入 札 公 告 一般競争入札について、次のとおり公告する。 平成28年8月24日 国立研究開発法人海洋研究開発機構 分任契約担当役 経理部長 池川 和彦 (公印省略) 1.競争に付する事項 (1)件 名 平成28年度横須賀本部受変電設備定期点検 (2)履行期限 平成29年3月24日(金) 2.契約方式 最低価格落札方式(技術審査有) 3.競争参加資格 平成28・29・30年度 全省庁統一競争入札参加資格 :「役務の提供等」 4.必要書類等の提出場所等 (1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所及び問合せ先 〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15 国立研究開発法人海洋研究開発機構 経理部契約第1課 伊澤 葉子 電話 046-867-9126 FAX 046-867-9125 (2)入札説明書の交付期間 機構ホームページに掲載の「入札説明書交付申請方法」により、電子メールにて交付する。 平成28年8月24日(水)10:00~平成28年9月2日(金)17:00まで (3)仕様説明会 有り(必須) 平成28年9月5日(月)10:30 国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 海洋科学技術館2F 会議室 (4)必要書類の提出期限 平成28年9月12日(月)12:00 (5)入札及び開札の日時及び場所 平成28年10月6日(木)14:00 国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館3階 大会議室 5.入札者に求められる義務 入札に参加しようとする者は、4.(2)の入札説明書の交付を受け、(3)の説明会に参 加しなければならない。 6.入札保証金及び契約保証金 免除する。 7.その他 (1)詳細については、「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、 機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で公表 している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。 (2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公表 している。 1601253700X1 仕 様 書 1. 件 名: 平成 28 年度横須賀本部受変電設備定期点検 2. 概 要 「横須賀本部 電気工作物に関する保安規程」に基づく年次定期点検として特別高圧 受変電設備・高圧受変電設備等の各種動作性能確認及び測定試験等を実施する。 3. 履行場所: 神奈川県横須賀市夏島町 2 番地 15 国立研究開発法人海洋研究開発機構 4. 履行期限: 平成 29 年 3 月 24 日(金)(提出書類含む) 5. 仕 様 (1) 構内単線結線図・仮設計画図参照(図番 E01~04) (2) 特別高圧需要設備:対象設備及び点検整備内容 1) 特高ガス絶縁開閉装置 1式 (日立製 GIS-1、GIS-2: CFT、GCB:CFPT-60-25-FA、DS:CFLT-ERA、 LA 切替:CFGT-RRA、ZLA:ZLA-25HF-C) ① 普通点検(1 号機) ② 普通点検(2 号機) ③ SF6 ガス成分分析・水分測定 ④ 振動、異常音、異臭の有無の確認 ⑤ SF6 ガス圧力計の確認 ⑥ 機構部注油点検 ⑦ 遮断器作動試験 ⑧ 遮断器接地切替作動試験 ⑨ 表示器等動作点検 ⑩ 主回路絶縁抵抗測定 ⑪ 警報接点動作点検 ⑫ 本体清掃 2) 特高ガス絶縁変圧器(日立製№1T:5000kVA TR GS1RV-3C ×1台) ① 精密点検 ② SF6 ガス成分分析・水分測定 ③ 振動、異常音、異臭の有無の確認 ④ ダイヤル温度計の確認 ⑤ SF6 ガス圧力計の確認 ⑥ SF6 ガス密度検出器の交換 -1- 1式 1601253700X1 ⑦ 補機操作盤点検 ⑧ 変圧器本体点検 ⑨ 主回路絶縁抵抗測定 ⑩ 本体清掃 3) 特高操作盤(日立製 SBD:CD-ATO、CD-ATR) 1式 ① 普通点検 ② 電流、電圧メーター類の確認 ③ 表示灯の確認 ④ 操作盤内点検 ⑤ 配線端子増締め ⑥ ICU保護継電器特性試験 ⑦ 保護連動シーケンス試験 ⑧ 本体清掃 4) 電力監視装置(関電工製 EcoBACS) 1式 ① シーケンス試験 ② データバックアップ ③ PLC バッテリー交換(三菱 Q6BAT) 2 台 ④ UPS バッテリー交換(三菱 FW-V 10-1.5K 用) 1 台 ⑤ 電力監視 PC 交換(NEC Express5800/53Xi 同等品) 2 台 i. Windows(R) 8.1 Pro 64bit ii. CPU Intel Xeon(R) E3-1225V3 3.2GHz iii. 8GB メモリボード iv. グラフィックスアクセラレータ v. 2.5 型 SSD 搭載ユニット vi. ライザカード vii. 内蔵 120GB SSD viii. 内蔵 DVD-ROM ⑥ 27 インチモニタ交換 1台 ⑦ PC データ移行作業、試験調整 1 式 5) 点検、測定 1式 ① メーカー指導員・検査員等の派遣含む。 ② 点検内容・要領はメーカー基準とする。 ③ 試験回路図、使用機器の規格表、校正試験証も添付とする。 (3) 高圧需要設備:対象設備及び点検整備内容 1) 特別高圧受電所内 ① 高圧配電盤-1 10 面 i. ケーブル引込盤 -2- 1601253700X1 ii. 母線連絡盤 VCB iii. 変圧器二次盤 VCB iv. フイーダー盤 1 1 段積み VCB v. フイーダー盤 2 〃 VCB vi. フイーダー盤 3 〃 VCB 1 段積み(VT,ZPD含む) VCB viii. フイーダー盤 5 2 段積み VCB ix. フイーダー盤 6 2 段積み VCB x. フイーダー盤 7 2 段積み VCB vii. フイーダー盤 4 ② 高圧配電盤-2 5面 i. 所内変圧器盤 LBS ii. 所内受電盤 VCB iii. 750kVA 動力変圧器盤(切離し無電圧状態) LBS iv. 500kVA 動力変圧器盤 LBS v. 300kVA 電灯変圧器盤 LBS ③ №2 コンデンサ盤用 SC・SR・DCC 交換 i. SC ii. SR iii. DCC 油入式 213kVar 1台 モールド式 12.8kVar 1台 6.6kV/1000kVar 1台 iv. 周辺部品 1式 ④ コンデンサ盤 5面 i. 213kVar VMC×3 ii. 106kVar VMC×2 ⑤ 自動力率制御装置交換(VAR-6A 同等品) 1台 ⑥ 低圧配電盤 4面 i. 750KVA 動力MCCB盤(負荷は 500kVA 系統に盛替え済) ii. 500KVA 動力MCCB盤×2 iii. 300KVA 電灯MCCB盤 ⑦ 変圧器 i. 所内用 4基 50kVA 6600/210-105V ii. 動力用 750kVA 6600/210V iii. 動力用 500kVA 6600/210V iv. 電灯用 300kVA 6600/210-105V ⑧ 複合保護継電器交換(三菱 MSR-3 同等品) 16 台 ⑨ 継電器動作特性試験 i. 複合保護継電器(記号 51) 15 台 ii. 複合保護継電器(記号 67) 13 台 -3- 1601253700X1 iii. 複合保護継電器(記号 27) 3台 iv. 複合保護継電器(記号 59) 2台 v. 複合保護継電器(記号 64) 1台 ⑩ VCB精密点検(三菱 VF-13CM-C) 6台 ⑪ VCB普通点検(三菱 VF-13CM-C) 10 台 ⑫ VMC交換(三菱 VZ2-VL-E 同等品 ヒューズ、固定枠の更新含む) 5 台 ⑬ VMC普通点検 5台 ⑭ シーケンス試験 1式 ⑮ 接地抵抗測定 1式 ⑯ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑰ 低圧幹線絶縁抵抗測定(MCCB盤) 1式 ⑱ 直流電源盤普通点検(ユアサ RAE 型 AM60PE×85) 1面 ⑲ 直流電源盤触媒栓交換(GS ユアサ AM60PE 用) ⑳ 点検作業日に別途、機器類及び高圧ケーブルの交換を予定しているため、 85 個 作業要領の確認、全体スケジュールの遅延及び事故のないように当該業務 受注者と十分な協議調整を図ること。 ㉑ 各種交換品は工場検査を実施のうえ搬入し、現場盤取付け後に試験を行う こと。交換作業の際は、メーカー技術員の派遣を行うこと。 2) 海洋研究棟 ① 高圧受電盤 LBS ② 低圧配電盤 1面 2面 i.動力盤 ii.電灯盤 ③ 変圧器及び開閉器 i.動力用 ii.電灯用 2基 200kVA 6600/210V LBS 150kVA 6600/210-105V LBS ④ 低圧地絡継電器交換(泰和 LGA-4B2 同等品、アタッチメント含む) 1 台 ⑤ 継電器動作特性試験 i.低圧地絡継電器(記号ELR) 2台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑧ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 3) 海洋工学実験場 ① 高圧受電盤 ② 低圧配電盤 VCB 1面 4面 i.動力盤×2 ii.電灯盤×2 -4- 1601253700X1 ③ 変圧器及び開閉器 i.動力用 ii.電灯用 ④ 4基 300kVA×2 6600/210V LBS 150kVA×2 6600/210-105V LBS 継電器動作特性試験 i.過電流継電器(記号 51) 1台 ii.低圧地絡継電器(記号ELR) 4台 ⑤ VCB普通点検(中立 CSV3-76HFC) 1台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑧ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 4) 潜水調査船整備場 ① 高圧受電盤 VCB 1面 ② 高圧饋電盤 VCB 1面 ③ 低圧配電盤 3面 i.動力盤×2 ii.電灯盤×1 ④ 変圧器及び開閉器 3基 i.動力用 500kVA×1 6600/210V ii.動力用 300kVA×1 6600/210V LBS 200kVA×1 6600/210-105V LBS iii.電灯用 ⑤ 継電器動作特性試験 i.過電流継電器(記号 51) 2台 ii.不足電圧継電器(記号 27) 1台 ⑥ VCB普通点検(富士 HA12AX-A1) 2台 ⑦ 接地抵抗測定 1式 ⑧ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑨ 低圧絶縁抵抗測定 1式 5) 無人探査機整備場 ① 高圧盤 VCB ② 低圧盤 ③ 変圧器 1面 1面 200kVA 440/3350V 60Hz(モールド) 1基 ④ 継電器動作特性試験 i.過電流継電器(記号 51) 1台 ii.地絡過電圧継電器(記号 64) 1台 ⑤ VCB普通点検(富士 HA08U-A1) 1台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 -5- 1601253700X1 ⑧ 低圧絶縁抵抗測定 1式 6) 深海総合研究棟(発電機室含む) ① 高圧受電盤 4面 i. 高圧引込盤 VCB ii. 母線連絡盤 VCB iii. 発電機盤 VCB iv. 引込盤(空調機用) ② 電力用コンデンサ盤 4面 i. コンデンサ盤 75kVar×3(リアクトル共) VCS ii. コンデンサ盤 160kvar×1(リアクトル共) LBS ③ 低圧配電盤 10 面 i. 一般電灯盤 ii. 実験電力盤(1φ) iii. 一般動力盤 iv. 実験電力盤(3φ) v. 実験電力盤(1φ)発電機 vi. 実験電力盤(3φ)発電機 vii. 防災動力盤 viii. 空調動力盤 No,1 ix. 空調動力盤 No,2 x. 空調動力盤 No,3 ④ 変圧器及び開閉器 9基 i. 一般電灯用 200kVA 6600/210-105V LBS ii. 実験電力用 200kVA 6600/210-105V LBS iii. 一般動力用 300kVA 6600/210V LBS iv. 実験電力用 500kVA 6600/210V LBS v. 実験電力用 150kVA 6600/210-105V LBS vi. 実験電力用 300kVA 6600/210V LBS vii. 空調動力用 No,1 300kVA 6600/210V(モールド) LBS viii. 空調動力用 No,2 300kVA 6600/210V(モールド) LBS ix. 空調動力用 No,3 300kVA 6600/210V(モールド) LBS ⑤ 継電器動作特性試験 i. 過電流継電器(記号 51) 1台 ii. 不足電圧継電器(記号 27) 1台 iii. 低圧地絡継電器(記号ELR) 9台 ⑥ VCB普通点検(東芝 V6C-MLD) 3台 ⑦ VCB普通点検(三菱 VF-13CM-BZ) 1台 -6- 1601253700X1 ⑧ VMC普通点検(東芝 UV-6GAML) 3台 ⑨ 直流電源盤普通点検(日本電池 RL-E 型 HS-30-6E-18) 1面 ⑩ 直流電源盤触媒栓交換(GS ユアサ HS-30E) 54 個 ⑪ 接地抵抗測定 1式 ⑫ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑬ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 7) 海洋生態研究棟 ① 高圧受電盤 2面 i. 高圧受電盤 VCB ii. 共用利用棟系統 LBS iii. 海洋生態研究棟系統 LBS ② 低圧配電盤 3面 i. 共用利用棟系統電灯盤 ii. 共用利用棟系統動力盤 iii. 海洋生態研究棟用電灯動力盤 ③ 変圧器・コンデンサ及び開閉器 5基 i. 共用利用棟系統動力用 500kVA 6600/210V LBS ii. 共用利用棟系統電灯用 100kVA 6600/210-105V LBS iii. 海洋生態研究棟系統動力用 150kVA 6600/210V iv. 海洋生態研究棟系統電灯用 100kVA 6600/210-105V PCS v.海洋生態研究棟系統コンデンサ 50kVar PCS LBS ④ 継電器動作特性試験 i. 過電流継電器(記号 51) 1台 ii. 低圧地絡継電器(記号ELR) 8) 4台 ⑤ VCB普通点検(中立 CSV-76HWC) 1台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑧ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 フロンティア研究棟 ① 高圧受電盤 動力・電灯用 LBS ② 低圧配電盤 1面 2面 i.動力盤 ii.電灯盤 ③ 変圧器 i.動力用 ii.電灯用 2基 200kVA 6600/210V LBS 200kVA 6600/210-105V LBS ④ 継電器動作特性試験 -7- 1601253700X1 i.低圧地絡継電器(記号ELR) 2台 ⑤ 接地抵抗測定 1式 ⑥ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑦ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 9) 高圧実験水槽棟 ① 高圧受電盤 2面 i.引込盤 VCB ii.高圧TR盤 LBS iii.高圧モーター盤 VMC ② 低圧配電盤 3面 i.動力盤 ii.電灯盤 ③ 変圧器及び開閉器 3基 i.動力用 150kVA 6600/3150V LBS ii.動力用 150kVA 6600/210V LBS iii.電灯用 50kVA 6600/210-105V LBS ④ 継電器動作特性試験 i.過電流継電器(記号 51) 1台 ii.地絡保護継電器(記号 67) 1台 iii.低圧地絡継電器(記号ELR) 2台 ⑤ VCB普通点検(中立 CSV3-76HFC) 1台 ⑥ VMC普通点検(富士 HN46AX-2S2) 1台 ⑦ 接地抵抗測定 1式 ⑧ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑨ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 10)海洋技術研究棟 ① 高圧受電盤 1面 i.引込盤 VCB ② 低圧配電盤 3面 i.№1動力盤 ii.№2動力盤 iii.電灯盤 ③ 変圧器及び開閉器 3基 i.№1動力用 300kVA 6600/210V LBS ii.№2動力用 200kVA 6600/210V LBS 6600/210-105V LBS iii.電灯用 300kVA ④ 継電器動作特性試験 -8- 1601253700X1 i.過電流継電器(記号 51) 1台 ii.低圧地絡継電器(記号ELR) 3台 ⑤ VCB普通点検(中立 CSV3-76HFC) 1台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑧ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 11) 本館南 ① 高圧受電盤 1面 i.引込盤 VCB ② 低圧配電盤 2面 i.動力盤 ii.電灯盤 ③ 変圧器及び開閉器 2基 i.動力用 200kVA 6600/210V LBS ii.電灯用 100kVA 6600/210-105V LBS ④ 継電器動作特性試験 i.過電流継電器(記号 51) 1台 ii.低圧地絡継電器(記号ELR) 2台 ⑤ VCB普通点検(中立 CSV3-76HFC) 1台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑧ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 12) 本館北 1面 ① 高圧受電盤 i.引込盤 VCB ② 低圧配電盤 3面 i.動力盤 ii.電灯盤×2 ③ 変圧器及び開閉器 i.動力用 300kVA 3基 6600/210V LBS ii.№1 電灯用 150kVA 6600/210-105V LBS iii.№2 電灯用 150kVA 6600/210-105V LBS ④ 継電器動作特性試験 i.過電流継電器(記号 51) 1台 ii.低圧地絡継電器(記号ELR) 3台 ⑤ VCB普通点検(富士 HA12P-H5) 1台 ⑥ 接地抵抗測定 1式 -9- 1601253700X1 ⑦ 高圧絶縁抵抗測定 1式 ⑧ 低圧幹線絶縁抵抗測定 1式 13) 高圧絶縁保護具等絶縁耐力試験 ① 特別高圧用検電器 1本 ② 高圧用検電器 2本 ③ 高圧用絶縁手袋 3組 ④ 高圧用絶縁長靴 3組 ⑤ DS操作棒 13 本 ⑥ 持ち帰り試験の場合、上記代替え品を用意 14) 共通項目(点検、内容、測定、試験等) ① 開閉器(LBS等) i.刃型スイッチの受けの接触、過熱、弛み、荒れ具合 ii.可動装置の機構、機能 iii.絶縁抵抗測定 ② 遮断器普通点検(VCB等) i.各部の損傷、腐食、過熱、油量、発錆、変形、弛み増締め ii.操作具合、機構部作動状態 iii.付属装置の状態 iv.油の漏れ v.絶縁抵抗測定 vi.継電器動作特性試験 ③ 遮断器精密点検(VCB・VMC・VCS) i.開閉表示器の損傷 ii.絶縁筒の破損、汚損 iii.断路部端子の変形、加熱変色、ネジの緩み iv.リンク機構部、リンク、ピン類の摩耗、注油(メーカー推奨油) v.フック、フックレバーの掛け合い具合、摩耗 vi.各種スプリングの変形、発錆、切損、クッションの劣化 vii.投入及び引外しプランジャー部の摩耗、かじり viii.ノッキングロッドの投入余裕 ix.リミットスイッチの動作及びワイプの余裕 x.電磁コイルの過熱、制御回路配線のゆるみ、脱落 xi.補助開閉器の入切動作、銀移行現象の有無 xii.投入操作リレーの動作 xiii.引外し自由リレーの動作 xiv.インターロック機能の動作 xv.電極消耗量の調整 - 10 - 各1組 1601253700X1 xvi.絶縁操作ロッドの亀裂 xvii.作業場所は提供する。ただし養生すること。 xviii.精密点検日を記載したシールを貼ること。 ④ 母線(ブスバー及びケーブル) i.母線のたるみ、隔離距離、腐食、損傷、過熱 ii.接続クランプ類の腐食、損傷、過熱、変形、弛み増締め iii.母線支持物の腐食、損傷、変形、弛み増締め iv.絶縁抵抗測定 ⑤ 変圧器点検 i.本体の損傷、腐食、発錆、汚損、ブッシングの清掃 ii.接続部の腐食、損傷、変形、過熱、弛み増締め iii.ダクト損傷、変形、発錆 iv.接地線の損傷、接続部 v.接地抵抗測定 vi.絶縁抵抗測定 vii.絶縁油の補充を 2/3 ゲージまで行うこと。ただし、絶縁油は支給とする。 ⑥ 計器用変成器、変流器等 i.各部の腐食、損傷、変形、発錆、亀裂、汚損 ii.ヒューズの状態、接続部 iii.PT、CT接続線接続部 iv.絶縁抵抗測定 ⑦ 高圧配電盤 i.盤内配線、汚損、端子部増締め、リード線の状態 ii.母線接続部、過熱、変色 iii.幹線開閉用LBS等機構作動点検 iv.計器等作動状態 v.シーケンス確認 vi.接地線の損傷、接続部 vii.絶縁抵抗測定 ⑧ 低圧配電盤 i.盤内配線、端子部の汚損、過熱、断線、弛み増締め ii.MCB等作動状態、本体絶縁状態 iii.接地線及び端子部、ブスバー、ケーブル、汚損、変色 iv.絶縁抵抗測定 ⑨ 操作盤 i.操作機器の作動状態 ii.リレーの汚損、亀裂、接触状態 - 11 - 1601253700X1 iii.リード線汚損、断線、弛み増締め iv.計器校正、シーケンス確認 v.保護継電器の動作特性試験 ⑩ 電力用コンデンサ盤 i.コンデンサ本体の損傷、腐食、汚損 ii.盤内配線、端子部の汚損、弛み増締め iii.接続部の接触、過熱、変色 iv.遮断器点検 v.絶縁抵抗測定 ⑪ 直流電源盤 i.充電装置の動作状態 ii.電極の損傷、腐食、変形 iii.盤内配線、端子部の汚損、断線、弛み増締め iv.液漏れの有無、床面の腐食 v.電圧確認、比重、液面レベル(必要により補充) vi.各種警報試験 ⑫ 高圧・低圧ケーブル i.端子部及び被覆の損傷、腐食、変形、過熱、亀裂、弛み増締め ii.絶縁抵抗測定(高圧ケーブルはシース大地間も実施) iii.高圧絶縁抵抗経過表記入(当機構様式) ⑬ 接地端子箱 i.ケーブル端子部変色、弛み増締め ii.接地抵抗測定 ⑭ 各設備及び盤内機器の汚損度により、ウエスで空拭き・エアーブロア清掃 すること。 ⑮ 電気室内、盤内床等は掃除機にて清掃すること。 ⑯ 持込み工具管理表を作成しキュービクル盤内に必要工具以外は持ち込まな いこと。 ⑰ 本文中に記載なき、ケーブル、母線、計器用変成器・変流器も高圧関係と して点検に含むこと。 ⑱ 可動部は作動状態確認及び注油(メーカ推奨油)を行うこと。 ⑲ 変色したサーモラベルの貼り替えを行うこと。ただし、サーモラベルは支 給品とし、貼り替え箇所は随時報告すること。 ⑳ 端子部等は増締め確認をすること。 ㉑ 点検部位は腐食、損傷、変形、変色、亀裂、汚損等を確認すること。 ㉒ 警報回路発報・移報確認(警報盤 3 面含む)を行うこと。 ㉓ 復電後、受変電設備充電部等の発熱状態を確認すること。放射温度計は当 - 12 - 1601253700X1 機構のものを貸し出しする。 ㉔ 試験に使用する測定機器は、校正済みのものを使用し校正証明書の写しを 報告書に添付すること。 ㉕ 予備品の状態及び数量一覧表の確認を行うこと。なお、不良品がある場合 は監督員に報告すること。 15) 仮設対応 ① 仮設発電機設置(運搬・設置・配線及び接続・運転・監視・撤去共) i.深海総合研究棟・守衛所・加圧給水ポンプ仮設電源 I. 1式 深海総合研究棟実験機器用 II. 深海総合研究棟低温室用 III.深海総合研究棟警報盤用 IV. 守衛所電灯盤用 V. 加圧給水ポンプ用(発電機入力盤あり) VI. 仮設発電機(50kVA×1、20kVA×1、10kVA×4、2kVA×6) VII.上記に伴う仮設資材 ケーブル、電工ドラム、配線用遮断器 ii.海洋科学技術館仮設電源 1式 I. 電話交換機用(発電機入力盤あり) II. 仮設発電機(5kVA×1) III.電圧及び周波数波形が安定していること。 IV. 上記に伴う仮設資材 iii.特高受電所仮設電源 1式 I. 受電所内電灯・動力、設備試験用直流電源維持、 中央操作盤電源、各種測定試験用(3φ、1φ) II. 仮設発電機(20kVA×2) III.仮設資材 ケーブル、配線用遮断器、電工ドラム iv.コンテナ仮設電源 I. 1式 実験コンテナ用 II. 仮設発電機(10kVA×2) III.仮設資材 ケーブル、電工ドラム、配線用遮断器 v.各所作業用仮設電源 1式 I. 仮設発電機 2kVA×6(各班 1 台想定) II. 仮設資材 電工ドラム、仮設照明 vi.燃料 I. 1式 軽油 200L(仮設発電機用) II. ガソリン 150L(仮設発電機用) III.A重油(LSA) 250L(自家用発電機用) vii.点検前日 17:00 までに、ケーブル配線接続、絶縁抵抗測定、 - 13 - 1601253700X1 発電機試運転、電圧・相回転確認を終了すること。ただし、停 電当日しか切替えが出来ないものは開閉器盤にて同様の確認 を行うこと。 viii.点検当日、仮設発電機の運転確認(電圧・電流・燃料)を 1 時 間周期で行い記録すること。電流計が附帯していない発電機は クランプ型電流計で計測できる配線に変更すること。 ix.開閉器盤及び充電部は雨天時に備え雨養生を行うこと。仮設ケ ーブルの車輛通行部はゴム製モール等で養生を行うこと。 ② ドライアイス配布及び復電後撤収 1式 i.ドライアイス 1kg×5 梱包単位 配布対象機器 67 台 合計 900kg ii.点検前日の午後に低温室へ搬入及び指定場所へ一部配布。 iii.点検当日、指定場所に配布し停電前に配布完了すること。 iv.撤収時は酸素欠乏症に注意し、有資格者にて作業すること。 v.撤収品はドライアイス業者による場外搬出とすること。 vi.研究用貴重サンプル等が多数あるため厳重に注意すること。 上記仮設対応の下線項目については、予定数量であり変動(容量変更・追加項目あり) の可能性があるため、業務完了後に確定数量に基づいて精算を行う。確定数量につい ては点検開始の 10 日前までに機構担当者から受注者へ連絡する。仮設発電機及び仮設 資材は 2 日間の使用となるので積算時注意すること。 6. 作業日程 (1) 点検作業予定:平成 29 年 2 月~3 月中旬の土曜日(1 日間 雨天決行) (2) 停電 8:30、復電 17:00 を原則とし、深海総合研究棟自家発電系統は 13:00 に復 電すること。 7. 提出書類 備 考 部数 総括責任者選任届 1 点検作業 60 日前 経歴書・資格証写しを添付すること 作業員名簿 1 点検作業 10 日前 個人情報は除く 作業要領書 8 点検作業 20 日前 作業完了届 1 履行期限までに 2 履行期限までに 点検報告書 (点検作業写真含む) 8. 提 出 期 限 提 出 図 書 当機構電気主任技術者の承認を得るこ と パイプファイル形式 電子データ(CD-R)を含む。 安全対策等 作業は各種法令を遵守の上、当機構の業務に支障ないよう十分留意して行うこと。 - 14 - 1601253700X1 作業手順及び安全対策は、当機構担当者の承諾を得て万全を期すこと。 9. 検 査 作業及び試運転調整完了後、片付け清掃の上、当機構担当者立会いのもと、検査を 受けること。 10. 業務遂行中の損害 業務遂行中、受注者の責任に帰すべき事由により事故が発生した場合は、遅滞なく その損害発生の事実・損害の状態及び範囲など事故の経過及び結果を口頭並びに文書 で当機構に報告すること。また、受注者は、誠意を持って当機構と協議し、当機構の 施設、備品等の滅失、損傷その他当機構に損害を与えた場合はその損害を賠償するこ ととし、第三者に損害を与えた場合は、全てその責に任じること。 11. 保 証: 保証期間は完了検査後 1 年間とする。 12. 個人情報の預託有無: 無 13. 資格、実務経験等 (1) 作業の総括責任者は、第 3 種電気主任技術者以上の資格を有し、特別高圧受変電 設備の点検整備業務を過去 3 年間(H25.8.1~H28.8.30)で 1 件以上、総括指揮監 督していること。 (2) 各施設に配置する作業分任責任者は 5 名以上とし、受変電設備の点検保守業務を 総括責任者の指揮のもとに遂行できる技術力を有し実務経験 5 年以上の者とする こと。ただし、監督員と協議の上、認められた場合は除く。 (3) 総括責任者及び作業分任責任者は自社職員があたること。 14. そ の 他 (1) 作業着手に先立ち、作業について当機構電気主任技術者に説明し、了解及び指示 を受けた上で作業に着手すること。また、作業を実施中は当機構電気主任技術者 及び担当者の指示に従うこと。 (2) 本設備容量は 500kW 以上であるが第 1 種電気工事士により工事(仮設電源工事含 む)を実施すること。 (3) 作業の履行に際し、使用する物品が特定調達品目に該当する場合は、判断基準を 満たしている物品を、また特定調達品目に該当しない場合でも、資源採取から廃 棄に至るライフサイクル全体についての環境負荷の低減に考慮するよう努めるこ と。 (4) 作業遂行上、必要とされる電気・水道・便所については、当機構担当者の許可及 - 15 - 1601253700X1 び指示を受けた上で使用する。 (5) 作業において発生した廃材等については、全て場外搬出とし、関係法令等に従い、 適切に処理すること。 (6) 作業場所以外の場所・施設には、許可無く無断で立ち入らないこと。 (7) 本仕様書及び作業実施において疑義が発生した場合は、当機構担当者と協議の上、 その指示に従うこと。 (8) 別途発注の停電作業を予定しているため、業者間及び当機構担当者との調整を充 分に図ること。 ※なお、添付図面のホームページ上での掲載は省略致します。 - 16 -
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