主な出来事 Our History 2006.4 (株) トーメンと合併 自動車分野を軸に、 自動車以外の分野へ注力 豊田通商は、輸出入や国内の商取引の仲介業務を担い、情報収集・物流・金融機能などの 商社機能を発揮し、お客さまのニーズに合わせた機能や独自の付加価値を加えたビジネスを 展開してきました。また、開発投資型ビジネスを手掛け、世界各国のパートナーと共に、今後 の成長が期待できる事業分野への投資を加速させています。 868 812 759 772 675 親会社株主に帰属する 当期純利益 (当社計画値含む) (億円) 710 457 402 トヨタ年間生産台数 (当社推測値含む) (万台) ▍自動車分野を中心に成長を遂げた時代 金融危機 設立∼1970 年代 ’06/3 ’07/3 トヨタグループの総合商社としての道を歩む ’08/3 ’09/3 VISION 2015 当社の前身にあたる、 トヨタ車の販売金融を行う 「トヨタ金融株式 会社」が1936 年に創立されました。戦後に第二次財閥指定により解 散した後、1948 年にその商事部門を継承して設立された「日新通商 株式会社」が現在の豊田通商の起源にあたります。トヨタグループの 総合商社として完成車の輸出などを通して成長し、名古屋・東京両証 ▍自動車分野を軸に、自動車以外の分野の 拡大に注力する時代へ 券取引所への株式上場も果たしました。 1980 年代∼1990 年代 2000 年代 合併や資本参画を活用し、自動車以外の 分野へも本格的にバリューチェーンを拡大 トヨタのグローバル化に伴い世界進出を強化 トヨタグループ各社は、国内からの輸出のみならず、世界各国で海 外生産を開始しました。これに伴い当社も、海外に販売拠点を相次 いで設立し、当社自身もパキスタンでトヨタ車の生産を開始するなど、 トヨタのグローバル化に伴い、海外進出を加速させていきました。また 1999 年に加商(株)と業務提携するなど、自動車分野の枠にとどまら ない事業展開を進めました。 6 TOYOTA TSUSHO CORPORATION トーメンと資本・業務提携し、その後、加 2000 年に(株) 商(株) と合併しました。2006 年には、多彩な事業基盤と 幅広い顧客層を持つ (株) トーメンと合併し、現在の豊田通 商が誕生しました。これによりインフラ分野や化学品分野、 食料分野など、自動車以外の分野へと本格的に進出し、 バリューチェーンの大幅な拡大を進めました。 2012.1 (株) ユーラスエナジー 2014.12 (株) トーメンエレクトロニクス ホールディングス子会社化 完全子会社化 再生可能エネルギーでクリーンな社会へ貢献 グループシナジー最大化を目指す 2012.3 エレマテック (株) 出資 2015.5 エレクトロニクス事業の川上へ展開 2012.12 NovaAgri 社出資 穀物バリューチェーンの拡充 1,200* 〈目標〉 CFAO 社出資 アフリカ戦略の基軸とする 894 894 893 900 856 728 752 734 700 730 662 674 東日本大震災 タイ洪水 尖閣諸島問題 ’11/3 ’12/3 ’13/3 〈計画〉 675 471 273 ’10/3 資源価格下落 ’14/3 ’15/3 ’16/3 ’17/3 ’21/3 * のれん償却前当期純利益 GLOBAL 2020 VISION Global Vision ▲437 2010 年代 自動車分野を軸に、 社会・地球課題を解決する価値創造企業へ 2012 年にアフリカを中心に自動車や医薬品を取り扱うフラ ンスの商社 CFAO 社へ資本参画するなど、新たな事業領域 (株) トーメンとの 合併から10 年、 新たなステージへ への投資を加速させています。特に、再生可能エネルギーや アフリカ事業など、社会のニーズが大きく成長性が高い事業 領域、当社の強みのシナジーを発揮できる事業領域に注力し、 持続的な成長を図っています。 INTEGRATED REPORT 2016 7
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