墨田区高齢者福祉センター立花ゆうゆう館 要求水準及び事業概要 平 成 28 年 8 月 墨田区福祉保健部高齢者福祉課 目次 Ⅰ 1 2 Ⅱ 1 2 3 4 5 Ⅲ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 施設の運営に関すること ......................................................... 1 施設運営の基本的考え方 ......................................................... 1 運営方法 ....................................................................... 1 事業の実施に関すること ......................................................... 2 情報収集・提供業務 ............................................................. 2 総合相談業務 ................................................................... 2 高齢者の活動・交流促進業務 ..................................................... 2 ボランティアの活用 ............................................................. 3 稼働率及び利用者数の増加 ....................................................... 3 施設等の維持管理に関すること ................................................... 3 開館業務 ....................................................................... 3 閉館業務 ....................................................................... 3 受付・窓口業務 ................................................................. 3 緊急時対応 ..................................................................... 3 防犯・防災業務 ................................................................. 4 日常清掃 ....................................................................... 4 廃棄物の適正処理 ............................................................... 4 施設設備等の日常点検 ........................................................... 4 駐輪場の整理 ................................................................... 4 備品の管理 ..................................................................... 4 保険等 ......................................................................... 4 その他 ......................................................................... 4 Ⅰ 施設の運営に関すること 施設の運営については、募集要項第2章1「法令等の遵守」に記載した関係法令等に 適合した運営を行うこと。 1 施設運営の基本的考え方 (1)高齢者が、行きたくなる場、集いたくなる場とする。 (2)高齢者が、自らのニーズに応える活動を主体的につくりだす場とする。 (3)ボランティアや活動リーダーの人材として育つ場とする。 (4)高齢者が、他世代との交流をとおした地域の絆を再生する場とする。 2 運営方法 (1)職員体制 ア 本施設に関する業務を適切かつ円滑に履行するため、管理担当として2名以上 配置する。また、事業の実施に当たっては、事業担当として3名以上配置する。 イ 施設の管理責任者として館長を置き、館長は常勤職員とする。 ウ 館長が不在の場合、代理責任者として常勤職員から1名選任すること。 エ 高齢者が企画・運営に関わることができる体制とする。 (2)地域連携 ア 民生委員、老人会、ボランティア団体等との連携 イ 立花ゆうゆう館以外の区内元気高齢者施設との連携 ウ 町会、自治会等の地域との連携 (3)職員の研修 職員の資質向上を図るために、研修計画を作成し、職場内研修を実施するととも に、外部の研修会、講演会等に参加する。 (4)苦情対応 ア 利用者、地域住民等からの苦情申出窓口を設け、対応する。 イ 苦情内容を記録し、事業の運営及び施設管理に活用する。また、必要に応じ て区に報告する。 (5)利用者アンケート 年1回以上利用者アンケートを実施し、利用者の声を事業に反映させ、より良い サービスの提供に努める。 (6)報告 ア 事業計画書 年度ごとに事業計画書及び歳入歳出予算書を作成し、前年度12月末までに区 に提出する。 イ 事業報告書 (ア)毎月10日までに、①管理の実施状況及び利用状況、②管理に係る経費の収 支状況についての事項を記載した前月分の事業報告書を作成し、区に提出する。 -1- (イ)年度ごとに事業報告書及び歳入歳出決算書を作成し、当該年度終了後30日 以内に区に提出する。 Ⅱ 事業の実施に関すること 「施設運営の基本的考え方」に基づき、指定管理期間(平成29年度∼平成33年度 の5年間)においては、次に掲げる1から5までの各種事業を実施する。 1 情報収集・提供業務 (1)高齢者の多様な生き方・働き方に関する情報の収集・提供 (2)生きがい創出・講座・サークル・文化活動に関する情報の収集・提供 (3)健康増進・介護予防に関する情報の収集・提供 (4)まちづくり・地域づくりに関する情報の収集・提供 (5)インターネット等を活用した情報の提供 2 総合相談業務 (1)高齢者の生活全般に関する相談(高齢者支援総合センター及び高齢者みまもり相 談室との連携) (2)高齢者が自ら抱える問題解決や目標実現に向けた社会参加の支援 (3)相談に寄せられる高齢者のニーズの施設運営や事業への具体的反映 3 高齢者の活動・交流促進業務 (1)生きがい創設に関する事業の実施 高齢者自らが行きたくなるようなテーマを高齢者と一緒に考え、企画する。さら に、高齢者が講座で学んだことを地域で活かせる活動を支援する。 ア 高齢者の知識や技術を活かし、講座の講師として活用する。 イ 男性も楽しめる活動を実施する。 ウ 出会いの場の創出、とじこもり・孤立防止策等につながる事業を実施する。 エ 地域密着、コミュニティビジネスなどの「仕事おこし」を支援する。 オ 日中受講できない働く高齢者のための事業や、団体サークル活動等を実施する。 (2)介護予防、健康増進に関する事業の実施 受講者自身が習得できる様々な介護予防講習を企画する。また、講座、講習会終了 後も継続して活動できるよう住民主体のサークル化を推進し、登録団体として活動 を援助する。 ア ウォーキング教室等における仲間づくり、指導員の育成等を行う。 イ 働く高齢者の利用を図るため、平日昼間以外に事業を開催する。 ウ 自由来館した利用者に対して、サロン等を活用した事業を実施する。 エ 脳の活性化を図り認知症予防に資する事業を実施する。 -2- (3)他世代交流事業の実施 高齢者の豊富な経験や知恵を活かした、他世代との交流事業を実施する。 ※ 特に幼児向け事業など、子育て世代との交流事業を実施する。 (4)地域で孤立した高齢者の利用促進 ア 高齢者支援総合センター及び高齢者みまもり相談室と連携し、講座、サークル 等に積極的に参加する高齢者だけでなく、認知症やひきこもり等の地域で孤立した 高齢者も取り込むための事業を行う。 イ 4 介護予防の必要な高齢者を把握し、担当地域の高齢者支援総合センターに繋げる。 ボランティアの活用 (1)登録団体人材の事業への活用を図る。 (2)外部ボランティアとの交流や協力を通じての、内部ボランティアの育成、活用を 図る。 5 稼働率及び利用者の増加 (1)夜間帯の稼働率の向上及び利用者数の増加を図る。 (2)男性利用者数の増加を図る。 Ⅲ 施設等の維持管理に関すること 1 開館業務 (1)電気(照明)の点灯、冷暖房設備運転等の準備 (2)前日の管理日誌の内容を確認し、適宜対応 2 閉館業務 (1)施設を巡回し、館内に利用者が残ってないことを確認 (2)不要な電源等を切り、戸締り等の確認、施錠 (3)管理日誌の記録 3 受付・窓口業務 (1)利用受付及び利用承認 (2)個人及び団体登録事務 (3)利用案内及び利用補助 (4)来館者に対する対応 (5)電話等での各種問合せ・申込みへの対応 (6)不適切な施設利用又は迷惑行為に対する必要な指導及び注意 4 緊急時対応 -3- (1)火災、地震、防犯、急病人等が発生した場合に係る危機管理マニュアルを作成し、 当該マニュアルに基づき緊急対応の実施 (2)緊急対応を行った場合に区への報告 5 防犯・防災対策 消防法に基づく防火管理者の選任及び消防計画の作成、自衛消防組織の編成、訓練の 実施 6 日常清掃 環境衛生及び美観に留意し清潔に保つ。また、併せてトイレットペーパー、石鹸等の 必要な消耗品の補充を行う。 7 廃棄物の適正処理 日常清掃及びその指定業務の履行により生じた廃棄物について、関係法令等に基づく 適切な処理を行う。 8 施設設備等の日常点検 日常点検を実施し、施設設備等に不具合発生を予防する。 9 駐輪場の整理 屋外の駐輪場の整理及び整頓を行い、利用者の利便と安全を確保する。 10 備品の管理 (1)良好な状態で維持管理し、必要に応じて修理する。 (2)日常必要な備品については指定管理者が購入し、購入した備品について台帳の整 備と管理を行う。 (3)区に帰属する備品のうち、老朽、破損した備品を処分する場合は、事前に区へ報 告し、その承認を受ける。 11 保険等 事業実施に伴う利用者及び職員に対する事故及び物品の損失等を補償するため保険 等に加入する。 12 その他 (1)郵便物等の受領、処理及び管理 (2)事務用品、消耗品の在庫管理 (3)リサイクル活動への対応 (4)必要な経費の支払事務 -4-
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