どうしてボーナスが当たらないのか? ~投資心理と考え方~ パチンコ、パチスロでボーナスが当たらないときは仕方ない。幾つか要因はあるが 元々は当たらない確率の方が多いものである。 そうでないとギャンブルが成り立たないからであることは容易に理解できる。 負ける人がいるから、初めて自分が勝って利益を手にすることができるのである。 そもそも、パチンコ業界の経営者が大金持ちであることを考えてみて欲しい。 またパチンコのホールが綺麗で非常に立地が良く駅前のビルを占拠できている理 由を考えてみて欲しい。 パチンコ、パチスロ店の店員の給料が良い理由を考えてみて欲しい。 敗者がいるから、勝つときに利益を得ることができる。 公営競技、カジノ、投資など全ては確率論で支配されている。 このコラムは、なるべく有利な条件でパチスロを打つことで『常勝』ではなく、勝てる 確率を高くして勝ち負けを繰り返しながらトータルで勝つことを目的に主にメンタル面 をサポートするために執筆している。 今日からあなたは投資家になる。 パチンコ・パチスロを打つ人のことを表現する単語といえば『ギャンブラー』が適切 であろうか。しかし、ギャンブラーは、勝つ確率を無視して無尽蔵に打ち続ける、言わ ば『無茶』『負け戦』のようなタイプであるのだと私は考える。 この手法を利用して沖ドキを攻略しようとしているのであれば、あなたは今日から ギャンブラーではなく『投資家』になった気持ちになって欲しい。 これは、洒落で言っているのではなく、本気でお伝えしている。 それくらいの覚悟がないと沖ドキでは勝利することができない。 沖ドキでの勝利とは、トータルの利益でプラスにすることである。100%連勝したり、 フリーズを引いて周囲の注目を集め、100連チャンを目指すものではない。 地味に打ち続け、時には負け、時には3連チャンでホールを去り、時にはカナちゃ んランプが点灯せずとも静かに10連チャンするなどを織りまぜてトータルで勝つこと である。 投資で一番重要な勝つためのメソッドをご存知だろうか? それは、損切りと言われるいわゆる、『損失を最少化する手法』である。 これこそが投資家が一番重要視する手法である。 パチスロ(沖ドキ)で言えば、 - 良い条件の台がない場合にホールを去る - 一定額打ち続けても当たらない場合にホールを去る(台移動も良くない。ホール変 更は可) - 当たっても、投資額以下の出玉の時は貯玉(メダル)してホールを去る - 天国抜け32Gを徹底する これらが損切りに値する。 周囲の目がどうだろうと気にしない。 周囲を気にするようであればあなたは既に飲まれている。 メンタルが弱いということであり、それは何を意味しているかというとパチスロで利益 を得ようとする行為に無理があるということである。 他の手段で地道に稼いだ方が身をくずさなくて良い。 投資家に必要なことは ・自分で決めた損きりルールを守ること。 ・他人よりも有利な売買メソッド(手法)を手に入れること。 である。 逆に言うとルールを作るよりも『ルールを守ることが一番難しい』のである。 これは実践してみると如何に難しいかが良く分かると思う。 損きりルールについては、まずは負けを認めたくない心理が作用する。 株式投資などの分かりやすい例で言えば投資した株が下がってしまった時に、即座 に諦めて『損切り売却』する事ができないのである。 そして再度、株価が上がることを期待してしまい、持ち続けた結果、株価が下がり続 けて結果として大きな損失を被るのである。 これが典型的な負けパターンである。 プロの投資家であればあるほど早急な損切りを行って損失を最小限にとどめ、次の トレードで利益を挽回する。 つまり、気持ちの切換えを早期に行うことが重要である。 損失は損失。泣いても笑っても戻ってこない。 次のトレードで取り戻すしかないのである。 パチスロで言えば、一番愚かな立ち回りは、決めた投資額に達しても、当たるまで 打ち続けることである。 勿論粘った挙げ句当たることも多いが、損失が膨らむことの方が多いことは貴方が 一番身に沁みているはずである。 沖ドキで言えば、ゲーム数が 500G を超えてくると天井が見えてくる。 ・折角ここまでゲーム数を蓄積したのだから他の奴に天井取られたくない ・天井まで我慢すれば天国、フリーズで挽回できるかも? という全く根拠のない期待を巡らせる。 そして投資がかさみ、天井となり、レギュラーボーナス単発というのもよくある話であ る。 沖ドキは天井の恩恵が薄く、まったく他の初当たりと同じである。 もともと投資額と回転ゲーム数を考えて投資額満タンに達するときに 500G~550G で 終えるように調整すべきである。 決めた投資額に達しても当たらない場合は、台を変えるよりもホールを変えた方が 得策である。 つまり高設定ではないことが多い。 ホール移動が面倒なこともあるし、隣の台に移動していきなり出ることもあるしそうい う『美味しい経験』をしたこともあるかと思う。 しかし、その美味しい経験をもとにそれを実践してきた結果はどうだったか考えてほ しい。 それがうまくいっていたら、このコラムを読んでいないだろうし、自分なりの立ち回り でこの先もやっていけばいい。 しかし、確率論と投資家脳の理論を理解しないまま、この先やって行けるかどうかは かなり難しいと個人的には考える。 世の中の事象は、『大数の法則』という確率論に支配されている。 つまり、運だけや、優位性を考慮しない行動のみでは勝ち続けることは難しいという ことである。 是非、パチスロで今後勝ちたいのではあれば『投資家』に転じ、投資の立ち回りを習 得してパチスロに応用してほしい。 そうすれば、各種ギャンブルの中でも 100 円投資あたりの期待値が最も高いパチス ロで利益を得ることができるようになるかと思う。 ◆投資家の武器 プロの投資家は元々トレードにルールを持っていて勝つ確率の高い売買ロジックを 持っているものだ。門外不出の売買ロジックを追求し、そのロジックにしたがって投資 を繰り返しているのである。 つまり、勝つ確率の方が高い売買を繰り返すことでトータルで勝つのが優れた投資 家である。 元々、売買の勝率が 100%ではないことを承知の上でトレードをしているのだから、ト レードで負けてもそれを容易に受け入れることができるのである。 しかも自分なりの強い武器を持っているのであるから多少の負けにはびくともしな い。 これをパチンコ、パチスロに置き換えるのは簡単である。 とある『パチンコ・パチスロの手法』という武器があれは勝率に応じて負ける金額を決 めておき深追いはしない事である。無下に確率・優位性を無視して、手当たり次第に 台にお金をいれて、たまたまの当たりを狙っても絶対にうまくいかない。 どんな強運の持ち主であってもたまたま当たることはあっても継続的に当て続けたり、 トータルで勝つことができる可能性は極めて低い。 ◆損きりの考え方 ルールに定めた1回の投資額のうちに当たらなかったらホールを去る。 これが投資でいう損切りになる。 勿論、辛い行為であることには変わりない。しかし、これを受け入れないと、大きな痛 手を受けてしまう。 パチンコパチスロで 1 日に 10 万円以上も損する様な事を良く聞くが、ルールを決めて いないからである。 私もホールで勝っているであろう、勝者の立ち回りを観察していたが、当然負けること もあり、共通しているのが深追いはしていないことであった。 パチスロを打つ方々が投資の損切りを知っている確率は残念ながら低い。私はたま たま、為替投資を数年手がけ、確率論を応用した自動売買プログラムの開発者であ ることからパチンコパチスロと投資のメンタルを比較し織りまぜて語る事ができるので このコラムを書いている。 まずは損切りの額を決めるのが先決。 この表を見て欲しい。 これは沖ドキの初当たりまでの目安と設定である。勿論これは平均であるから、1000 円で当たる事もあれば 3 万円使っても当たらない事もある。 初当たりまでの目安を把握! 設定 ボーナス初当たりまでの目安 1 10,557 円 2 9,965 円 3 9,474 円 4 8,991 円 5 8,570 円 6 8,187 円 これから考えると一台の台に 1 万円を使って当たらない日は諦めるというのが考えら れる。 しかし、当たったとしても単発で終了するとレギュラーボーナスで約 80 枚程度。ビッ クボーナスでも 200 枚程度なので 1 万円の投資に対して最低でも 3 回はビックボーナ スが続かないとマイナスとなる。 また沖ドキに関してはボーナス後 32G は絶対に回すことから 70 枚程度のコインロ スを考えておく必要もある。 その為、沖ドキでは如何に天国を継続させて当て続ける事が出来るか?がポイン トとなる。その天国も3連チャン以上させないとトントンにならないという厳しい世界で ある。 また一部のサイトでは、『パチスロの 1 セットの定義は 1 回当たるまで』と捉え、通常 当たり費用の 2~3 倍が必要と説明しているサイトもある。 この損きり価格を決める必要がある。 通常、投資の世界では 1 度の損きりの金額は全体資金の 2%以内とするのが目安と なる。 生涯、パチスロに投資する全体金額を決めたとして、例えば 100 万円負けたらやめ ると決めた時、1 度の許容損切り金額は 2 万円までとなる。 50 万円負けたらやめると決めるなら 1 万円を損きりとなる。 パチスロをやる人が『いくら負けたらやめる』ということを決めている可能性は低いと 思うが、このような取り決めをしておかないと借金をしてまで打つ嵌めになる。それだ けはやめてほしい。 私個人の感覚は1日あたり1万円~2万円を上限とするのが適切ではないかと考え る。 ◆基本は天国にいかにあげるか? 沖ドキで 1 日あたりの利益をプラスにするには天国に上げるのは必須である。 つまり連チャンしないと勝てない。これはどんなパチスロ・パチンコでも同様である。 (この手法は初当たりを誘発するものではなく、当たった時に天国に上げやすくする手 法であるので、この立ち回りには必須である。) 天国に上げるためのファクターは、外部から判断できるのは以下。 - 当日の初当たりが 200G 以下。さらに言うと 32G 以下がチャンスモードからのモード B になっている台の可能性が濃厚である。(またはB以上確定示唆を目撃) - 初当たり後の当たり履歴で連チャンしているもの。つまり奇数設定狙い。 - 打ち始めまでの履歴で大きなハマりがあり、かつ、天国スルーしている台 つまり連チャンの可能性を秘めているものを狙う。 これは手法というより立ち回りの基礎である。これを見つけろというのが手法なの か?と問われても明確な回答はできかねるが中にはこれを知らない初心者もいること をご理解いただきたい。また手法と組み合わせることで、何も考えずに打ち続けるより も遥かに優位に立ち回ることができると考えている。 これが見つける事が出来ないから苦労しているのだ!と言うのであれば朝一のリ セット台をカニ歩きして、望む状態にするしかない。そして大きなハマりを食らわない 為にも天国終了後 32G 辞めを徹底する。 勿論、33G〜50G で当たる事もあれば引き戻しで即座に天国復帰する事もあるが、 負ける可能性の方が高い。 常に確率論で優位に立つことが重要な立ち回りである。 例外としてはパチスロの設定で 5 若しくは 6 が確定しているのであれば打ち続ける 事で期待値を上げる事が出来る可能性もある。 しかし、今回の手法はなるべく期待値の高いゾーンのみを狙い続けてトータルの収 支をプラスにすることを目的としている。 いつかは 50 連チャンや 100 連チャンをしたい!という夢を追い続ける手法ではない 事を、ご理解頂きたい。 このコラムは、手法と組み合わせることによって非常に優位にホールの立ち回りが できるようになることの一助になればと思い作成したものである。 ◆立ち回りのまとめ 1.台選びのポイントになるべく合致するものを見つける。 条件に合致した空き台がなければ諦める事も必要。 投資家はエントリーポイントを見極めるのが非常に重要でそれに酷似している。 勝てるポイントを待って勝負するところで勝負する。 あなたは既にギャンブラーではなく投資家である。 無理に打っても良い結果が出ないことはあなたも十分に経験しているはずだ。 日本古来の相場師で酒田五法という手法を編み出した、本田宗久も米相場で売買 するときも、『ここだ!』と思ってから三日待ってから売買するという格言があるくらいエ ントリーを重視していたとのことである。またどんな相場でも勝てない時もあり、そんな ときのために『休むも相場』という格言がある。お盆や年末年始、ゴールデンウィーク などホールに行っても駄目な日はある。それと一緒である。強いイベントの日を狙うな ど普段から情報収集を怠らないことも勝つための努力として必要なことである。 2. 負けるときのルールを決める。 損切りする額を決める。 その額に達した時の行動を決めて置く。 ホールを去り、ビールとつまみ買って帰宅するなど。コツは負けたときの他の楽し みを用意しておくことである。チープに済ませる必要があるが、 ・少し高めのビール、ウイスキー、ワインを買う ・DVD で映画を借りてみる などである。 そのまま打ってもビールが買えなくなる事の方が多い事は経験していると思う。 損切りは、最大の防御である。 損切りしないと大きな損失を受けるのです。つまり、損切りした方が儲かるという意 味である。 この思考法を身につけないと破綻に至る。 またこの思考法を会得できない方はパチスロで利益を得ようしないことだ。 パチプロは、キチンとルールを守り、深追いしないものである。 彼らはかなりの期待値の高いゾーンのみを狙い勝負している。 毎日ホールにいる高齢者が出玉を抱えているのは錯覚である。 負けているお客様は目立たないものだ。 出玉を抱えているお客様だけが目立つのだ。 『あの人はいつも勝っている』 というのは錯覚である。 失礼な話しかも知れないが高齢者の方が、ネットの情報を頼りに高設定の台の選 定を行ったり優位に立ち回っている可能性は低いのではないかと考えている。 我々の想像もできないような資金力のある高齢者が多いのは言うまでもない。 我々は、本気でパチスロで利益を得ようとしているのであるから、彼らと同じ立ち回 りでは駄目なのである。(そもそも資金力が違うし、目的が違うはず。) 高齢者だけでなくホールに来ているライバルは、誰一人自分とは同じ境遇の人は いないのである。当然ルールも異なるし、誰がどれだけ投資しようが、早めに撤退しよ うが正解はない。 自分が信じた手法と、決めたルールで立ち回ることこそが一番重要である。 理論に裏付けされ、かつ、確率論を駆使した、ライバルを超越する遥かに優位な立 ち回り手法を身に着け、感情に流されずに淡々と実践する。 元々娯楽の延長で始めたのかも知れないが、本気でパチスロで利益を得たいので あれば楽しみたいという感情は捨てた方が良い。 強固なメンタルを身に着け、台を打ち、損きりを行う。非常に地味でつまらない作業 になってしまうかも知れないことをご承知置き頂きたい。 3.仕込み手法で成功したら連チャン終了後に即止めを徹底する。 この手法が有効に機能し、決めた投資額以下(1~2 万円)で 3G 以上連チャンすれ ばトントン以上となる。それ以上連チャンしたのが当日の利益となる。 やめ時は、天国抜け時と決める。 大きく狙わない事である。 時にはドキドキモードに入って 10 連チャンする事もあれば、中段チェリー、フリーズ 抽選の当選などのご褒美イベントが発生する。 勿論こういう時に伸ばすことができると最高である。 また、収支は 1 ヶ月単位ではなく 3 ヶ月単位などのトータルで判断していく必要があ る。母数は多い方が平均に収束するが、これはなるべく無理して打つということでは ない。条件に合致した台を見つけることこそが一番重要である。 手法そのものはややこしいオペレーションや確実な目押しは必要ない。 この手法と立ち回りルールを守っていれば期待値は高いはずである。 周りの方々に左右されないで欲しい。 周りが突っ込んでいるから自分も、、というのは愚の骨頂である。当たる確率があ がるとは限らない。また、回りが当たっていたらそこが高設定である可能性が高いの だから、自分の台は低設定であることの確率の方が高い。 周囲が、勝っても負けても、自分が駄目な時は駄目なのである。 絶対にマイルールを守ることに専念して欲しい。 これが投資家に必要なことなのである。 -完http://okidoki77777.net 沖ドキ! 手法担当 [email protected]
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