第 48 回 ♩♫ 演奏者プロフィール ヴァイオリン: 山田 院内コンサート ♬♪ 実紀子さん 桐朋学園大学卒業。ヴァイオリンを重森慶子氏、故久保 田良作氏に、室内楽を故江藤俊哉氏、故三善晃氏に師事。 高校大学共に卒業演奏会選出。 京文化会館新人オーディション合格。スカラシップを得 てメニューインアカデミーサマーコース参加。ユーディ メニューイン氏に師事。 渡米時、ノー スウェスタン大学のジェラルド リビエ ロ氏に師事。桐朋学園大学付属子供のための音楽教室講 師を経て、現在フェリス音楽教室講師。現在室内楽を中 心にバロックからジャズまで幅広く演奏活動を展開す る。スフィアカルテットメンバー、横浜音楽文化協会、 戸塚区演奏家協会会員。現在名倉淑子氏に師事。 ピアノ:小薗江 涼子さん 桐朋学園大学ピアノ科卒業。同大学付属音楽教室研究員 修了。第 26 回全日本学生音楽コンクール西部大会第2 位入賞。第 3 回新人音楽コンクール第3位入賞。桐朋学 園大学付属音楽教室別科(受験科)講師を経て、現在ソ ロ活動のほかに、室内楽および管弦楽器や声楽のリサイ タルでの伴奏を務め、共演者から大きな信頼を得てい る。浜離宮朝日ホールでの演奏に対して、 「作品の解釈、 表現ともに大変優れていて、格調高い演奏のなかにセン スの良さと豊かな資質、知性を感じさせた。」(「ムジカ ノーヴァ」)と評される。これまでに、ピアノを故中島 和彦、杉山千賀子、深沢亮子、室内楽を故三善晃、小出 信也の各氏に師事。チェロとピアノのCD「アリオーソ」 (ゴスペルワールド)をリリース。2011 年、ブルガリ アにてブルガリア国立シューメン交響楽団と、シューマ ン・ピアノ協奏曲を協演。2012 年には、ラフマニノフ・ ピアノ協奏曲第 2 番を同楽団と協演。 ピアノ研究会「翔」会員 日時 : 平成28 年 8 月 20 日(土)13 時 30 分~ 場所 : 亀田病院 新館待合ホール 協力:横浜音楽文化協会 演 奏 曲 目 ルクレール作曲 ヴァイオリンソナタ op 9-3 Un poco andante Allegro Sarabande Tambourin バッハ作曲 ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ BWV 1016 Adagio Allegro Adagio ma non tanto Allegro ヴィエニャフスキ作曲 モスクワの思い出 op 6 曲目解説 ルクレール 1697年フランスで生まれ、ルイ15世の王室音楽家や、一般公開演奏会のコンセールスピリテュエルで 活躍。舞踊家としても有名で、1,3楽章では王侯の前に相応しい典雅な美しさ、2,4楽章はダンサーとし てのリズム感が際立つ。 バッハ ヨハン セバスチャン バッハのこの編成のソナタは6曲あり、演奏するのは第3番。光り輝き満ちわたる ホ長調、明るい調整とは裏腹に、別れゆく悲しみの表現である、と編者は書いている。有名な無伴奏ヴァ イオリン、パルティータ第3番もホ長調で、つい嬉しそうに弾いてしまうのだが。 ヴィエニャフスキ 1835年ポーランド 生まれ。パリで学び、ヴァイオリニストとしても活躍。10代最後の青年期に、ピアニス トの弟とロシアを演奏旅行した時の旅情を元に作曲。瑞々しい若い感性で彩られたこの曲にはヴァイオリ ニストならではのテクニックとともに、ロシア民謡の赤いサラファン、馬に鞍をつけて、が曲中に盛り込まれ ている。 協力:横浜音楽文化協会
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