基本仕様書 1. 事業名 平成28年度「熊本県市町村等自殺対策推進事業

基本仕様書
1. 事業名
平成28年度「熊本県市町村等自殺対策推進事業」災害時自殺予防啓発事業業務委託
2.事業の目的
平成28年4月に発生した熊本地震によって長期の避難生活や居住環境の変化、
長引く余震、今後の生活再建への不安等、多くの市民がこれまでに経験したことの
ないストレス要因を抱えている。精神的なダメージは時間と共に変化し、回復に向
うものの、回復に必要な時間は一人ひとり異なる。
震災後に起こる心身の変化や対応について広く普及啓発を図ることで、精神的に
不安定な状態の長期化、重症化を防ぎ、自殺のリスクを軽減することを目的とする。
3.委託者
熊本市(熊本市健康福祉局障がい者支援部障がい保健福祉課精神保健福祉室)
4.委託内容
本業務内容は、下記に示すとおりとする。
(1)熊本市交通局カラー電車広告のデザイン制作並びにフィルム作成・施工・撤去復
元業務
【詳細】
①平成 29 年 2 月~3 月に市電カラー広告電車を走行予定。
②自殺予防啓発のデザイン(カラー)及びデータを制作すること。
③熊本市交通局が別に定める基準によるものを用いること。
④委託者が指定する期日までに熊本市交通局外側広告審査会用の資料を作成す
ること(11 月中旬~下旬を予定)
⑤熊本市交通局外側広告審査会においてデザインに修正が必要と判断された場
合は、それに応じ、修正を行うこと。
⑥カラー広告フィルムを作成し、熊本市交通局が指定した日にフィルムを電車に
施工すること。
(1月下旬を予定)
⑦熊本市交通局が指定する日にフィルムを取り外し、電車の復元を行うこと。
(3
月下旬を予定)
【留意点】
①電車の台数:熊本市交通局電車1台
②「3月は自殺対策強化月間です」及び「熊本市」の文言や「いのち支える」の
ロゴマークを入れること。
③デザイン制作は、熊本市交通局「路面電車車体利用広告物のデザインガイド」、
「熊本市交通局カラー広告電車実施要綱」及び「広告取扱要綱」、
「熊本市広告
事業掲載基準」
、
「いのち支えるロゴマークガイドライン」を遵守すること。
④広告の掲出については、委託者が熊本市交通局と別途契約を行うため、これを
委託しない。
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(2)パネル作成業務
①縦 594mm×横 420mm
6枚程度。
②内容は、委託者が別途指示する内容とする。
(3)啓発用リーフレットの作成業務
①リーフレット(A4サイズ二つ折り)40,000 枚
②内容は、委託者が別途指示する相談機関等の記載を含む。
③関心を抱くようなイラストやデザインの等の提案。
④リーフレットには、表紙に「熊本市」、裏面には「障がい保健福祉課精神保健
福祉室(電話番号)
」の文言や「いのち支える」のロゴマークを入れること。
なお、「いのち支えるロゴマークガイドライン」に準ずること。
(4)(3)の配送業務
委託者が指示する市内の機関(90 ヵ所程度)に配送する。
5.委託契約の条件
(1)金額2,230,000円を上限とする。
(消費税及び地方消費税を含む)
(2)委託料の支払いは事業終了後とする。
6.委託契約期間
委託契約期間は、契約日から平成29年3月31日までとする(事業終了日まで)。
7.一括再委託等の禁止
(1) 受託者は、業務の全部又は主体部分を一括して第三者に再委託し、または再委
任してはならない。
(2) 受託者は、業務の一部を第三者に再委託し、又は再委任しようとする時は、あ
らかじめ委託者の承諾を得なければならない。
8.受託者の責務
(1)苦情等の処理及び報告の義務
委託業務における事故・トラブル等については、受託者が責任を持って対応する
こと。また、事故・トラブル等が発生した場合は、すみやかに委託者に報告するこ
と。
(2)法令の遵守
受託者は、関係諸法令を遵守することとし、イベント開催にあたっての許可等に
ついて、必要な手続きを行うこと。
9.第三者に対する損害賠償
受託者は、委託事業を実施するに当たって故意又は過失により第三者に損害を加
えたときは、当該損害を賠償する責任を負うものとする。
10.個人情報取り扱い特記事項
(1)個人情報の取り扱いについては、熊本市個人情報保護条例を遵守しなければなら
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ない。
(2)受託者は、事業終了までに知りえた情報を事業終了後利用してはならない。
11.その他
(1)デザイン提案に要する費用の負担
提案者の負担とする。
(2)提案は、カラー広告電車及びリーフレット等のそれぞれにつき1社1案とする。
(3)提出物は、原則として返却しない。(委託者で保管期間終了後廃棄する。
)
(4)委託業務で作成、採用されたイラスト・デザイン等の著作権は、委託者に帰属す
る。
(5)その他の特記事項
①提出された提案資料については、熊本市情報公開条例に基づき情報公開の対象
となること。
②契約書及び仕様書に定めの無い事項又はこの仕様書の規定について疑義が生
じた場合には、速やかに委託者と協議し、委託者の指示を受けるものとする。
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