千葉市での麻しん患者発生について【注意】 千葉市の幕張メッセで 8 月 14 日に開かれた外国人アーティストのコンサー トに、麻しんに感染していた男性が参加していたことが判明した。潜伏期間 の 10 日が経過し、接触者に症状が出現する可能性があることから、国立感 染症研究センターが、注意を呼びかけた。 患者は兵庫県の 10 代の男性で、発症の 10 日以内にバリ島を訪れていた。9 日に 39 度を超える発熱があり 13 日以降、全身に発疹が出現した。その状態 で 13~15 日に神奈川県と東京都内を旅行し、14 日には千葉市の幕張メッセ であったコンサートに入場していた。同日のコンサート参加者は 2 万 5000 人。19 日に兵庫県内の医療機関で麻しんと診断された。患者の男性の同居家 族 3 人も発症が確認されている。 今後千葉市をはじめ全国で患者が発生する可能性があります。麻し んが疑われる患者が受診した際には院内感染の防止の徹底、保健所 への連絡、 「麻しん発生届」の提出をお願いいたします。富山市の場 合は富山市医師会への連絡もお願いいたします。 麻しんに関する緊急情報(2016 年 8 月 25 日)—国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/655-disease-based/ma/measles/idsc/6709-201608 25.html
© Copyright 2024 ExpyDoc