春日部市市民課モニターディスプレイ及び番号案内表示システム事業等

春日部市市民課モニターディスプレイ及び番号案内表示システム事業等協定書(案)
春日部市(以下「甲」という。
)と●●●●●●(以下「乙」という。
)は、市役所(春日
部市役所本庁舎1階市民課待合スペース内、庄和総合支所1階市民窓口課待合スペース内
及び武里出張所をいう。以下同じ。
)でのモニターディスプレイ及び番号案内表示システム
一式の運用に必要な関連機器(以下「システム等」という。
)の設置、保守点検、修理等(以
下「設置等」という。
)に関して次のとおり協定を締結する。
(目的)
第1条 本協定は、市役所において乙がシステム等の設置等についての取扱いを定めるこ
とを目的とする。
(設置場所)
第2条 乙がシステム等を設置等できる場所は、甲が指定する場所とする。
(事業計画の策定及び協議)
第3条 乙はシステム等の仕様、施工管理方法、実施体制、スケジュール、広告放映料等
に関する事項についてあらかじめ甲と協議し、当該事項を記載した事業計画書を
甲に提出しなければならない。なお、乙は事業計画を大幅に変更する場合は、事
前に甲と協議しその承認を得なければならない。
(所有権)
第4条 システム等の所有権は、乙が有する。
(広告放映料)
第5条 乙は、システム等のうち、広告表示部分が有する広告価値を最大限利用する対価
として、次項に定める広告放映料を、甲に支払うものとする。
2
前項の広告放映料は、春日部市役所本庁舎にあっては金●●●●●円/月(税込)
、
庄和総合支所にあっては金●●●●●円/月(税込)
、武里出張所にあっては金●
●●●●円/月(税込)とする。
3
支払い時期及び支払い方法については、乙は甲に対し、1年分の広告放映料を一
括して各年1月31日までに前払いするものとし、甲の発行する納入通知書によ
り納付しなければならない。なお、消費税額の税率が変更された場合は、これに
従うこと。
(設置等)
第6条 システム等の設置等や広告等の表示にかかる作業は、乙がその責任と負担により
行う。
2
乙は、システム等の設置にあたっては、市役所の維持管理及び災害時の避難誘導
に支障とならない場所及び構造とするよう配慮しなければならない。
3
乙は、システム等の落下、破損等により、市役所来庁者等に危険を生じさせるこ
とのないようにしなければならない。
4
甲は、乙に対して、前2項の留意事項についての助言及び指導を行うことができ、
乙は当該助言及び指導に従わなくてはならない。なお、当該助言及び指導に従う
ことによって生じる経費は、乙が負担する。
5
システム等の設置等や広告の表示にかかる作業は、甲乙協議のうえ、甲が指定す
る日時に行うものとする。
6
庁舎のレイアウト変更、組織機構の見直し、社会情勢等によりシステム等の設置
場所に変更の必要性が生じた場合は、乙は甲と調整のうえ、乙の負担により設置
場所の変更を行うものとする。
7
乙は、広告放映料とは別に、春日部市行政財産の使用料に関する条例(平成17
年条例第79号)及び春日部市行政財産使用規則(平成17年規則第133号)
に基づき、モニターディスプレイにかかる電気料等(実費相当額として市の定め
る額)について、甲が発行する納入通知書により支払うものとする。
(業務の委託)
第7条 乙は、乙の責任において、設置等の業務を実施することが適切な第三者に委託を
することができる。
(システム等の一時停止)
第8条 甲は、火災、天災等の緊急時における避難放送及び通常業務に著しい支障が生じ
た場合その他やむを得ない理由がある場合は、甲の判断によりシステム等を一時
停止することができる。
2
前項の規定により一時停止した場合は、甲は速やかに乙に通報するものとする。
(システム等の破損等の対応)
第9条 乙は、システム等が事故、経年劣化、自然災害等により毀損又は汚損したときは、
速やかに復旧等の最適な措置を取らなければならない。また、番号案内表示シス
テムに必要な消耗器材が消耗した場合は、甲からの求めに応じて補充しなければ
ならない。なお、当該費用は、甲の責に帰すべき場合を除き、乙の負担により行
う。
2
番号案内表示モニターに故障が発生した場合は、復旧までの期間、モニターディ
スプレイを交付呼出大型モニターとして使用できる。
3
甲は、システム等の毀損又は汚損等を発見した場合は、速やかに乙に通報しなけ
ればならない。
(乙と広告主との契約)
第10条 乙は、広告の表示にあたり、広告主との間で広告の表示に関する契約を締結し
なければならない。
(広告主呼び広告内容の審査)
第11条 乙は、システム等により広告を表示する広告主の選定及び広告の内容について、
春日部市広告掲載要綱(以下「要綱」という。
)及び春日部市テレビモニター広告
掲載基準(以下「掲載基準」という。
)を遵守するとともに、事前に甲の審査を受
け、その承認を得たものでなければ表示することができない。
2
乙は、前項に規定する審査を受けるため、表示する広告等は記録媒体に保存して
甲の指定する日までに甲に提出するものとする。
3
甲及び乙は、広告主及び広告内容について公共性、美観、及び市役所利用者への
影響に配慮しなければならない。
(広告内容の修正)
第12条 甲は、広告主及び広告の内容が要綱及び掲載基準に違反しているとき又は市役
所に掲出する広告としてふさわしくないと甲が合理的な理由により判断したとき
は、いつでも、乙に対して広告の内容等の修正を求めることができ、この場合、
乙はこれに従い修正を行わなくてはならない。
2
前項の修正がなされない間は、当該広告をシステム等に表示することができない。
3
第1項の修正にかかる費用は、乙が負担する。
(広告内容の変更)
第13条 乙は、自己又は広告主の都合により広告の内容を変更するときは、事前に甲と
協議をし、その審査及び承認を得るものとする。
(広告内容についての責任)
第14条 乙は、広告の内容について次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1) 広告内容に関する一切の責任は乙が負うものとし、甲は一切の責任及び負担を
負わないものとする。
(2) 広告内容が第三者の権利を侵害するものではないこと及び広告内容にかかる財
産権の全てにつき合理的な権利処理が完了していることについて保証する。
(3) 甲に対して第三者から広告に関連して損害を被ったという請求がなされた場合
は、乙の責任及び負担において解決するものとし、甲は責任及び負担を追わない
ものとする。
(広告の一時削除)
第15条 甲は、次の各号に該当する場合は、その問題が解決されるまでの間、乙に広告
の一時削除を指示することができ、乙はこの指示に従わなければならない。
(1) 甲の指定する期日までに、広告放映料の納付がないとき。
(2) 乙が、法令又は本協定に違反したとき。
(3) 広告主又は広告内容が要綱及び掲載基準に違反したとき。
(4) 第6条第4項による甲の助言及び指導に乙が従わないとき又は第12条第1項
による広告内容の修正を乙が行わないとき。
(5) その他、広告の表示を継続することが社会通念上不適切であると認められる合
理的な理由があると甲が判断したとき。
2
前項の一時撤去の理由となった問題が解消されたと甲が認めるときは、乙は広告
の表示を再開することができる。
3
第1項の一時削除及び前項の再開にかかる費用は乙が負担する。
4
第1項の指示があったにもかかわらず、一時削除に必要な相当期間内に乙が広告
の削除を行わないときは、甲は乙の承諾を得ることなく当該広告を自ら一時削除
することができ、これに要した費用は乙が負担するとともに、甲は一時削除によ
って生じた損害の賠償を行わないものとする。
(甲の解除権)
第16条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当したと認めるときは、書面により乙に通
告したうえ、本協定を解除できる。
(1) 法令違反又は正当な理由なく本協定に違反したとき。
(2) 本協定の内容の履行に関し、乙又はその代理人もしくは使用人等の関係者に著
しく不正、不誠実な行為、社会的信用失墜行為等があったとき。
(3) 乙が、破産手続開始の申立て、更生手続開始の申立て、租税滞納処分等、その
経営状態が著しく不健全となり、又はそのおそれがあると認められる相当な理由
があったとき。
(4) 次条の規定によらないで、乙が本協定の解除を申し出たときで、甲が本協定の
解除が相当であると認めるとき。
2
甲は、前項各号に掲げる場合のほか、行政目的等により、やむを得ず本協定を解
除する必要があるときは、乙との協議により本協定を解除することができる。
3
この条の規定により本協定が解除された場合で、乙の責に帰すべき事由がある場
合は、甲は納付済広告料を違約金とし、乙に返還しない。
4
前項の違約金は、損害賠償の予定とせず、又はその一部としない。
(乙の解除権)
第17条 乙は、甲が次の各号のいずれかに該当したと認めるときは、書面により甲に通
告したうえ、本協定を解除できる。
(1) 甲が正当な理由なく本協定に違反したとき。
(2) 本協定の履行に関し、甲に著しく不正又は不誠実な行為があったとき。
(解除に伴う撤去)
第18条 乙は、本協定が解除されたときは、自己の責任と負担により遅滞なくシステム
等の撤去を行わなければならない。
(一時削除又は解除に伴う広告主への補償等)
第19条 乙は、第15条から第18条までの規定に基づく一時削除又は解除が行われた
場合に、広告主に対して損害の補償等を行う必要が生じたときは、自己の責任と
負担において解決するものとする。
2
乙は、前項の解決にかかった費用を甲に請求しない。
(損害賠償)
第20条 乙は、第6条第4項による助言及び指導に従った場合、第9条第2項により広
告の表示ができなかった場合、第12条第1項により修正を行った場合、第15
条による一時削除がなされた場合、第16条による解除がなされた場合は、甲に
対し損害の賠償を請求しない。
2
天災等の不可抗力、システム等の故障等の甲の責に帰さない事由により広告の表
示がされなかった場合は、乙は甲に対し損害の賠償を求めない。
3
甲は、本協定の履行に関して、乙の責に帰すべき事由により損害を受けたときは、
その損害の賠償を請求できる。
4
前項に規定する損害賠償の額は、甲乙協議のうえ定めるものとする。ただし、間
接損害、予見の有無にかかわらず特別な事情によって生じた損害及び逸失利益に
ついてはこの限りではない。
(第三者に生じた損害、紛争)
第21条 本協定の履行によって第三者に生じた損害及び第三者との間に生じた紛争に関
しては、次の各号に掲げるとおりとする。
(1) 当該損害及び紛争が甲の責に帰すべき事由により生じたときは、甲が自らの責
任と負担をもって解決する。
(2) 当該損害及び紛争が乙の責に帰すべき事由により生じたときは、乙が自らの責
任と負担をもって解決する。
2
前項に掲げる場合のほか、本協定の履行について第三者との間で生じた損害及び
紛争等については、甲乙協議のうえ、その責任に応じてその処理解決にあたるも
のとする。
(原状回復)
第22条 乙は、本協定が解除又は本協定の有効期間の満了等により終了した場合は、速
やかに自己の責任と負担により原状回復をしなければならない。
(著作権等)
第23条 乙は本協定の履行に際して、著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権そ
の他法令等に基づき保護される第三者の権利の対象となっている材料、履行方法
等を利用するときは、その使用に関する一切の責任を負わなければならない。
2
甲が、広告映像が表示されているシステム等の写真又は画像データを、事業の紹
介等の行政目的のために甲が作成又は関与する印刷物又はホームページ等に掲載
する場合は、乙はその掲載を許諾するとともに、広告主からの許諾が必要なとき
は速やかにこれを得なければならない。ただし、広告主又は第三者の権利を侵害
する又はそのおそれがある場合は、この限りではない。
(権利義務の譲渡等の制限)
第24条 乙はこの協定から生じる一切の権利又は義務の全部もしくは一部を第三者に譲
渡、継承、担保提供してはならない。ただし、あらかじめ甲の書面による承諾を
得た場合は、この限りではない。
(疑義の解釈等)
第25条 本協定に定めのない事項又は本協定に関して疑義が生じたときは、甲乙協議の
うえ、これを定めるものとする。
(有効期間)
第26条 本協定の有効期間は、本協定の締結日から平成32年12月31日までとする。
ただし、甲又は乙のいずれかにより、期間満了前の3か月前までに書面による申
出がない限り、満了日の翌日から自動的に1年間更新するものとし、以後この例
によるものとする。
2
広告の掲載可能期間は平成29年1月4日(水)から平成32年12月27日(金)
までとする。
本協定を証するため本書2通を作成し、各々記名押印のうえ、各自1通を保有する。
平成28年●月●日
埼玉県春日部市中央六丁目2番地
甲
春日部市
春日部市長 石川 良三
乙