平成28年度 東京都埋蔵文化財センター主催 さかい 講演者:酒井 きよ じ 清治氏(駒澤大学文学部教授) 日 時:平成28 年9月10 日(土) 13:30~15:30 ※12:30~受付開始 会 場:東京都立埋蔵文化財調査センター 会議室 参 加:当日受付、先着120名、参加費無料 【講演要旨】 こくふあと 国府跡のある地域は、古墳時代から開発が進 められていたようで、熊野神社古墳をはじめ後 期以降の古墳が分布し、集落も広がっていたよ うである。多摩川左岸に沿っていたのは、国分寺 がいせん 崖線などの水や、多摩川を利用した河川交通と かんどう の関わりが考えられる。その後、南北に走る官道 とうさんどうむさしみち である東山道武蔵路が作られ、交通の要衝とな お お ま る が よ う あ と り、その地に国府が、北に国分寺が設置された。 多摩ニュータウン№513 遺跡(大丸瓦窯跡) 人や物が集まる都市となったことは、出土する す え き は じ き 各地の須恵器や土師器からも明かである。 今回の講演では、当地の瓦の生産がいつから はじまったのか、また国府、国分寺へ運ばれた瓦 から古代武蔵の様相の一端を探ってみたい。 大丸瓦窯跡出土の古瓦 ■交通■ 小田急多摩線・京王相模原線「多摩センター駅」東口下車徒歩5分 多摩モノレール「多摩センター駅」下車徒歩7分 ■お問い合わせ先■ 東京都埋蔵文化財センター 電話 広報企画係 042-373-5296(平日のみ) ■ホームページ■ http://www.tef.or.jp/maibun/ 体験教室やイベントなどの詳細がご覧いただけます。
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