平成28年度結城市結城紬新商品開発支援事業補助金交付要項 (趣旨) 第1条 市長は,観光事業の促進及び商業等の振興を図るため,市内の組合及び中小企業 者(以下「中小企業者等」という。)に対し,予算の範囲内において平成28年度結城 市結城紬新商品開発支援事業補助金を交付するものとし,当該補助金の交付については, 結城市補助金等交付規則(平成12年結城市規則第42号)に定めるもののほか,この 要項に定めるところによる。 (定義) 第2条 この要項において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところに よる。 (1)組合 結城紬の製造業,卸売又は小売業に属する事業者を構成員とする組合であっ て,中小企業等共同組合法(昭和24年法律第181号)に基づく事業協同組合をい う。 (2)中小企業者 中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第1項に該当す るものをいう。 (3)高付加価値商品 次の要件を全て満たしたものをいう。 ア 品質(色合い,安全性等をいう。)が高いもの イ ウ 市場性があるもの 既存商品と比較し,革新性及び差別性があるもの (4)新商品開発事業 地域資源である結城紬を活用した高付加価値商品を開発する事業 をいう。 (補助対象事業等) 第3条 補助対象事業,補助対象経費,経費の内容及び補助額は,別表のとおりとする。 (補助金の交付申請) 第4条 補助金の交付を受けようとする中小企業者等は,平成28年度結城市結城紬新商 品開発支援事業補助金交付申請書(様式第1号)に関係書類を添えて,市長に提出しな ければならない。 2 中小企業者等は,前項の規定による申請をするに当たって,当該補助金に係る消費税 及び地方消費税に係る仕入控除税額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相 当額のうち,消費税法(昭和63年法律第108号)の規定により仕入に係る消費税額 として控除できる部分の金額及び当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)の 規定による地方消費税の税率を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額をい う。以下同じ。)を,減額して交付申請しなければならない。ただし,申請時において 当該消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額が明らかでないものについては,この限 りでない。 (補助金の交付決定) 第5条 市長は,前条の規定による申請を受けた場合は,その内容を審査し,補助金を交 付することが適当と認められるときは,平成28年度結城市結城紬新商品開発支援事業 補助金交付決定通知書(様式第2号)により,当該中小企業 者等に通知するものとする。 (補助事業の内容変更等) 第6条 前条の規定による補助金の交付決定の通知を受けた中小企業者等(以下「補助事 業者」という。)は,補助事業の内容又は補助事業に要する経費の費用の配分を変更し ようとするときは,あらかじめ平成28年度結城市結城紬新商品開発支援事業内容変更 承認申請書(様式第3号)を市長に提出し,その承認を得なければならない。ただし, 別表に掲げる軽微な変更についてはこの限りでない。 2 前項の規定による変更承認の通知は,平成28年度結城市結城紬新商品開発支援事業 内容変更承認通知書(様式第4号)により行うものとする。 (補助事業の中止等) 第7条 補助事業者は,補助事業を中止し,又は廃止しようとするときは,あらかじめ平 成28年度結城市結城紬新商品開発支援事業中止(廃止)承認申請書(様式第5号)を 市長に提出し,その承認を受けなければならない。 (補助事業遅延等の報告) 第8条 補助事業者は,補助事業が予定の期間内に完了することができないと見込まれる とき又は補助事業の執行が困難になったときは,速やかに平成28年度結城市結城紬新 商品開発支援事業遅延等報告書(様式第6号)を市長に報告し,その指示を受けなけれ ばならない。 (遂行状況報告) 第9条 補助事業者は,9月30日現在における補助事業の遂行状況について,平成28 年度結城市結城紬新商品開発支援事業遂行状況報告書(様式第7号)により10月14 日までに市長に提出しなければならない。 (概算払) 第10条 市長は補助事業の円滑な遂行上必要と認めたときは,補助事業者に対し,第5 条の規定による補助金の交付決定額の90パーセント以内の額を限度として概算払をす ることができる。 2 補助事業者は,前項の概算払を受けようとするときは,平成28年度結城市結城紬新 商品開発支援事業補助金概算払申請書(様式第8号)を市長に提出しなければならない。 (実績報告) 第11条 補助事業者は,補助事業が完了したとき(補助事業の中止又は廃止の承認を受 けたときを含む。)は,補助事業が完了した日から起算して10日を経過した日又は当 該年度の3月31日のいずれか早い日までに,平成28年度結城市結城紬新商品開発支 援事業実績報告書(様式第9号)を市長に提出しなければならない。 2 前項の場合において,前条の概算払を受けたときは,平成28年度結城市結城紬新商 品開発支援事業補助金概算払精算書(様式第10号)を添付しなければならない。 3 補助事業者は,前項の実績報告を行うに当たって,補助金に係る消費税及び特別地方 消費税に係る仕入控除税額が明らかな場合には,当該消費税及び特別地方消費税に係る 仕入控除税額を減額して報告しなければならない。 (補助金の額の確定) 第12条 市長は,前条の実績報告書を受理したときは,速やかにその内容を審査し,補 助金を交付することが適当と認めたときは,補助事業者に平成28年度結城市結城紬新 商品開発支援事業補助金確定通知書(様式第11号)により通知するとともに,補助金 を交付するものとする。 (経理区分) 第13条 補助事業者は,補助事業に要する経費と他の事業に要する経費を経理区分し, 補助事業に係る経費を明確にしておかなければならない。 (証拠書類の保存) 第14条 補助事業者は,補助事業に係る帳簿その他の証拠書類を整理し,補助事業完了 の翌年度から起算して5年間保存しなければならない。ただし,消費税法(昭和63年 法律第108号)第58条の規定による帳簿の保存は,同法施行令(昭和63年政令第 360号)第71条に規定する期間とする。 (消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額の確定に伴う補助金の返還) 第15条 補助事業者は,補助事業完了後に申請により補助金に係る消費税及び地方消費 税に係る仕入控除税額が確定した場合には,平成28年度結城市結城紬新商品開発支援 事業補助金に係る消費税及び地方消費税仕入控除税額報告書 (様式第12号)により速 やかに市長に報告しなければならない。 (成果の発表及び普及) 第16条 補助事業者は,市長がその成果の普及を図るときは,これに協力しなければな らない。 (庶務) 第17条 この要項に定める手続等については,産業経済部商工観光課において処理する。 (委任) 第18条 この要項に定めるもののほか,必要な事項は,市長が別に定める。 別表(第3条,第6条関係) 補助対象 事業 軽微な変更 補助対象経費 経費の内容 補助額 経費の配分の 変更 新商品開 (1)事業費 (1)消耗品費 補助対象経 20パーセン 発支援事 (2)試作・製作費 (2)印刷製本費 費の額又は ト以内の変更 (3)通信運搬費 500,0 ※生産設備(補助対 (4)デザイン料 00円のい 象事業により開発さ (5)委託料 ずれか低い れた商品を生産,製 (6)会場借料 額 造するための設備を (7)原材料費 いう。)になりうる (8)外注加工費 ものに関する経費は (9)市長が特に必 業 除く。 要と認める経費
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