ADSLモデム・スプリッタ使用貸借契約条項 お申込者(以下「お客様

ADSLモデム・スプリッタ使用貸借契約条項
お申込者(以下「お客様」という。
)と株式会社オービック(以下「会社」という。
)とは、お客様が会社の提供する「OBICnet Business-ADSL」
(以下「サービス」という。
)を利用するために、お客様が会社からADSLモデム及びスプリッタ(以下「本機器」という。
)を借り受け有償
で使用することにつき、この使用貸借契約(以下「本契約」という。)を締結します。
第1条(契約の成立等)
お客様から会社所定の様式の申込用紙(以下「申込用紙」という。
)によるサービスの申し込みを会社が受理し、会社が所定の手続
きを経たうえで、お客様の指定する場所に会社が本機器を設置をした時点で、本契約が成立するものとします。また、会社は、お客
様とサービス1回線ごとに本契約を締結します。
2. サービスに関してお客様と会社との間で締結する契約(以下「サービス契約」という。)が終了した場合は、当該終了日をもって本
契約も終了するものとします。
第2条(契約内容の変更)
お客様は、申込用紙の記載内容に変更が生じる場合、事前に会社所定の様式により会社に通知するものとします。
第3条(契約の解除)
お客様が本契約を解約する場合は、お客様は会社所定の様式により、契約解除日その他必要事項を届け出るものとし、会社の指示に
従い、第8条第1項に基づき速やかに本機器を返還するものとします。
2.会社が本契約を解除する場合は、会社は、お客様に対し、予め書面により通知を行います。この場合、お客様は、第8条第1項に
基づき速やかに本機器を返還するものとします。
第4条(契約違反等による解除)
お客様に次の事由が生じたときは、会社は、催告をしないで本契約を解除し、お客様に対して損害賠償を請求できるものとします。
(1)本契約の各条項のいずれかに違反したとき。
(2)仮差押、仮処分、差押等の申し立てを受けたとき。
(3)公租公課滞納による強制処分のあったとき、あるいは破産、和議、その他これに準ずる申し立てを受け、又は自らの債務のため
にこれらの申し立てをしたとき。
(4)会社整理、解散、合併の決議をしたとき。
(5)手形、小切手の不渡りを出し、又は支払停止に陥ったとき。
(6)その他信用を著しく喪失したと会社が認めたとき。
第5条(設置及び取り外し等)
本機器の設置、移設、及び取り外し工事等は、お客様の費用で行うものとします。
2.お客様の設備と本機器を接続する為に要する物品はお客様の負担とします。
第6条(使用料等)
本機器の使用料は月額 630 円(税込み)とします。但し、サービス契約に基づく本機器の使用及び取扱いに関して生じる費用は、
通信試験時の通信料を含め、本契約に別段の定めのある場合を除き、お客様の負担とします。
第7条(本機器の保管・使用等)
お客様は、本契約の各条項及び会社の指示に従って本機器を取り扱うものとします。
2.お客様は、善良なる管理者の注意をもって本機器を使用、保管するものとし、本機器の譲渡、転貸、改造、申込用紙に記載された
設置場所以外への移動及び申込用紙に記載された利用回線以外への接続をしてはならないものとします。
3.お客様は、本機器に故障、滅失、毀損等が生じたときには、直ちにその旨を会社に通知し、会社の指示に従うものとします。
4.本機器の返還までに、お客様の責に帰すべき事由により本機器に故障、滅失、毀損等が生じたときは、会社は、お客様に対し、そ
の損害賠償を請求できるものとします。
5.本機器の使用に必要な電源及び電気等に係る費用は、お客様の負担とします。
第8条(本機器の返還等)
お客様は、本契約が終了した場合、本機器をお客様の費用により原状に復したうえで、速やかに返還するものとします。
2. 本契約の終了後、会社が定める期間の経過後もなお本機器の返還のない場合、会社はお客様に対し会社が定める額を請求すること
ができるものとします。
第9条(サービス内容の変更等に伴う改修等)
会社は、お客様が使用中の本機器について、お客様の同意を得ずに、サービス内容の追加、更新又は変更に伴う改修、設定変更等
を行うことができるものとします。
第 10 条(責任の範囲)
会社の責に帰すべき事由により本機器に故障が生じた場合、会社は、会社の費用負担により、その修復に努めるものとします。
2.前項に定める以外の事由により本機器に生じた故障、滅失、毀損等の修理に要する費用は、お客様の負担とします。
3.会社は、本機器の故障、滅失、毀損等から生じた一切の損害については、会社に故意もしくは重大な過失がある場合を除き、損害
賠償の責任を負わないものとします。
4.会社は、本機器の保守点検、修理又は復旧等の工事に当たって、本機器が接続される通信機器並びにお客様の土地建物、その他の
工作物に損害を与えた場合、会社の故意又は重大な過失がある場合を除き、その損害賠償の責任を負わないものとします。
5.本機器の保守点検、修理又は復旧等の工事に伴う本機器以外の通信機器の使用料及び試験通信等の通信料は、お客様の負担としま
す。
6.お客様による本機器の使用又は管理に起因して発生したいかなる損害について、会社は、何人に対しても責任を負わないものとし
ます。
7.本契約に基づき会社が損害賠償の責を負う場合であっても、その賠償限度額は、金 20 万円とします。
第 11 条(端末設備の機能中断)
会社は、本機器の保守点検、修理、移設、取り外し又は復旧等の工事のためやむを得ない場合、お客様の構内に設置されている電
話機等端末設備の機能の一部又は全部を一時的に中断することができるものとします。
第 12 条(設置場所への立ち入り)
会社は、本機器の機能の維持又は拡張並びにサービス内容の追加、更新又は変更等に伴う本機器の改修、設定変更等のため必要が
あると認めたときは、予めお客様に通知の上、随時本機器の設置場所へ立ち入ることができるものとします。
第 13 条(裁判管轄)
本契約に関する紛争については東京地方裁判所を第一審の管轄裁判所とします。
以上
010501