン内 に設置されるパッケージブースのうち2小間を使用すること。なお、ブースレイアウト は商談テーブル形式を予定している。 ・出展費用は事業費見積りに含めること。(出展申し込みは国及び連携先にて実施する。) ・装飾については、北陸新幹線と沿線地域の魅力を表現し、「新たなゴールデンルート」 をPRする内容とすること。 ・企画の提案に当たっては、具体的な資料を添付すること。 ・運営にあたり、実施状況の確認を行うこと。 ②必要な備品の手配等 ・パンフレット等を配架するラックや映像機器等の必要なレンタル備品の手配を行うこと。 ③ブースの設置、運営、撤去及び関係者との調整等 ④通訳の手配(英語/日本語) ・旅行フェア期間中 各日3名 ⑤観光パンフレット等の海外輸送のとりまとめ及び手配 ・来場者向けパンフレット等は事業全体で900kg程度の量を想定しておくこと。 ⑥来場者へのアンケートの企画、実施、結果の集計・分析、翻訳 ・アンケートの内容については、今後の連携先地域を中心とする訪日旅行の増加に向けた 検討材料となるようなものとすること。 ・アンケート調査は、出展期間の各日100件ずつ(3日間で300件)以上のサンプルを取得 すること。調査員について十分な人員を確保すること。 ・アンケート作成の際は、日本語で原稿作成し、運輸局及び連携先の確認を受けた後、英 語で作成のこと。(翻訳にあたっては、ネイティブチェックを受けること。) ⑦アンケート回答者用ノベルティグッズの手配 ・企画書には、ノベルティグッズの図または写真も含めて提案すること。 ⑧出展に係る実施記録(必ずしも本邦からの渡航を要せず、現地協力会社を可とする) ⑨WTM開催翌日の主要旅行会社訪問の手配 ・訪問先旅行会社の選定及びアポイントメント調整(4社程度×2班) ・移動手段の確保 ・英語の通訳2名の手配 5.事業の進め方 この事業の実施については、VJ地方連携事業として、沿線 5 県並びにJR東日本及びJR西日 本と連携して実施するものである。 事業の実施にあたっては、北陸信越運輸局観光部国際観光課及び福井県観光営業部広域誘客課と 密接な連携を保ちつつ作業を進めるものとし、事業の進め方等について、調整や疑義が生じた場合 には、その都度、十分に協議をしたうえで実施していくものとする。 6.事業報告書の提出 事業が完了したときは、下記事項についての事業報告書を8部作成し、8.の履行期限までに、 北陸信越運輸局観光部国際観光課及び沿線 5 県、JR東日本及びJR西日本にそれぞれ提出するも のとする。 ①事業名及び事業概要 ②旅行博の概要、出展ブース数、総来場者数 ③出展ブースの装飾状況と画像 ④出展ブース訪問者数 ⑤アンケート集約数、集計結果、分析結果等 ⑥その他監督職員が指示したもの 7.事業費の分担方法 事業に要する経費の分担方法は、北陸信越運輸局及び各連携先が、経費項目に基づき分担するも のとする。 8.履行期限 平成 28 年 12 月 22 日(木)まで 9.本事業の期待する効果 (1)ブース来場者数 3,000名 (2)アンケート取得数 各日100枚(名)×3日=300枚 10.その他 (1)本事業に関する事項について、機密を厳守し、無断で他に漏らしたり、利用してはならな い。 (2)事業履行の成果について生じた著作権、内容に関する著作権は、第三者から利用許諾を受 けて使用するものを除き、北陸信越運輸局に帰属するものとする。 (3)請負者は、著作権、特許権、その他日本国又は外国の法令に基づき保護される第三者の権 利の対象となっているものを使用する場合、その使用に関する一切の責任を負わなければな らない。 (4)請負者は事業を履行するにあたり、第三者に損害を与えたときは、その損害の賠償を行う ものとする。 (5)その他、疑義が生じた場合は監督職員と協議するものとする。 11.監督職員 北陸信越運輸局観光部国際観光課 専門官 森田 誠
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