平成28年度経済金融活性化特区利活用促進事業委託業務 企画提案仕様書 1 委託業務名 平成28年度経済金融活性化特区利活用促進事業委託業務 2 委託業務期間 契約締結の日から平成29年3月17日まで 3 委託業務の目的 本業務は、国内外の金融関連企業、ベンチャー企業、投資家等に対して経済金融活性 化特別地区における事業展開のメリットや魅力をPRすることにより、当該特別地区に おける金融関連産業の集積及び金融ビジネスの活性化を図り、沖縄県の産業振興に資す ることを目的とする。 4 委託業務の内容について (1) 国内外におけるPRセミナーの実施 ア 国内(東京、大阪等)で1箇所以上、国外(香港、シンガポール等)で1箇所以 上開催すること。 イ 参加者数は、1回あたり国内70名以上、国外50名以上を見込むこと。 ウ 委託業務の目的を達成するため、効果的な日時及び場所を提案し、沖縄県と協議 の上、決定すること。 エ 主なテーマは、次のとおりとする。 (ア) 沖縄県の投資環境について (イ) 経済金融活性化特別地区のビジネス環境や制度内容について (ウ) 経済金融活性化特別地区における金融機能の充実に向けた取組について オ これまでの開催場所、参加者数実績(参考) (ア) 平成27年度:東京都72名、台湾(台北)67名 (イ) 平成26年度:東京都103名、台湾(台北)75名、シンガポール25名 (ウ) 平成25年度:東京都85名、北海道20名、愛知県10名、大阪府31名 韓国(ソウル)27名、台湾(台北)118名 (エ) 平成24年度:東京都115名、大阪府67名、福岡県39名 台湾(台北)52名、タイ(バンコク)38名、シンガポール39名 (2) 国内外企業へのニーズ調査 ア 国内外企業を対象に経済金融活性化特別地区の制度内容や、同特別地区への立地 及び投資等に関するニーズ調査(アンケート)を行う。 イ 調査結果を分析すること。 ウ PRセミナーの参加企業等を含め100社以上へのニーズ調査を見込むこと。 エ アンケートの内容については、アンケート実施前に沖縄県へ提案すること。内容 については、協議のうえ、沖縄県で決定する。 (3) 国内外企業訪問サポート ア 沖縄県職員が国内外の金融関連企業等を訪問する際の事前調整や訪問時のサポー - 1 - ト(通訳・翻訳含む)を行う。 イ 20社程度の訪問を見込むこと。 (4) 経済金融活性化特別地区制度の周知活動 経済金融活性化特別地区における金融関連産業の集積及び金融ビジネスの活性化を 図ることができる効果的な広報を行うこととする。 (5) 報告書など成果物等の作成・提出 業務の実施に伴う効果及び成果について検証し、課題を含めたレポートを含む実績 報告書を作成・提出することとする。 (6) その他 ア 上記以外で、本業務の目的達成のために効果的な提案があれば、沖縄県と協議の 上、実施の有無を決定すること。 イ 業務の統括や沖縄県との連絡、事務調整を行う統括者を1名配置すること。 ウ PRセミナーを実施する際は、運営に必要な人員を配置すること。 エ 「金融新ビジネス検討事業」等の沖縄県が実施する関連事業と連携し、効果的・ 効率的に業務を行うこと。 (7) 成果目標 経済金融活性化特区に立地意向のある企業の発掘10社 5 企画提案書の内容等 (1) 業務実施方針 本業務を実施するに当たっての基本的な考え方を、経済金融活性化特別地区におけ る産業の集積状況及び経済金融活性化特別地区振興税制を踏まえて、業務実施方針と して記載すること。 (2) 業務計画 上記「4 業務の内容」の(1)から(5)の業務(国内外におけるPRセミナーの実施、 国内外企業へのニーズ調査、国内外企業訪問等)について、業務開始を平成28年9月 28日と仮定し、具体的に計画を作成すること。 (3) 業務実施体制 ア 本業務を実施するに足りる能力、組織、人員等を有していることについて説明す ること。 イ 委託業務の執行体制を業務分担まで詳細に記入すること。 ウ コンソーシアムでの応募の場合には、会社毎の担当区分が明確となるように記載 すること。 エ 業務区分毎に責任者(所属・氏名)が明確となるように記載すること。 オ 責任者については、これまでの業務経歴がわかる内容の資料を添付すること。 カ 必要に応じて、別紙を利用しても構わない。 (4) その他 業務目的に沿った効果的な提案がある場合は、その理由も含めて記載すること。 6 経費の計上 (1) 経費の区分 本業務の対象とする経費は、業務の遂行に直接必要な経費及び業務成果のとりまと めに必要な経費であり、具体的には以下のとおりである。 - 2 - 経費費目 1 人件費 2 事業費 補助員人件費 旅費 会場費 謝金 賃借料 消耗品費 印刷製本費 通信運搬費 その他必要経費 3 再委託費 4 一般管理費 5 消費税 内容 業務に直接従事する者(以下「従事者」という。 )の直接作業時 間に対する人件費(正職員と同等以上又は一定の経験がある者を 臨時雇用する場合は人件費に計上し、業務に必要な業務補助を行 う補助員(アルバイト等)の賃金は事業費に計上すること。 ) 業務を実施するために必要な補助員(アルバイト等)に係る経 費 業務を行うために必要な従事者の国内出張及び海外出張に係る 経費 業務を行うために必要な会議、講演会等に要する経費(会場借 料、機材借料等) 業務を行うために必要な謝金(講習会に係る講師謝金等) 業務を行うために必要な機械器具等のリース・レンタルに要す る経費 業務を行うために必要な物品(ただし、当該業務のみで使用さ れることが確認できるもの)の購入に要する経費 業務で使用するパンフレット・リーフレット、業務成果報告書 等の印刷製本に関する経費 郵送、運送、通信等に関する経費 業務を行うために必要な経費のうち、当該業務のために使用さ れることが特定・確認できるものであって、他のいずれの区分に も属さないもの 県との取決めにおいて、受注者が当該業務の一部を他者に行わ せる(委任又は準委任する)ために必要な経費 委託業務を行うために必要な経費であって、当該業務に要した 経費としての抽出、特定が困難なものについて、委託契約締結時 の条件に基づいて一定割合の支払を認められた間接経費 ( 「1 人件費」+「2 事業費」 )×10/100以内で計上する(小 数点以下切り捨て) ) ( 「1 人件費」+「2 事業費」+「3 再委託費」+「4 一 般管理費」 )×8/100 (2) 各経費については、単価、数量、内訳等の見積条件を明記し、この業務を実施する に当たっての一切の費用を積算すること。 (3) 各経費へ計上する際は、人件費等の消費税額が含まれていないものについては、そ の額を計上し、消耗品費や印刷製本費等のすでに消費税が含まれているものについて は、消費税分を減額して計上する。消費税については、各経費を合計した後に乗ずる こと。消費税に小数点以下の端数が発生した場合、切捨てにすること。ただし、免税 事業者である場合は、消費税が含まれているものについてもその額を経費として計上 する。( 「国等の債権債務等の金額の端数計算に関する法律」を参照) (4) 3万円以上の物品については、原則として購入せず、リース等で用意すること。 (5) 人件費の参考単価(平成28年度沖縄県当初予算見積基準表日額) - 3 - ア 統括担当者(49,500円/日額) 複数の高度な業務に精通し、統括を行う。また、先例の少ない特殊な業務を担当 する。 イ 専門員A(35,100円/日額) 一般的な業務を複数担当し、高度な業務も担当できる。 ウ 専門員B(23,800円/日額) 上司の指示をもとに、一般的な業務を担当し、基礎的資料を作成する。 (6) 直接経費として計上できない経費 ア 建物等施設に関する経費 イ 業務内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、書棚等の什器 類、事務機器等) ウ 業務実施中に発生した事故・災害の処理のための経費 エ その他業務に関係のない経費 7 提案総額の上限額について 提案にあたっては、27,731,000円(消費税込み)の範囲内で見積もること。ただし、 この金額は、企画提案のために設定した金額であり、実際の契約額とは異なる。 8 業務進捗状況及び打合せ 業務の進捗状況や業務内容等に関する打合せを実施すること。打合せは原則として月 1回とし、その他必要に応じて随時実施すること。 9 成果物について (1) 本業務の成果物は以下のとおりとする。 ア 委託業務報告書A4版1部 イ 上記に係る電子記録媒体(一式) (2) 本業務により得られた成果物の著作権及び所有権は、沖縄県に帰属する。このため、 本業務により得られた成果物、資料、情報等は、発注者の許可なく他に公表、貸与、 使用、複写、漏えいしてはならない。 (3) 本業務に当たり、第三者の著作権その他の権利に抵触するものについては、提案者 の費用をもって処理するものとする。 10 再委託の禁止について (1) 一括再委託の禁止等 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができ ない。また、以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、その履 行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める 場合は、これと異なる取扱いをすることがある。 ○契約の主たる部分 契約金額の50%を超える業務 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務 その他、県が契約の主たる部分と決定した業務 - 4 - (2) 再委託の相手方の制限 本業務の企画提案応募者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることは できない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を 有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。 (3) 再委託の範囲 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのでき る業務等の範囲は以下のとおりとする。 ○再委託により履行することのできる業務の範囲 契約金額の50%を超えない業務 その他、県が再委託により履行することができると決定した業務 (4) 再委託の承認 契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面に よる県の承認を得なければならない。 ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わせる ときはこの限りでない。 ○その他、簡易な業務 資料の収集・整理 複写・印刷・製本 原稿・データの入力及び集計 アンケートの封入、封緘、発送、回収催促 イベントの会場設営 ポスター、チラシ等広報物の制作 その他、県が簡易と決定した業務 11 契約保証金について 本業務の委託契約を締結する際は、契約保証金として契約額の100分の10以上の金額 を沖縄県に納付しなければならない。ただし、沖縄県財務規則第101条第2項各号※注の いずれかに該当する場合は、この限りではない。 ※注 沖縄県財務規則第101条 第101条 令第167条の16第1項の規定による契約保証金の率は、契約金額(長期継続契約に係る入札にあ っては、当該契約金額を契約期間の月数で除して得た額に12を乗じて得た額)の100分の10以上とする。 2 前項の契約保証金は、次の各号のいずれかに該当すると認められるときは、その全部又は一部の納付 を免除することができる。 ⑴ 契約の相手が保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結したとき。 ⑵ 契約の相手方から委託を受けた保険会社、銀行、農林中央金庫その他予算決算及び会計令(昭和22 年勅令第165号)第100条の3第2号の規定により財務大臣が指定する金融機関と工事履行保証契約を 締結したとき。 ⑶ 令第167条の5及び令第167条の11に規定する資格を有する者と契約を締結する場合において、その 者が過去2箇年間に国(独立行政法人、公社及び公団を含む。 )又は地方公共団体と種類及び規模を ほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これらをすべて誠実に履行し、かつ、契約を履行 - 5 - しないこととなるおそれがないと認められるとき。 ⑷ 法令に基づき延納が認められるときにおいて確実な担保が提供されるとき。 ⑸ 物品を売り払う契約を締結する場合において、売払代金が即納されるとき。 ⑹ 随意契約を締結する場合において、契約金額が小額であり、かつ、契約の相手方が契約を履行しな いこととなるおそれがないとき。 ⑺ 国(独立行政法人、公社及び公団を含む。 )若しくは他の地方公共団体と契約をするとき又は公共 的団体等と随意契約(公益を目的としたものに限る。 )を締結する場合において、契約の相手方が契 約を履行しないこととなるおそれがないとき。 ⑻ 電気、ガス、水の供給若しくは公共放送等の受信等公益独占事業に係る契約又は主務大臣が認可し た契約約款に基づく契約若しくは国が指定した相手方と契約を締結するとき。 ⑼ 不動産の買入れ又は不動産若しくは物品の借入若しくは交換に係る契約を締結する場合において、 契約の相手方が契約を履行しないこととなるおそれがないとき。 ⑽ 県の業務に係る放送、広告、調査、研究、計算、鑑定、評価、訴訟等を随意契約で委託する場合に おいて、契約の相手方が契約を履行しないこととなるおそれがないとき。 ⑾ 資金を貸付ける契約、預金契約、寄付に係る契約、運送契約及び雇用契約を締結する場合において、 その性質上必要がないと認められるとき。 ⑿ 美術品の買入れに係る随意契約を締結する場合において、当該美術品の事前審査から納品までの間、 県がこれを保管し、契約の相手方が契約を履行しないこととなるおそれがないとき。 12 その他 (1) 本仕様書に記載された業務内容は、企画提案のために設定したものであり、実際の 委託契約の仕様書とは異なる場合がある。 (2) 本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あるいは本仕様書の記載事項に 疑義が生じた場合は、沖縄県(商工労働部情報産業振興課)と協議すること。 - 6 -
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