(公財)日本下水道新技術機構は、「ストキャスティック手法を用いた雨天時浸入水 対策マニュアル」の共同研究者 対策マニュアル」の共同研究者を 」の共同研究者を募集します。 募集します。 全国の下水道管路は約 46 万 km に達しましたが、一方では老朽化の進行により雨天時浸入水 が増加しており、汚水管路での溢水が発生し、また下水処理場では増水によるリスクが増大して います。そこで、雨天時浸入水対策を効率的に進めるため、重点的に対策を講ずべき箇所を絞り 込む調査が実施されてきましたが、一方では絞り込み箇所の更なる精度向上と範囲メッシュの細 分化等が求められています。 当機構は、社会ニーズを踏まえ、事例ベースモニタリング技術のような「統計学的手法 (stochastic methods) 」を幅広く盛り込んだマニュアルを策定(改定)するため、次のとおり共 同研究者の公募を開始しますので、関心のある関係団体等の方は下記問合せ先までご連絡下さい。 1.研究概要 1.研究概要 (1)名称 ストキャスティック手法を用いた雨天時浸入水対策マニュアルに関する共同研究 (2)背景、課題の主旨(背景,目的,要望など) 2007 年 3 月「事例ベースモデリング技術を用いた雨天時浸入水発生領域の絞り込みに関 する技術マニュアル」は C バンドレーダの降雨情報を利用し、25ha(500m×500m) のメッ シュで不明水の発生領域を算出するものであり、30 件を超える実績をあげているが、近年技 術では、X バンド MP レーダ領域が拡大し詳細な降雨情報を得ることが可能となった。さら には、2007 年当時より計算ソフトの処理速度が向上しているため、ソフトウェア上の対応も 求められている。また、多変量解析手法等の統計学的手法(stochastic methods)を用いた雨 天時浸入水発生区域の推定が提案されている。 (3)目的 事例ベースモデリング技術におけるトポロジー技術を含めた統計学的な手法を対象とした、 「ストキャスティック手法を用いた雨天時浸入水対策マニュアル」の取りまとめを行う。 (4)研究内容 1) 事例ベースモデリング(トポロジー技術)及び統計学的手法の活用内容を取りまとめる。 2)X バンド MP レーダの解析に対応した解析技術を取りまとめる。 3)本技術を使用した自治体をヒアリングし、課題の解決を図り、技術マニュアルに反映する。 4)実フィールドで解析・計測結果等を分析し、誤差を縮減し精度を向上する手法を検討する。 上記検討項目について、技術マニュアルとして取りまとめ(改定を含む)を行う。 (5)研究期間 平成 28 年 10 月~平成 29 年 12 月 2.募集期間 2.募集期間 平成 28 年 9 月 21 日(水)まで 3.募集基準 応募にあたっては、本研究の遂行に必要と考えられる次の項目のうち、1つ以上の項目を有す ることを確認できる書類の提出をお願いします。 (1)雨天時浸入水対策の計画・設計・維持管理のいずれかの業務実績 (2)雨天時浸入水対策の計画・設計・維持管理に関する技術・知識(特許等を含む) 4.問合せ先(担当者) 公益財団法人 日本下水道新技術機構 研究第二部 下村、片桐、亀田 TEL:03-5228-6598、FAX:03-5228-6512、E. mail:[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc