(H28.08.現在) 告示改正により、H28 基準の計算方法が示されましたが、経過措置としてH29 年 3 月 31 日までは、従前の 例(H25 基準)によることもできるため、H25 基準・H28 基準どちらの計算方法でも届出することができます。 ■H25 基準からH28 基準の変更点 1.適合判断について(共同住宅等) ☆H25 基準☆ ・各住戸の外皮性能についてUAの適合 ・届出対象建築物における一次エネルギー消費量について 各住戸の一次エネルギー消費量の適合かつ住棟全体の一次エネルギー消費量の適合 ☆H28 基準☆ ・各住戸の外皮性能についてUAの適合 ・届出対象建築物における一次エネルギー消費量について 住棟全体の一次エネルギー消費量の適合(各住戸の一次エネルギー消費量の適否は問わない) 2.外皮の計算方法 建築研究所の技術情報(2.1 主な変更点) ・RCの熱橋の拾い方の変更(上下階の熱橋は各住戸で按分へ変更) H25 基準 H28 基準 3.使用するプログラム <住戸の一次エネルギー消費量の評価> H25 基準は 住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム Ver. 1.15.3 を使用 H28 基準は 住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム Ver. 2.0 以降を使用 <共用部の一次エネルギー消費量の評価> H25 基準は PAL*・一次エネルギー消費量算定プログラム Ver. 1.12.1 を使用 H28 基準は エネルギー消費性能計算プログラム (非住宅版) Ver. 2.0 以降を使用 ●H25 基準・H28 基準どちらの基準で評価する場合でも、外皮の評価方法、住戸の一次エネルギー消費量算定 プログラム、共用部の一次エネルギー消費量算定プログラムをそれぞれの基準で統一してください。 (H28 基準であれば、外皮・一次エネの計算をH28 基準で統一し、H25 基準とH28 基準が混ざらないよう にする。 )H25 基準、H28 基準が統一されていない場合、計算のやり直しが必要となります。 ●H28 基準の住戸の一次エネプログラムの外皮の入力は、H25 基準と変わっています。 ① ② ③ ※ ※ 暖房期平均日射熱取得率(ηAH)は、暖房機 の日射熱取得量(mH)を外皮面積の合計で除 ③ ① した値で、下式によって求められます。 = 3.7 × 238.22 100 = 1.5531 ⋯=1.5 計算した結果は、小数点第 2 位以下を切り捨 て、小数点以下 1 桁で入力。 ※ ② ●H28 基準出力様式 省エネの届出の場合、出力様式は 上から2つ目の 「建築物エネルギー消費性能基準 (PDF) (H28 年 4 月以降)」 を選択してください。
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