大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ) 山梨市三富上釜口にある大嶽山那賀都神社。急峻な山に囲まれたこの神社は、山岳信仰の祖とし て伝わる役行者小角(えんのぎょうじゃおずみ)が修験道場として開山したのが始まりと言われて おり、その歴史は 1300 年以上。名の由来は、この場所が昼夜鳴動し続けていたことから、 「大嶽山 鳴渡(なると)ヶ崎」と呼ばれたことが現在の那賀都の由来とされています。 ふもとから社殿までの参道は徒歩で約 20 分。山々の木々が広がる道中では、川のせせらぎや鳥の さえずりが響き渡り、社殿へ向かう参拝者の精神を整えてくれます。 ここに祀られているのは三柱の神。主神に祀る大山祇神(おおやまづみのかみ)は、開運福徳の 神、雷神(いかづちのかみ)は雨水を司り、高神(たかおかみのかみ)は司水・薬仙の神と崇め、 五穀豊穣・病気平癒の神徳が高く、総じて家内安全・商売繁盛・病気平癒・方位厄除開運・学業成 就・願望成就・交通安全等を願う人々が多いとされています。 最近では子宝成就の神社として、ブログや掲示板で話題を集めており、国内だけでなく、ベルギ ーやアメリカなど海外からも参拝に訪れます。この神社の標高における気圧は母胎と同じ気圧とさ れ、このことも人々をリラックスさせ、子宝へと結びつけているのかもしれません。御祈祷をご希 望される方は事前にご連絡をお勧めします。
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