平成 28 年8月4日 各 位 環境省自然環境局 生物多様性センター 平成28年度生物多様性センター収蔵施設の燻蒸業務にかかる 質問事項について(回答) 標記の件に関して提出された質問に対し、以下の通り回答いたします。 <質問1> 薬害の防止の中に、「資料が燻蒸室外に移動できない場合は、ガスが直接接触しない ように、ガスを透過しないフィルムで厳重に包む等の保護措置を取ること。」とあるが、 今回指定の燻蒸剤の主成分については、暴露により資料DNAの損傷が懸念される。その ため、移動や搬出が不可能な資料については保護措置を取ることになるが、現段階で保 護措置を取る必要があると考えている資料があれば、積算の対象となるため、具体的な 体積や量を知りたい。 <回答1> 当センターには、昆虫標本約57,000点、植物標本約30,000点(標本棚に収納済み約7, 000点、未整理箱入り約23,000点)、鳥類、哺乳類及びは虫類のはく製標本及び骨格標 本が約500点、甲殻類の乾燥標本が約100点、液浸標本が約300点、そのほかの資料(樹 脂封入標本等)が約100点収蔵されています。現段階で、保護措置を取る必要があると 考える資料はありません。 以上
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