平成 28 年度 学校給食における食育事業について

平成 28 年度
学校給食における食育事業について
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事業概要
子どもたちの豊かな心と体を育むためには、食に関して、家庭や地域が世代を超えて、
連携を図っていく必要があることから、「ひと・食・環(わ)」をコンセプトとして、子
どもたちを中心に、学校と学校給食共同調理場が家庭や地域と連携を図りながら、食育
を推進していく。
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事業内容
⑴ メイン事業
ア 親子ふれあい弁当デーの全校実施
平成 27 年度に引き続き、全ての市立小中学校において、各学校の実情に合わせな
がら「親子ふれあい弁当デー」を概ね2日程度実施する。
実施にあたり、学校支援課においてチラシ『「親子ふれあい弁当デー」に参加しよ
う!』と「簡単レシピ集」を作成し各学校へ配付したほか、平成 27 年度末には、各
学校から取り組んだ結果の報告を受け、本年度以降の取り組みの参考となるよう全
ての学校へ配付した。
※ 本事業については、既に各市立小中学校において取組中。
イ 食育講演会の開催
食育の推進については、家庭における理解・協力が不可欠であることから、家庭
の役割についての理解や、
「食」に関する正しい知識の習得など、子どもたちの健全
な食環境を整えていくことを目的として、いわき市PTA連絡協議会との共催によ
り食育講演会を開催する。
【食育講演会】いわき市保健所開催の「いわきわくわく食育フェスタ」と合同開催
・日 時:平成 28 年 9 月 3 日(土) 13:00~
・場 所:いわき市保健所 多目的ホール
・演 題:「みんなが幸せに生きるために」
・講 師:料理研究家 枝元なほみ 氏
【講師プロフィール】
神奈川県横浜市生まれの料理研究家。
オリジナリティーあふれる料理、作りやすいレシピ、穏やかな
人柄で人気を集め、テレビ・雑誌で幅広く活躍中。
⑵ サブ事業
ア 地元高校との連携による事業
いわき海星高校実習船「福島丸」で水揚げされた「かじきまぐろ」を使用した給
食や磐城農業高校の生徒による加工品を使用した給食を、全ての市立小中学校へ提
供するとともに、高校生や調理員などとの交流会食会を開催し、食に関わる人々へ
の感謝の心や、地域産物を理解することによる郷土愛を育成する。
日 程
内
容
11 月 21 日(月)
いわき海星高校とのタイアップ事業
〝「かじきカツ給食」の提供〟
・ 交流会食会 好間第一小学校(平北部給調受配校)
11 時 20 分から 13 時 10 分(予定)
12 月 13 日(火)
磐城農業高校とのタイアップ事業
〝「オリジナル食材使用献立」の提供〟
・ 交流会食会 中央台南小学校(小名浜給調受配校)
11 時 20 分から 13 時 10 分(予定)
イ 和食給食 ~ 地元料理人との連携による事業 ~
平成 26 年度に実施した、農林水産省の「和食給食推進事業」をいわき市独自の事
業として位置づけ、和食料理人との意見交換や献立開発、和食講座等を通じて和食
給食の推進を図ることとしている。昨年度の渡辺氏からの紹介により、鈴木氏に依
頼。1 月に全ての市立小中学校へ提供する。
【和食給食の交流給食会】
・日
程:平成 29 年 1 月 25 日(水) 11 時 20 分から 13 時 10 分(予定)
・料 理 人:平安 鈴木伸明 氏
・内
容:「和食給食」の提供
・交流会食会:久之浜第一小学校(四倉給調受配校)
ウ 地元シェフとの連携による事業
平成 27 年度に引き続き、地元のシェフが、地元の食材を利用して考案した献立を、
全ての市立小中学校へ提供するとともに、シェフや調理員などとの交流会食会を開
催し、子どもたちの好き嫌いをなくすきっかけをつくるほか、
「食」への興味や地域
に根ざした食文化、さらには地域への理解を深める。昨年度の萩氏からの紹介によ
り、吉野氏に依頼。9月に全ての小中学校へ提供する。
【地元シェフとの交流給食会】
・日
程:平成 28 年 9 月 20 日(火) 11 時 20 分から 13 時 10 分(予定)
・シ ェ フ:華正樓 吉野康平 氏
・内
容:「中華給食」の提供 地元の食材使用
・交流会食会:高久小学校(平南部給調受配校)
事務担当:学校支援課
食育給食係
電話22-7545