日性感染症会誌/ガイドライン2016 , 1 症状とその鑑別診断 鑑別を要する疾患 表1 尿道炎の分類 淋菌性尿道炎 非淋菌性尿道炎 クラミジア性尿道炎 非クラミジア性非淋菌性尿道炎 Mycoplasma genitalium 性、 表2 淋菌性尿道炎とクラミジア性尿道炎の比較 Trichomonas vaginalis 性、その他 診断・治療の流れ 10 潜伏期間 発症 排尿痛 分泌物の性状 淋菌性 クラミジア性 3∼7日 急激 強い 膿性 1∼3週 比較的緩徐 軽い 漿液性ないし粘液性 1 /尿道炎 症状とその鑑別診断 尿道分泌物・排尿痛 尿道分泌物・初尿沈 グラム染色 淋菌 (+) 淋菌 (−) ・注射薬による単回治療 ・尿道分泌物の培養・薬剤感受 性試験 ・クラミジア核酸増幅法 ・淋菌・クラミジア の核酸増幅法 3∼7日後 ・淋菌の治癒判定 ・クラミジア検査結果の確認 ・クラミジアまたは 淋菌、あるいは両 者に対する治療 図1 尿道炎の診断・治療 11
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