定期借地とリース 効果的に

入の特約を付す建物譲渡特約
付き借地権︵ 年以上︶に分
類される。
したK社は一般定期借地権を
当社が事業推進をサポート
自社の土地に賃貸不動産を
利用して旧本社ビルを介護付
き有料老人ホームに建て替え
建築する、いわゆる有効活用
には、様々な事業方式がある。
土地所有者が借入金等で建物
を建築する﹁自己建築方式﹂、
テナントが建築費を供出する
﹁建設協力金方式﹂、デベロ
年以上、更
年未満、更地
返還︶、期間満了後に建物購
権︵ 年以上
に利用される事業用定期借地
地返還︶、店舗や事業所など
般定期借地権︵
ンション等にも利用される一
権だ。定期借地権は、分譲マ
利用されているのが定期借地
借地権方式の中でも、広く
得る﹁借地権方式﹂等である。
建物賃料ではなく地代収入を
そして、土地を貸すことで、
方式﹂や﹁共同ビル方式﹂、
ッパーと連携する﹁等価交換
不動産活用の要点 ルティング部 品川太久磨︶
︵日本土地建物CREコンサ
業手法である。
極め、効果的に利用したい事
リスクとリターンを的確に見
だ。物件の立地特性や、事業
ため、相続対策としても有効
また、土地の評価額が下がる
常に安全なスキームである。
め、土地所有者にとっては非
リスク等を借地人が負うた
返済リスク、テナントの退去
かし、建築リスクや借入金の
的にはリターンが小さい。し
う他の方式と比べると、一般
借地権方式は建物投資を伴
早期安定を図ったのである。
を軽減し、老人ホーム事業の
ことで、運営会社の初期投資
営会社を建物テナントとする
所有を任せ、老人ホームの運
を借地人として建物の建築と
ポイントだった。リース会社
リース会社の活用も大きな
式に転換した。
め、安全性を考慮し借地権方
れが膨らむことが分かったた
りも建築費が上昇して借り入
人件費高騰の影響から想定よ
築も計画したが、資材価格や
た。当初はK社による自己建
定期借地とリース 効果的に