CKIO 配線について [基板設計時の注意事項] (1)トポロジ : 分岐点が多い

CKIO 配線について
[基板設計時の注意事項]
(1)トポロジ : 分岐点が多い場合、各分岐点及び終端での反射波を考慮する必要がある。
→ CKIO の配線パターンを一筆書きの配線にせずにスター型の配線にする。
また、配線長に関して、等長配線を行う。また、配線長は 50mm 程度に抑える事を推奨します。
→ 反射波のタイミングがほぼ同じにそろえる事が出来るため、基板設計時に考慮すべき項目を減らすこと
が出来ます。
(2)多重反射を抑制する。 : 一般に波形の歪みを抑制する場合、線路の送端、終端、分岐点でインピーダンス整合を取り、
信号の多重反射を抑制する必要があります。例えば、SH-4 の出力インピーダンス(参考値:立ち
上がり時 30Ω)に分岐点までの線路の特性インピーダンスを整合させて、送端での反射を抑えて、
多重反射を低減する方法が考えられます。
(3)波形の歪みの防止 : 負荷容量増加による CKIO クロック波形の歪みを防止するため、CKIO の総負荷容量は 50pF
以下に抑えることを推奨致します。ボードの配線容量を含んだ CKIO 出力の総負荷容量が 50pF
を越える場合には、タイミング調整が必要なデバイスを CKIO に直結し、タイミング調整が厳しくな
いデバイスは CKIO 出力をバッファで受ける等して CKIO 出力の総負荷容量を減らしてください。