(案) 基本施策分野I 子ども・子育て (PDF 190.3KB)

Ⅰ 子ども・子育て:安心して子育てができるまちの実現
【施策体系】
小分野
1 子育て
施策名
施策の柱
(1)安心して子どもを
生み育てられる環境の
①妊娠・出産に関する正しい知識の普及
及び支援の推進
②安心して子育てできる支援の充実
充実
③児童虐待防止対策の推進
(2)必要な幼児教育・
保育を受けられる環境
の整備
①保育需要への対応
②良好な幼児教育・保育環境の確保
実践計画-28
安心して子どもを生み育てられる環境の充実
■めざす姿
安心して妊娠、出産及び子育てできる社会になっている
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
「出産・子育てがしやすいまち」として満足している子育
て世帯の割合(市民意識調査)
「子育てに自信がない」市民の割合(豊田市子ども・子育
て支援に関する意向調査)
めざす
集計中
44.5%
(2013 年度)
340,000 人
子育て支援施設の利用者数
(2015 年度)
方向
↑
↓
↑
近所で児童虐待を受けていると思われる子どもを見つけ
たとき、市役所、児童相談所、警察等に連絡できる市民の
集計中
↑
割合(市民意識調査)
■施策の背景
○社会環境の変化やライフスタイルの多様化により、子どもと子育て家庭をめぐる様々な
問題が顕在化しています。このため、子どもの育ちや子育て家庭への支援を強化し、子
どもが健全に育成される環境を整備することが課題となっています。
○こうした中、安心して子どもを生み育てることができるようにするためには、妊娠期・
出産期から子どものそれぞれの段階に応じた支援の充実を図る必要があります。
○また、予期せぬ妊娠や不妊・不育に悩む人のほかに、出産後も子育てに自信がない、子
育て仲間がいない親の割合が増加しており、思春期から将来親となるための準備を支援
していくことや、相談・情報提供などの機会の充実に取り組む必要があります。
○児童虐待に関する相談件数については、家庭における経済的困窮や養育能力の低下など
様々な問題を背景に増加傾向にあり、児童虐待の発生予防や早期発見、早期対応が求め
られています。
実践計画-29
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 妊娠・出産に関する正しい知識の普及及び支援の推進
概要
成果
指標
体や心を大切にし、安心して出産に向き合えるよう、妊娠や出産に関する正しい知識の普
及やきめ細かな支援を行います。
2,698 人(2015 年度)
性教育を中学校で受けた生徒数
⇒ 中学3年生全員(約 4,000 人)
(2020 年度)
No.2 安心して子育てできる支援の充実
概要
子育てに関する不安の軽減を図るため、妊娠期からの切れ目のない子育て支援体制の充
実を図ります。
成果 「救急医療・育児相談コールセンタ
指標 ー」における育児相談件数
1,000 件(2020 年度)
<主な計画事業>
○救急医療・育児相談コールセンター運営事業
市民からの救急医療や子育てに関する相談に対して、24 時間 365 日体制のコールセンタ
ーで応対
No.3 児童虐待防止対策の推進
概要
児童虐待の発生及び深刻化を防ぐため、早期発見、早期対応できる仕組の充実を図りま
す。
成果 虐待防止教育のワークショップへの 3,945 人(2015 年度)
指標 参加者数
⇒ 4,500 人(2020 年度)
実践計画-30
必要な幼児教育・保育を受けられる環境の整備
■めざす姿
すべての子どもが、必要な幼児教育・保育を受けている
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
4月1日時点の待機児童数
0 人(2016 年度)
めざす
方向
→
■施策の背景
○国では、2015 年度から子ども・子育て支援新制度を新たに設け、幼児教育や保育など
の質・量の充実を図っています。
○本市では、就学前児童に対して均等な教育・保育を一体的に提供するため、公立幼稚園
と公私立保育園の名称を「こども園」に統一し、カリキュラムや保育料も同一とするな
どの独自の幼保一体化施策を進めています。
○また、国の基準より手厚く保育師を配置したり、保育料を低く設定するなど、積極的に
子育て支援に取り組んでいます。
○待機児童については、2014 年度から3年連続で4月1日時点の待機児童数ゼロを達成
していますが、今後、少子化が進む一方で就園率の増加が見込まれることから、更なる
定員拡大が求められています。
○こうした中、0~2歳児の保育需要に対応するため、公立こども園での園舎の改築や幼
稚園認可園の保育所認可への切替え、私立こども園の誘致、私立幼稚園の幼保連携型認
定こども園への移行などにより、0~2歳児の定員の拡大を図っています。
○また、3歳児の幼児教育、病児保育、延長保育、休日保育などのニーズが増加しており、
こうした保育需要への対応が大きな課題となっています。
○加えて、老朽化している設備の更新や園舎の改築・改修など、園児がより安全・安心・
快適に生活ができる幼児教育・保育環境の向上が求められています。
実践計画-31
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 保育需要への対応
概要
待機児童の解消、3歳児の幼児教育、病児保育などの教育・保育需要へ対応するた
め、これらの保育サービスを実施する施設の拡大を図る。
2,486 人(2016 年度)
0~2歳児の定員(認可施設)
成果
指標
⇒ 2,698 人(2020 年度)
2施設(2016 年度)
病児保育の実施施設数
⇒ 3施設(2020 年度)
43 園(2016 年度)
3歳児幼児教育の実施園数
⇒ 48 園(2020 年度)
<主な計画事業>
○高嶺こども園改築事業
定員の拡大による待機児童の削減と保育環境の向上のため、老朽化した園舎の改築を実
施
○公立こども園の民間移管事業
3歳児の幼児教育の受入枠を拡大するため、公立こども園の民間移管を実施
No.2 良好な幼児教育・保育環境の確保
概要 安全・安心・快適に過ごせる保育環境を確保するため、必要な整備を行う。
成果 老朽化した園舎の改築数
(調整中)
指標 洋式便器の割合が 50%未満の園数
(調整中)
<主な計画事業>
○高嶺こども園改築事業
※再掲
定員の拡大による待機児童の削減と保育環境の向上のため、老朽化した園舎の改築を実
施
○市立こども園トイレ再整備事業
快適な保育環境を実現するため、洋式トイレの設置割合が低い子ども園を対象に、トイ
レの洋式化を実施
実践計画-32