意見書 - 日本青年会議所

公益社団法人日本青年会議所
近畿地区奈良ブロック協議会
選挙管理委員会 御中
意
見 書
青木 一郎
今から44年前、歴史と文化、そして自然の織り成すこの「まほろば」の地にて、奈良
ブロック協議会は組織されました。奈良ブロック協議会は、国家的視野という見地からL
OMに最も近い協議会として、年度方針や事業計画を県内9LOMに対して情報発信を担
うと共に、地域に運動を展開するLOM同士を強固に結び付け、明るい豊かな社会の実現、
並びに地域の活性化に邁進するLOMの運動に資する唯一の存在です。JC運動において、
LOMは主であり核であります。奈良ブロック協議会はLOMがメンバー全員の自己成長
のプラットフォームであり続けると共に、明るい豊かな社会の実現と地域社会活性化にな
くてはならない土壌であり続ける為にも、LOMの一助となるべく9LOM間の連携を高
め、運動の成果と課題を効果的に共有できるスキームの構築に努めてまいります。
悠久の歴史と文化を育んできた古都奈良の地で、先輩諸兄が44年の歴史の中で積み上
げてきた、連綿と続くメンバー間の繋がり、LOM間の絆は変わることなく、灯し続けな
ければなりません。守るべき「繋がり」や「絆」は過去から未来へと継承する一方、我々
自身が変革を迫られている時期に差し掛かっております。ドックイヤー、マウスイヤーに
言い表されるように、グローバル社会という潮流の中で、今、世界は、そして人々の意識
は急速且つ大きく変わろうとしています。ここ数年来、プライオリティの高い課題として
取り上げられる会員拡大運動では、2017年において、ブロック内のメンバーが300
名を下回る現実が見えてきました。このことは、時代が我々に突き付けた1つの答えであ
り、換言すれば時代が我々に変革を求めている声に他なりません。これまでと同じ意識で
は、確実に組織がシュリンクしていく逼迫した状況であることを我々一人ひとりが再度見
つめ直し、ここで成すべきことを今一度考え、具体的な策に打って出る会員拡大の礎の年、
ターニングポイントであると後年に言わしめる年となることをコミットメント致します。
「明るい豊かな社会の実現」という錦の御旗を目指し、ALL奈良として、志を同じく
するメンバーの英知と情熱を紡ぐ奈良ブロック協議会を共に作っていこうではありません
か。