ODM/EMS - 株式会社日本能率協会コンサルティング

Research
& Development
ODM/EMSマネジメント革新
Background
開発商品数の増大、日本工場ではコストが合わない等の理由から、日本国内はもちろん台湾、
中国、ASEANのODM/EMS(Original Design Manufacturer/Electric Manufacturing Service)
への設計、製造委託を行う企業が増えています。
しかし、ODM/EMSへの委託は様々なリスクを孕んでいます。日本向け製品の要求品質にミート
した品質設計・製造が行われない。委託ロット数が少ないため、欧米企業からの委託の後回し
にされる、委託に伴う自社技術力の低下、等々。
一方では、日本工場の再生をかけ、ODM/EMSへの取り組みを開始する企業も増えてきていま
す。
本プログラムではODM/EMSを成功させるためのマネジメントについて考えていきます。
Viewpoint(ODM/EMS活用)
トータルコストマネジメント
開発後半、製造立ち上げ時の品質不具合対応を最小
化するために、委託コストとマネジメントコストのバランス
を検討します。
QMS活用による連携プロセスマネジメント
トータルコスト・
マネジメント
委託先/受託側に任せっぱなしにならないよう、委託
側、委託先/受託側のQMSを融合し、双方連携したフ
ロントローディング型コンカレントプロセスを設計します。
コア価値以外の積極提供
コア価値以外
の積極提供
製品仕様書だけによる委託でなく、場合によっては設
計仕様書の開示、コア価値以外の設計資産を提供し、
QCDのレベルアップを図ります。
先行評価項目抽出/V字支援
フロントローディング型開発を実現するために委託側、
委託先/受託側で連携して、先行評価項目抽出/V字
型開発を目指します。
契約をベースにしたトータル・パートナー化
ムチ契約条項だけでは委託先/受託側のモチベー
ションは上がりません。アメ契約条項も検討します。
QMS活用による
連携プロセス
マネジメント
ODM/EMS革新コ
ンセプト
先行評価項目
抽出/V字支援
契約をベースに
したトータル・
パートナー化
Research
& Development
ODM/EMSマネジメント革新
Viewpoint(ODM/EMS化推進)
ターゲット顧客分析
ターゲット顧客の開発設計プロセス、開発環境、QMS等を公開情報、顧客へのインタビュー等か
ら、自社の不足部分、課題を洗い出します。
開発設計環境の整備
開発設計を受託する際は、顧客の開発環境に対応する必要が生じることがあります。CAD/CAE、
評価装置等の開発設計環境を整備します。
営業機能の強化
自社の強みを明確にしながら、顧客に対する営業、WEB他を活用した拡販を行います。この際、
営業メンバーの営業スキル教育は重要です。
スキルマップ整備と教育推進
ターゲット顧客分析から抽出されたスキルギャップをスキルマップに展開し、教育を推進します。
その際、効果的・効率的に教育を実施するためのプログラム/カリキュラム作りが重要です。
事例
■電機：A社
台湾系ODM/EMS展開による品質トラブルフォローが多いという課題に対し、手戻り事例の分析、連携プロ
セスの整備、共同部品表の整備、受託側/委託側で連携したコストダウン等の活動をご支援させていただ
きました。
■電機：B社
台湾系・中国系のODM/EMSは人件費が高くなってきたということで、ASEAN系のODM/EMSの探索と実力
評価をご支援させていただきました。
■プロセス系：C社
ASEANに開発部門を本格展開する前に、エリアの他社工場に試作を委託し、その実力を測り、エリアの
ODM/EMS用も合わせて、ASEAN戦略を検討するご支援をさせていただきました。
■（台湾系）EMS：D社
日本企業への拡販活動のご支援を行いました。
お問い合わせ先
JMAC 株式会社日本能率協会コンサルティング
グローバル開発革新センター野元伸一郎
TEL : 03-5219-8061 E-mail : [email protected]

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