データから読み取れる 多摩地域の特徴と課題について 2016年8⽉4⽇ 多摩信⽤⾦庫価値創造事業部 ⻑島 剛 1.「多摩信⽤⾦庫」とは 1.たましんとは 創 出 資 本 店 舗 ⽴ 昭和 8年12⽉26⽇ 有限責任⽴川信⽤組合として設⽴ 平成18年 1⽉10⽇ 三⾦庫合併により多摩信⽤⾦庫誕⽣ ⾦ 232億円 店 東京都⽴川市曙町2丁⽬8番28号 数 本⽀店77 出張所4 店外キャッシュサービスコーナー60 Winセンター1 Winプラザ1 すまいるプラザ8 役 職 員 数 2,246名(パート245名を含む) 総 2兆5,603億円 預 ⾦ 総 貸 出 ⾦ 1兆40億円 ※ 平成28年3月末現在 2.信⽤⾦庫とは 地域金融機関 地方銀行 協同組織金融機関 信用金庫 労働金庫 全国に265の信用金庫 (平成28年3月現在) 第二地銀 信用金庫に望まれる機能は ①金融機能 ②地域のコンサル機能 信用組合 JAバンク 具体的には 課題解決活動の実践 2.データから読み取れる 多摩地域の 特徴と課題 3.多摩地域の実⼒ <多摩地域と都道府県をあらゆる項⽬で⽐較したランキング> 項 ⽬ 数 ⼈ ⼝ 4,214千⼈ 10位 平成27年10⽉ 平成27年国勢調査速報値 数 1,839千世帯 10位 平成27年10⽉ 平成27年国勢調査速報値 事 業 所 数 ( ⺠ 営 ) 126千事業所 12位 平成26年 7⽉ 平成26年経済センサス 従 業 者 数 ( ⺠ 営 ) 1,464千⼈ 11位 平成26年 7⽉ 平成26年経済センサス 製 造 業 事 業 所 数 2,775ヵ所 25位 平成25年12⽉ 平成25年⼯業統計調査 製 造 品 出 荷 額 等 42,264億円 25位 平成25年12⽉ 平成25年⼯業統計調査 ⼩ 数 17,581ヵ所 14位 平成26年 7⽉ 平成26年商業統計 ⼩ 売 業 年 間 販 売 額 34,058億円 11位 平成26年 7⽉ 平成26年商業統計 認 証 N P O 法 ⼈ 数 1,864件 9位 平成28年 3⽉ 内閣府NPO法⼈ホームページ 世 帯 売 業 商 店 値 全国ランキング 調 査 時 期 調 査 統 計 名 ⼤ 学 数 44校 4位 平成27年12⽉ 平成27年度学校基本調査報告 短 ⼤ 数 11校 10位 平成27年12⽉ 平成27年度学校基本調査報告 ※ 平成28年3⽉末現在 4.多摩地域から23区への通勤者の割合 多摩地域の平均は25.3% 2.4% 7.5% 33.3% 4.9% 6.5% 1.4% ■ 40%以上 ■ 30〜40% 8.5% 29.3% 9.5% 33.2% 17.7% 10.4% 42.9% 29.1% 17.6% 44.5% 32.7% 15.1% 39.8% 38.1% 25.1% 7.2% 14.9% 20.9% 26.2% 26.2% 28.8% 41.4% 47.6% □ 20〜30% ■ 10〜20% ■ 0 〜10% 22.1% 出典:総務省「2010年国勢調査」より当⾦庫作成 5.通勤地からみる都市構造 鴻巣市 皆野町 久喜市 滑川町 幸手市 東秩父村 常総市 坂東市 嵐山町 小川町 吉見町 杉戸町 東松山市 北本市 小鹿野町 白岡市 宮代町 阿見町 桶川市 ときがわ町 鳩山町 川島町 横瀬町 つくばみらい市 牛久市 守谷市 さいたま市岩槻区 さいたま市北区 鶴ヶ島市 毛呂山町 野田市 春日部市 上尾市 坂戸市 越生町 秩父市 伊奈町 蓮田市 松伏町 さいたま市見沼区 川越市 龍ケ崎市 取手市 さいたま市西区 さいたま市大宮区 越谷市 日高市 飯能市 さいたま市中央区 さいたま市緑区 さいたま市浦和区 ふじみ野市 さいたま市桜区 富士見市 さいたま市南区 志木市 川口市 三芳町 蕨市 戸田市 朝霞市 狭山市 奥多摩町 青梅エリア 入間市 青梅市 大泉町 吉川市 河内町 流山市 新座市 三郷市 八潮市 東村山市 東久留米市 福生市 あきる野市 国分寺市 小金井市 日野市 みどり市 多摩市 杉並区 調布市 中央区 習志野市 四街道市 千葉市稲毛区 浦安市 世田谷区 千葉市花見川区 江東区 港区 狛江市 富 佐倉市 江戸川区 千代田区 渋谷区 稲城市 酒々井町 市川市 台東区 墨田区 新宿区 三鷹市 府中エリア 八千代市 船橋市 文京区 中野区 府中市 八王子エリア 沼田市 荒川区 豊島区 武蔵野市 国立市 八王子市 葛飾区 武蔵野エリア 立川市 印西市 鎌ケ谷市 北区 練馬区 西東京市 小平市 檜原村 昭島市 足立区 板橋区 立川エリア 武蔵村山市 東大和市 白井市 松戸市 和光市 清瀬市 羽村市 日の出町 千代田町 利根町 栄町 草加市 所沢市 瑞穂町 我孫子市 柏市 八街市 千葉市美浜区 目黒区 川崎市多摩区 千葉市若葉区 品川区 川崎市麻生区 町田エリア 川崎市高津区 川崎市宮前区 川崎市中原区 20km 町田市 相模原市緑区 相模原市中央区 横浜市青葉区 30km 伊勢崎市 愛川町 高山村 川崎市幸区 横浜市都筑区 横浜市港北区 相模原市南区 40km 横浜市緑区 川崎市川崎区 横浜市鶴見区 座間市 清川村 横浜市神奈川区 横浜市旭区 大和市 横浜市瀬谷区 横浜市保土ケ谷区 横浜市西区 厚木市 海老名市 綾瀬市 村 山北町 横浜市戸塚区 横浜市港南区 横浜市磯子区 松田町 寒川町 開成町 南足柄市 横浜市南区 横浜市中区 横浜市泉区 伊勢原市 秦野市 平塚市 大井町 中井町 北茨城市 大田区 藤沢市 平成22年~27年の人口増減率( %) (%) 最も通勤者が 8.0 多い市区町村 4.0 (⾃市を除く) 2.0 1.0 0.5 -0.5 -1.0 -2.0 袖ケ浦市 -4.0 -8.0 木更津市 千葉市中央区 千葉市緑区 長柄町 茂原市 市原市 長 長南町 横浜市栄区 横浜市金沢区 茅ヶ崎市 睦沢町 鎌倉市 大磯町 二宮町 逗子市 出典:総務省「2010年国勢調査」より当⾦庫作成 6.通勤地からみる多摩地域の都市構造 平成22年~27年 人口増減率(%) % 8.0 4.0 2.0 1.0 0.5 ‐0.5 ‐1.0 ‐2.0 ‐4.0 ‐8.0 最も通勤者が 多い市区町村 (⾃市を除く) 出典:総務省「2010年国勢調査」より当⾦庫作成 7.⼥性の就業地 出典:多摩市まち・ひと・しごと創⽣総合戦略P.19 8.特化係数 地域別特化係数の⽐較(全国を1とする) 農林水産業 本社 飲食料品製造業 対個人サービス 化学製品製造業 3 対事業所サービス 金属製品製造業 2 宿泊業 飲食店 一般機械製造業 電気機械製造業 1 全国 特別区 医療・介護 輸送機械製造業 0 研究機関 多摩地域 精密機械製造業 教育 その他の製造業 公務 建設業 情報通信 電力・ガス・水道 運輸 商業 不動産 金融・保険 注1:特化係数とは、特定地域の部⾨ごとの⽣産額の構成⽐ が、全国のそれと⽐較して何倍であるかを表している。 例えば輸送機械製造業は、⽇本全体で構成⽐が⾼いた め、他産業と⽐較して集積が⼤きくても、特化係数は低 く産出される傾向があることに留意する必要がある。 注2:本社部⾨は、東京都産業連関表特有の項⽬であり、それ をもとに作成した多摩地域・特別区の産業連関表も産業 部⾨として含めている。通常本社部⾨は製造部⾨の間接 経費として計上されるが、他県の産業連関表では、本社 部⾨の扱いが統⼀されていないため、東京都と⽐較する 場合は留意が必要である。 12.⼈⼝⼀⼈当たり商⼯費の⽐較(市区町村歳出額の合計値) ⿃取県 京都府 福岡県 北海道 新潟県 栃⽊県 群⾺県 ⻑野県 ⼭形県 秋⽥県 福島県 福井県 宮城県 富⼭県 島根県 愛知県 広島県 ⻑崎県 岩⼿県 岐⾩県 佐賀県 神奈川県 ⼤阪府 ⼭⼝県 ⻘森県 宮崎県 ⽯川県 愛媛県 ⼤分県 千葉県 熊本県 ⿅児島県 ⼭梨県 沖縄県 ⾼知県 兵庫県 徳島県 和歌⼭県 静岡県 三重県 ⾹川県 奈良県 茨城県 岡⼭県 埼⽟県 滋賀県 東京都 多摩地域 2.5 8.4 8.1 8.0 7.9 7.8 7.5 7.3 7.2 6.2 5.7 5.4 5.3 5.0 4.7 4.5 4.0 18.2 18.1 17.8 16.4 16.2 15.0 14.6 14.4 14.4 14.0 13.2 12.3 12.1 11.9 11.6 11.0 10.9 9.8 9.8 22.0 21.8 21.0 20.4 27.2 26.0 26.0 29.1 31.1 36.2 36.2 43.2 単位:千円/⼈ 赤色は住民一人当 たり商工費が多い 地域、青色は住民 一人当たり商工費 が少ない地域を表 している。 1位の鳥取県と多摩地域は 約17倍 の開きがある 出典:総務省「2014年度市町村別決算状況調」より当⾦庫作成 13.2040年代の東京都の都市像を⽰すプラン 圏央道 JR武蔵野線 資料:「第213回東京都都市計画審議会 議案・資料」より
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