いわき商工会議所 平成28年度 基本方針・事業計画 ()

平成 28 年度事業計画書
安心安全体制の構築と
風評・風化対策の推進
福島県浜通り都市圏
の復興を支える
中小企業・会員企業の
活力強化と地域産業の振興
産業・生活拠点都市
地方創生に向けた
グランドデザインの提案と人財育成
いわき商 工 会 議 所
【
目
次
】
■基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p2
■重点事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p3
■部会事業計画
(1)商業部会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p6
(2)工業部会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p6
(3)建設業部会・・・・・・・・・・・・・・・・・・p6
(4)観光・飲食業部会・・・・・・・・・・・・・・・p7
(5)生活サービス業部会・・・・・・・・・・・・・・p7
(6)運輸業部会・・・・・・・・・・・
(7)情報通信業部会・・・・・・・・
・・・・・p8
・・・・・・・p8
(8)理財・都市開発業部会・・・・・・・・・・・・・p8
■常置委員会事業計画
(1)地域振興委員会・・・・・・・・・・・・・・・・p9
(2)産業振興委員会・・・・・・・・・・・・・・・・p9
(3)経営力強化委員会・・・・・・・・・・・・・・・p10
(4)いわきブランド推進委員会・・・・・・・・・・・p10
(5)総務運営委員会・・・・・・・・・・・・・・・・p10
■特別委員会事業計画
(1)小名浜港物流高度化特別委員会・・・・・・・・・p11
■地区委員会事業計画
(1)平地区委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・p11
(2)小名浜地区委員会・・・・・・・・・・・・・・・p11
(3)常磐地区委員会・・・・・・・・・・・・・・・・p12
(4)勿来地区委員会・・・・・・・・・・・・・・・・p12
■青年部・女性会事業計画
(1)青年部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p13
(2)女性会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p13
■商工会議所運営に関する事項・・・・・・・・・・・・・p14
■主要関係団体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p16
-1-
[ 基本方針 ]
世界に類を見ない複合災害となった東日本大震災の発生から 5 年という節目を迎え
ました。これまで、商工会議所と致しましては、会員企業の経営持続を第一に考え、
原発事故営業損害の完全賠償や前例に捉われない企業支援策の要望、グループ補助金
や企業立地補助金等を活用した企業の復旧支援、経済波及効果の大きい世界最新鋭石
炭火力発電所の建設促進、モニタリングプロジェクトや物産展・商談会等の復興応援
キャンペーンを通じた風評対策に取り組んで参りました。
また、原発事故に伴う非常事態が続くなか、一日も早い安心安全体制を確立するた
め、あらゆる機会を通じて原発事故の早期収束、政府関係機関や各種研究機関の誘致
を繰り返し訴え続けるなど、懸命に駆け続けた 5 年間でありました。
平成 27 年度を総括致しますと、国の経営発達支援計画の認定及び「中小企業支援
ネットワークセンター」の設立、まち・ひと・しごとの創生に向けた「いわき創生戦
略会議」への参画、官民連携による「中心市街地活性化協議会」の発足と民間プロジ
ェクトのとりまとめ、原発事故収束・廃炉加速化の拠点となる「日本原子力研究開発
機構・福島研究開発部門いわき事務所」の本格稼働、原発事故影響調査の拠点となる
「放射線医学総合研究所福島復興支援本部いわき出張所」の誘致実現など、これまで
の活動の成果が目に見える形で現れ始めるとともに、将来の発展へとつながる基盤が
構築された年でありました。
さて、いわき市は、製造品出荷額の減少、中心市街地の空洞化、労働生産性の低迷、
東京への若者の流出といった震災前からの課題に加え、復興需要一巡後における地域
経済衰退の懸念を始め、中小企業における人手不足及び後継者難、双葉地区町村との
共生、深刻な状況が続く観光産業や水産加工業等の再生、小名浜港背後地における大
型商業施設の整備など、新たな地域課題への対応を迫られております。
一方、原子力災害に伴い双葉地区町村から約 24,000 人の方が避難を継続するとと
もに、除染作業や廃棄物処理従事者、公共インフラの復旧工事従事者、企業設備や住
宅等の工事関連従事者、研究開発機関や関連企業の職員や研究員の滞在拠点、人財や
資材の供給拠点となるなど、いわき市は、浜通り都市圏のゲートウェイとして都市圏
全体の復興を支える役割が高まっています。
平成 28 年度は、これまでに取り組んで参りました活動の成果と課題を踏まえなが
ら、いわき商工会議所事業活動の道標として策定致しました「地域振興ビジョン 2014」
に基づき、イノベーション・コースト構想等を背景とする学術研究都市圏の形成を核
とした経済活動が活発な“活力ある産業拠点都市”、都市機能が充実した“暮らしや
すい生活拠点都市”の実現に向けて、次の 3 つの柱を中心とした事業活動に全力で取
り組みを進めて参ります。
-2-
[ 重点事業 ]
(1)安心安全体制の構築と風評・風化対策の推進
原発事故の完全収束が福島復興にとって最大の課題となっており、東京電力福島第
一原子力発電所のロードマップに基づく円滑な廃炉、市民や作業従事者の健康・医療支
援など、安定した企業活動の基盤を築き、地域経済復興の前提となる安心安全体制の構
築に向けて意見活動を行います。
また、東京オリンピック野球競技や事前合宿の誘致推進、地域資源を活用したインバウ
ンド観光の推進、各種イベントやコンベンションの誘致推進、各地商工会議所との連携強
化、様々な機会を捉えた情報発信により、観光再生に向けた風評払拭と風化防止の推進
に努めます。
◆関係機関と連携した意見活動
※日本商工会議所、東北六県連商工会議所連合会、福島県商工会議所連合会、東日本大震災
沿岸部被災地区商工会議所連絡議会、福島県浜通り三商工会議所連絡協議会等と連携し、
時機を捉えた意見活動を実施します。
◆観光インバウンド戦略構築事業
※ターゲットとする国・地域の設定、地域資源の棚卸、テーマ及びストーリーに沿った商品企画、
受入体制の整備、広域連携策の検討など、観光インバウンドの基本戦略を構築します。
◆商工会議所ネットワーク復興スタディツアー推進事業
※浜通り都市圏の復興関連資源をもとに、震災当時の様子や現況、復興への取組み、課題や今後
の展望を現地視察し、復興の在り方や BCP 等を考える全国各地商工会議所向けスタディツアーを
推進します。
-3-
(2)中小企業・会員企業の活力強化と地域産業の振興
国の経営発達支援計画の認定を受けたメリットを最大限に活かし、新たな需要開拓に
向けた事業計画の策定及び着実な実施、経営支援メニューの充実、専門家とのネットワ
ーク強化、商談会・展示会開催による販路開拓の促進、創業・第二創業・事業承継の支
援、経営指導員の資質向上に努めながら、最も身近で信頼される経営パートナーとして
中小企業・会員企業の経営基盤の強化を図ります。
また、日本の再生を担う浜通り都市圏へさらなる研究機関の誘致を進めることにより、安
心安全のイメージアップ、関連産業の集積、地域産業との連携を促進し、“活力ある産業
拠点都市”の実現を目指します。
◆いわき企業活性化プロジェクト推進事業
※国の経営発達支援計画のモデル事業として、いわきの復興の牽引役となる意欲ある事業者を選定
し、業種に応じて企業の成長基盤を見極めながら、事業者、コンサルタント(元上場企業役員)、
経営指導員が一体となって集中的に様々な経営資源を投入し、次世代を担う経営者の育成を
図っていきます。
◆いわき事業承継支援センター設立・運営事業
※いわき地域経済の活力維持のため、喫緊の課題である事業承継問題について、専門家及び支援
機関、金融機関と連携し、「いわき事業承継支援センター」を立ち上げ、中小企業経営者からの
相談に適宜応じながら、企業価値・強みを客観的に考察、課題解決を図っていきます。
◆地域資源活用商品開発支援・食の商談会開催事業
※平成 27 年度にまとめた「いわき食のバリューチェーン形成」による地域ブランド商品開発にかかる
調査結果報告書に基づき、マーケティング専門家とともに、市内事業者間のネットワーク化を図りな
がら、いわきブランドの商品開発、販路拡大を推進していきます。
◆浜通り都市圏の連携推進事業・研究機関誘致活動
※日本原子力研究開発機構の施設(楢葉遠隔技術開発センター等)を中核とする新たな研究・産業
拠点の形成に向けて、研究機関、教育機関、企業、行政、商工会議所、商工会等の連携のもとに
「(仮称)浜通り都市圏産業振興協議会」を立ち上げ、幅広い分野の研究者・技術者との交流、技術
開発に必要な部材、資材、加工等の供給できる企業のデータベース化、ネットワーク化を進めて
いきます。併せて学術研究都市圏の形成に向け、研究機関誘致を推進していきます。
-4-
(3)地方創生に向けたグランドデザインの提案と人財強化
大震災・原発事故後の目まぐるしい社会経済環境の変化を背景として、現在のいわき
市は、様々な局面においてターニングポイントにあります。いわき市が将来向かうべき姿
を描き、方向性を明確化しながら、“暮らしやすい生活拠点都市”の実現に向けて調査検
討するとともに、行政への提案など意見活動を展開します。
また、「ひと」こそが地方創生の重要な鍵を握ることから、行政や教育機関との連携のも
と、U ターンの推進を図るとともに、子どもたち、若者、若手経営者など、将来の地域と企
業を支える人財の育成と確保に向けて推進します。
◆次期いわき市総合計画策定を見据えたグランドデザインの提案
※平成 32 年度からスタートする次期いわき市総合計画を見据え、目指していく「いわき」の姿、その実
現に向けた重点政策などについて調査検討、提案して行きます。
◆いわき市中心市街地活性化基本計画(平地区)推進事業
※いわき市中心市街地活性化協議会(平地区)で取り纏めた主要 36 プロジェクトについて、市が内閣
府に提出する基本計画に位置付けた上で、たいらまちづくり株式会社とともに多様な地域主体との
連携、参画を促しながら、長期持続的なまちづくりを進めていきます。
◆「いわきアカデミア」プロジェクト推進事業
※いわき創生総合戦略の中で重点的に取り組むべき事項として位置付けられた政策パッケージの一
つ。行政、教育界、NPO、産業界が連携し、子供たちの成長段階に応じた一貫した教育プログラム
を推進します。
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[ 部会事業計画 ]
○商業部会
昨年実施した「いわき市プレミアム付商品券発行事業」については、一過性の消費促進
ではなく持続可能な地域経済の循環が課題としてあげられた。そこで、「改正中心市街地活
性化法」認定に向けた民間プロジェクト事業の展開や活力ある復興を目的として開発される
イオンモールなど、地域経済活性化にインパクトのある大きな動きを捉えながら、地域内循
環が高まるよう、こうした動きとの連携強化、商業振興のベースとなる個店経営力強化を図る
ための事業を実施する。
◆小規模事業者持続化補助金等を活用した事業計画策定支援
◆各地区まちづくり情報共有化のための懇談会開催
◇ソーシャルメディアを利活用した販路開拓支援
◇イオンモールの動向把握と地域連携策の調査研究
◇部会総会・交流会の開催
○工業部会
浜通り都市圏へのさまざまな研究機関やエネルギー関連産業の集積が期待されるなか、
地元ものづくり企業の情報発信強化、ものづくり人財の育成強化など、地元企業との取引促
進、地域内産業連関の強化に向けた事業を実施する。
◆世界最新鋭石炭火力発電施設(IGCC)建設計画実現、地元企業参画に向けた調査研究
◆「いわきものづくり企業ガイドブック」PR促進と地元企業のビジネスマッチング機会の創出
◆新産業創出に向けた調査研究
※廃炉産業、バッテリーバレー構想など電池(太陽光、蓄電池、燃料電池)関連産業、植物生産工場等
◆浮体式洋上風力発電の実証実験後の事業化調査、港湾施設整備計画の要望活動
※洋上風力発電関連産業集積に関するいわき市連絡会議への参画
◇「いわき水揚げカツオ」ブランド化事業
◇海外販路開拓支援 (専門家相談、海外ミッション団派遣等)
◇JAEA や産総研等と連携した人財育成の強化(いわきものづくり塾「廃炉コース」実施など)
◇部会総会・交流会の開催
○建設業部会
建設業界では、技術者・労働者不足や労務費・建設資材等の設計価格と実勢価格の乖
離など新たな課題が生じており、復興事業や大型施設の建設計画を着実に進捗させるべく、
官民連携のもと人材の確保、復興予算の確保、地元企業への復興事業発注に向けた取り
組みを推進する。
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◆地元建設業者への震災復興工事発注要望活動
◇国土交通省担当官、国土交通省東北整備局磐城国道事務所・小名浜港湾事務所、福島
県いわき建設事務所・小名浜港湾建設事務所、いわき市等との懇談会
◇地元選出国会議員、県議会議員、市議会議員との懇談会の開催
◇部会交流会の開催
○観光・飲食業部会
これまでいわきが誇っていた「自然の魅力を誘因とする観光」からの転換、観光を切り口と
した地方創生を図るため、観光再生に向けたインバウンド戦略の構築、商工会議所ネットワ
ークを活かしたスタディツアーの実施、新たな観光振興・交流人口拡大策に関する調査研
究を行う。
◆いわき在住外国人・留学生等との懇談会開催
◆インバウンド資源発掘モニターツアーの実施
◆訪日専門旅行会社や外国人ブロガー等の招聘によるインバウンド商品の企画
◆復興資源を活かしたスタディツアー商品の企画・造成
◆日本商工会議所と連携した全国商工会議所向けスタディツアーの実施
◇スポーツコミッション、コンベンション観光、産業観光、ヘルスツーリズム等に関する
調査研究
◇飲食業の経営活性化セミナーの開催
◇風評被害克服に向けた信放射性セシウム検査支援事業の実施
◇部会総会・交流会の開催
○生活サービス業部会
人財確保が生活サービス業界(冠婚葬祭、医療福祉等)の最大の経営課題であり、関係
機関と連携した人財の新規採用、定着・活用など、人財強化にフォーカスした事業を推進す
る。
◆新規高卒者採用確保に向けた市高校生就職支援事業に関する意見交換会の開催
◆新入社員の早期離職防止のための「新社会人フォローアップセミナー」の開催
◇サービス業向け接客セミナーの開催
◇就職支援機関等と連携した就職情報の発信
◇いわき市新病院計画説明会・現場視察会の開催
◇生活サービス業部会Fネットの整備
◇部会総会・交流会の開催
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○運輸業部会
多頻度小口配送への対応、業界の人財確保と育成、IT との連携、コストアップへの対応
など、運輸業界の課題解決、企業経営安定化に向けた事業を推進していく。
◆物流効率化や環境問題対策の先進企業、先進地域の視察
◆運輸業界の課題解決や関連施策動向把握のための行政との懇談会の開催
◇国内外の経済情勢と物流動向、環境問題対策に関するセミナーの開催
◇緊急時の情報伝達体制や対応策などの調査研究や情報収集
◇部会総会・常任委員会の開催
○情報通信業部会
情報通信技術が著しい進歩を遂げるなか、ICT(情報通信技術)の利活用は企業経営に
必須なツールとなっている。そこで、中小企業の情報リテラシー(情報の管理・活用力)向上
を図る事業、地域課題解決に向けたICTの利活用に関する調査研究を行う。
◆IoT(インターネット オブ シィングス)セミナーの開催
※IoT:ペンで画面を触るだけで内蔵カメラが商品を読み取り配送まで手続きが行えるシステム、スマホ
で帰宅時間に合わせてエアコンが運転を開始するスマート家電など、様々なモノに通信機能を持た
せ、インターネット接続や相互通信をすることで、自動認識や自動制御、遠隔計測を行うこと。
◆おもてなしギフトショップ事業の推進
※「Yahoo!JAPAN」と連携した全国商工会議所の低コストギフトモールへの出店を支援。
◇マイナンバー制度アフターフォローセミナーの開催
◇ソーシャルメディア活用セミナーの開催
◇いわき市 ICT 活用のまちづくり(情報化基本計画)に関する懇談会の開催
◇ICT先進都市・先進企業の視察
◇交通情報システム構築に向けた調査検討
◇教育機関との連携したICT人財教育への支援協力
◇部会総会・ビジネス交流会の開催
○理財・都市開発業部会
都市開発や不動産並びに金融など各業界における現状並びに動向を把握し、企業経営
安定のための各種情報収集・情報提供などの事業を展開する。
◆金融・経済動向、税制等をテーマとしたセミナー・金融機関との懇談会開催
◆地域材利活用促進のための公共・民間建築物の木造化、木質化推進セミナーの開催
◇森林等地域材活用に向けた林業、建設業等関連機関との懇談会開催
◇業界の課題解決のための要望活動、行政との懇談会開催
◇先進地視察会の実施
◇部会総会・常任委員会の開催
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[ 常置委員会事業計画 ]
○地域振興委員会
大震災・原発事故を受けた社会経済情勢の目まぐるしい変化に対応し、今後5年間のグ
ランドデサインとして策定された「新・いわき市総合計画(ふるさと・いわき 21 プラン)」の検証
を通じ、いわき市が目指すべき「総合的な豊かさを実感できる暮らしやすい生活拠点都市」
の姿を再整理し、政策提案する。また、このたび策定された「いわき創生総合戦略」に基づ
き、将来の地域を担う「人財づくり」に資する事業を推進する。
◆「新・いわき市総合計画」の検証
◆暮らしやすさの要件 (コンパクトシティ、公共交通、教育、医療、娯楽等)の検討及び提案
◆「(仮称)いわきアカデミア」プロジェクトの企画及び推進
◇いわき市有識者会議に参画する商工会議所代表委員の懇談会開催
◇IWAKI ふるさと誘致センターと連携した“いわきUターン”策の検討及び推進
※いわき就活バスツアー運行、大人のインターンシップ、お試し滞在プログラムなど
◇イオンモール開発に対応した地域連携策を探る「いわき商業まちづくり連携会議」の開催
◇スポーツ振興、クールジャパン推進等、新たな地域振興策の調査研究
○産業振興委員会
日本原子力研究開発機構(以下 JAEA)福島研究開発部門の事務拠点が整備されたこと
に伴い、福島イノベーション・コースト構想と連携した産業拠点・人材育成拠点の整備促進
に向けた事業に取り組む。また、市内大手企業間の相互連携を図りながら、地域貢献策を
検討することにより、活力ある産業拠点都市に向けて推進する。
◆「(仮称)浜通り都市圏産業振興協議会」の設立
◆いわき市内大手企業復旧・復興懇談会の開催
◆浮体式洋上風力発電実証実験の事業化に向けた検証、地元企業の関連産業参画に向
けた調査研究
◆「トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム」の推進
◆LED を活用した水耕栽培による野菜植物工場に関する調査研究
◇「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の推進
◇世界最新鋭石炭火力発電(IGCC)建設計画の実現、地元企業の関連産業参画に向けた
調査研究
◇国内電池産業強化および関連産業集積のための調査研究
-9-
○経営力強化委員会
小規模支援法に基づく「経営発達支援計画」の認定を受けたことから、今後 5 年間、専門
機関や金融機関、行政と連携し、管内事業者の経営状況の把握・分析と戦略の構築等を進
めていく。また、将来性のある企業・経営者の発掘、選定を行い、企業活性化のための集中
的な戦略策定を支援する。
◆「いわき企業活性化プロジェクト」の実施
◆いわき事業承継支援センターの設立及び運営
◇経営支援の強化、経営支援策・経済情報等の発信強化
※マルケイ融資制度の推進、専門家派遣、経済動向調査等の情報提供など
◇第Ⅱ期「いわき経済人塾」の開催
◇インターンシップ事業の実施
○いわきブランド推進委員会
新事業全国展開支援事業補助金による地域資源の利用方法に関する調査研究の結果
を踏まえ、「市内事業者のネットワークを構築、地域資源を活用した新たなブランド商品等の
開発」、「原発事故により大きなダメージを受けた地域産品の販路開拓、風評被害の払拭」
の 2 つを目標とした事業を推進する。
◆地域資源を活用した商品開発・農水産資源を活用した試作品開発支援事業
◆販路開拓支援事業「伊達な商談会 in いわき」の開催
◇地域産品販路開拓テスト販売実験事業
◇いわき「食」の応援アドバイザリーボード構築調査事業
※首都圏等のいわき出身の経済人、マスコミ関係者、いわきを応援する組織や個人と連携した地域ブラ
ンド発信や商品開発等を検討する組織構築のための調査事業
◇地域資源を活用した商品開発等を手掛ける関係団体との情報交換及び連携推進
○総務運営委員会
商工会議所活動の基盤となる組織財政の強化並びに商工会議所運営の適正化に向け、
次の項目について検討及び実施する。
◇地区委員会と連携した会員親善ゴルフコンペの企画・実施
◇会員サービス事業の充実に向けた検討
◇財政状況の点検及び改善策の検討
◇新規会員・共済加入者募集の推進
※かもめ共済リニュアルの検討、キャンペーンの推進など
◇支所機能・運営の在り方の検討
◇各種規程の改正案の検討
- 10 -
[ 特別委員会事業計画 ]
○小名浜港物流高度化特別委員会
国県市と連携を図り、重要港湾小名浜港の整備促進と利用促進を推進する。
◇小名浜港整備促進に関する要望活動事業
※東港地区における大深水耐震強化岸壁等の早期整備と予算確保、総合エネルギー産業集積拠
点港湾としての機能充実、客船誘致の航路整備、小名浜道路等主要アクセス道路の整備促進、1・2
号埠頭地区倉庫跡地の再開発促進、マリーナの早期復旧検討など
◇小名浜港ポートセールス事業
◇国交省、福島県、いわき市等との懇談会、「小名浜港視察説明会」の開催
[ 地区委員会事業計画 ]
○平地区委員会
「いわき市中心市街地活性化計画(平地区)」に位置付けられたプロジェクト事業の具現化
に向けて支援協力するとともに、平商店会連合会と連携のもと、いわき市政施行 50 周年を
契機とした「平七夕まつり」の開催内容の充実化を図る。
◆いわき市中心市街地活性化協議会(平地区)の主要プロジェクト(36 事業)支援協力
◆たいらまちづくり株式会社の自立的運営のための支援
◆磐城平城本丸跡地に関する活用事業の支援
◇いわき市平商店会連合会と連携した「平七夕まつり」の開催充実
◇新規会員・共済制度加入募集キャンペーンの推進
◇平地区議員間の情報交換・交流の促進
◇地区の諸課題解決に向けた域内関係団体との連携
○小名浜地区委員会
いわき市復興計画において、「いわきの復興のシンボル」と位置付けられている小名浜港
周辺地域・既存市街地地区の復興と整備に向けた事業に取り組む。
◆小名浜港周辺地域と既成市街地との連携促進・まちづくり推進
◇小名浜港周辺地域(小名浜港背後地・アクアマリンパーク・漁港区)の復興推進
◇小名浜港・東港の整備促進への支援協力
◇新規会員・共済制度加入募集キャンペーンの推進
◇小名浜地区議員間の情報交換・交流の促進
◇地区の諸課題解決に向けた域内関係団体との連携
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○常磐地区委員会
いわき湯本温泉を中心とする観光関連産業が地域経済を牽引する常磐地区においては、
まちづくりや観光等の各種地域団体と連携しながら、地区再生のカギとなる観光産業の再
生、地域全体の振興に向けた事業を推進する。
◆いわき湯本温泉郷を中心とする観光産業再生への支援
※「フラのまち宣言」推進委員会と地域各団体等が連携する地域再生事業への支援
◇ドイツ・バーデンヴァイラー市との国際的友好交流事業の継続実施
◇新規会員・共済制度加入募集キャンペーンの推進
◇常磐地区議員間の情報交換・交流の促進
◇地区の諸課題解決に向けた域内関係団体との連携
○勿来地区委員会
東日本大震災・原発事故から5年が経過し、勿来地区を取り巻く地域経済環境に大きな変
化が見られるなか、昨年度から取り組んでいる議員間情報共有をベースとして、勿来地区の
振興と地域活性化の推進に向けて、連携を図りながら諸課題への対応策を検討していく。
◆連携中枢都市圏における南部地区関係団体(双葉町・北茨城市等)との懇談会の開催
◆南部地区振興・経済活性化に関する定期的な勉強会等の開催
◆(仮称)勿来地区全体懇談会の開催
※地区の諸課題解決に向けた域内関係団体との連携
◇新規会員・共済制度加入募集キャンペーンの推進
◇勿来地区議員間の情報交換・交流の促進
- 12 -
[ 青年部・女性会事業計画 ]
○青年部
地域経済を担ういわきの若き起業家集団として、企業人としての自己研鑽、資質向上を
図ると伴に、未来の企業や地域を支える人財の育成に取り組む。また、地域振興事業等へ
の参画を通じて青年部活動を広く発信することにより、共に地域経済発展を目指していく新
規会員の入会促進と組織基盤の強化を図っていく。
◆若手企業家の育成事業
※定期例会、移動例会、全国商工会議所・東北・県内商工会議所青年部等関係団体との連携によ
り、若手企業人としての自己研鑽、資質向上を目指す
◆ジュニアエコノミーカレッジ in いわき 2016 の実施
◆いわき地域活性化キャラクター「たいらもん」の活用
◇青年部活動のPR強化と新規会員増強・組織基盤強化
○女性会
女性経営者の立場から、経営力強化と経営資質の向上に向け自己研鑽に励む。また、
会員相互の親睦と交流を深めながら、いわき商工会議所女性会として積極的な参加意識を
もって、地域経済の振興と発展に寄与することを目的として、次に掲げる事業を実施する。
◆女性経営者の資質向上・経営力強化事業
※会員研修会・域内企業視察等の実施、全国商工会議所女性会連合会・東北・県内商工会議所女
性会や関係団体等と連携した自己研鑽・資質向上
◇福島県商工会議所女性会連合会と連携した風評・風化払拭事業の実施
◇いわき創生に向けた少子化対策(結婚サポーター)事業の支援
◇組織基盤強化のための会員増強運動(1×1 運動)の推進
◇地域貢献のためのボランティア活動への参加促進
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[商工会議所運営に関する事項]
正副会頭指揮のもと、政策提言活動の強化、経営改善普及事業の推進、会員サービス
事業の推進、国際及び都市交流事業の推進等に取り組んで行く。
(1)政策提言活動の強化
① 部会活動を通じた業界課題の集約、政策とりまとめ、提言活動の実施
② 次期いわき市総合計画策定を見据えたグランドデザインの提案
③ 日本商工会議所、福島県商工会議所連合会等と連携した意見活動の実施
④ 政策課題をテーマとした議員懇談会、議員研修会の開催
⑤ 地元選出国会議員との懇談会の開催
⑥ マスコミとの懇談会の開催
⑦ 市内経済団体との連携強化
⑧ 当所議員(委員会)の政策活動をサポートする事務局機能の強化
(2)経営改善普及事業の推進
① 経営、経営革新、情報化、金融、税務、労働、取引等に関する経営相談の実施
② 経営指導員による計画的な巡回訪問の実施
③ 経営課題に対応した講習会及び相談会の開催
④ 弁護士、中小企業診断士、税理士を配置した経営安定特別相談室の運営
(3)会員サービス事業の推進
① 会員事業所の福利厚生充実に向けた「かもめ共済」・「特定退職金制度」・「個人保険」
の普及推進
② リスク対応保険(PL 保険、個人情報漏えい賠償保険、休業補償保険、業務災害補償保
険、中小企業倒産防止共済)の普及推進
③ 会員及び共済加入者プレミアムバスツアーの実施
④ 会員割引 PET 診断、がん予防検診の実施
⑤ 優良会員事業所、永年勤続・優良従業員表彰の実施
⑥ 新入社員研修、次世代ビジネスリーダー育成事業の実施
⑦ 簿記、リテールマーケティング、福祉住環境、エコ検定、もしもし検定の実施
⑧ 販売士資格更新講習会、日商簿記検定 3 級講座の開催
⑨ 貿関係易証明書の発行
⑩ 容器包装リサイクル委託登録申込み受付
- 14 -
⑪ JAN コード申請・更新申込み受付
⑫ 汚染負荷量賦課金申告説明会の開催及び申告受付
⑬ 会報「ふろんてぃあ」の発行
⑭ いわき FM 会員インフォメーションの実施
(4)国際及び都市交流事業の推進
① 国際友好都市(バーデンヴァイラー、タウンズビル、ハワイ、撫順)との交流事業の推進
② 国内親子・兄弟都市(延岡市、由利本荘市)との交流事業の推進
(5)その他事業の推進
① 議員・役員改選
② 創立 50 周年記念(平成 29 年度)に向けた準備
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[主要関係団体]
[事務受託団体]
(1)
いわき経営者協会
(2)
いわき青色申告会本会・平・小名浜・常磐・勿来 各支部
(3)
福島工業高等専門学校協力会
(4)
いわき中央・東・南地区警察官友の会
(5)
いわき市平商店会連合会
(6)
小名浜地区商店連合会
(7)
いわき湯本温泉商店会連合会
(8)
福島県エネルギー懇談会いわき支部
(9)
いわき都市圏道路整備促進期成同盟会
(10)
いわき・ベトナム交流協会
[出資団体]
(1) 株式会社いわき市観光物産センター
(2) 株式会社いわき市民コミュニティ放送
(3) アクサジャパンホールディング株式会社
(4) いわき信用組合
(5) 職業訓練法人いわき情報処理開発財団(いわきコンピュータ・カレッジ)
(6) 株式会社いわき小名浜コンテナサービス
(7) 株式会社いわきティーワンビル
(8) 株式会社ラトブコーポレーション
[関係を緊密にする団体及び機関]
(1) 日本商工会議所並びに各商工会議所及び連合会
(2) いわき地区商工会連絡協議会並びに市内各商工会
(3) 福島県浜通り三商工会議所連絡協議会
(4) いわき経済同友会
(5) 一般社団法人いわき観光まちづくりビューロー
(6) 公益社団法人いわき産学官ネットワーク協会
(7) 公益社団法人いわき青年会議所
(8) 公益社団法人いわき法人会
(9) 一般社団法人東北経済連合会
(10)
公益財団法人ふくしま海洋科学館
(11) 東北ニュービジネス協議会
(12) 東北情報通信懇談会
(13) ジェトロ福島貿易センター
(14)
浜通り地方開発整備促進期成同盟会
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(15) 福島県常磐自動車道建設促進期成同盟会
(16) 福島県東北横断自動車道建設促進期成同盟会
(17) 高規格道路整備促進期成同盟会
(18) 一般国道 6 号常磐・久之浜バイパス・一般国道 49 号平バイパス改築工事促進期成同盟会
(19) いわき市鉄道を応援する会
(20) 福島県小名浜港利用促進協議会
(21) 小名浜港整備促進期成同盟会
(22) 磐越自動車道沿線都市交流会議
(23) 一般社団法人 いわきバッテリーバレー推進機構
(24) 株式会社日本政策金融公庫
(25) 福島県信用保証協会
(26) 平金融団
(27) 福島県中小企業団体中央会
(28) 福島県中小企業振興公社
(29) 福島県環境保全公社
(30) 福島県産業教育振興会
(31) ふくしまの未来を担う COC+連携会議
(32) いわき明星大学地域連携協議会
(33) いわき地区税務団体連絡協議会
(34) 東北税理士会いわき支部
(35) いわき珠算連盟
(36) いわき地区電信電話ユーザー協会
[地域振興・業界団体]
(1) いわきフィルム・コミッション協議会
(2) IWAKIふるさと誘致センター
(3) いわき市旅館・ホテル業組合連絡協議会
(4) いわき市中心市街地活性化協議会
(5) 小名浜まちづくり市民会議
(6) 小名浜スタンプクラブ
(7)
じょうばん街工房 21
(8)
夢 わくわく ゆもと 市民会議
(9)
いわき湯本温泉旅館協同組合
(10) いわき市南部地区中心市街地活性化協議会
(11) 勿来ひと、まち未来会議
(12) いわき南部振興拠点推進協議会
(13) 平東部地区商業振興会
(14) 勿来地区商店連合会
(15) ネーブルシティかしま
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[実行委員会等]
(1)
いわき観光共同キャンペーン実行委員会
(2)
うつくしま浜街道推進会議
(3)
映画「超高速!参勤交代リターンズ」を応援する会
(4)
いわき湯本温泉郷・21 世紀への新たな構想推進会議
(5)
平七夕まつり実行委員会
(6)
いわき花火大会実行委員会
(7)
いわき湯本温泉夏まつり実行委員会
(8)
なこそ夏まつり実行委員会
(9)
いわきサンシャインマラソン実行委員会
(10)
太平洋諸国舞踊祭実行委員会
(11)
カジキグルメ実行委員会
(12)
いわき街ぐるウォーク実行委員会
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