ppt ( 2 0 1 2 0 6 2 8 \΂HQ˜u ÿ¢0Î0ü0É0x‚ Sk0‹0‰0Ê0Î0

分野: ナノテク・ 材料、環境・ エネルギー
研究題名
アノード 酸化による
ナノポーラス酸化皮膜の作製
小野 幸子
工学部 応用化学科 教授
/
阿相 英孝
工学部 応用化学科 准教授
キーワード: アノード酸化, ポーラス酸化膜, Al, Ti, Sn, Zn, Nb, Mg, Fe, ステンレス
概要
アピール
ポイント
アルミニウムをアノード酸化することで形成される多孔質酸化皮膜( アノード 酸化ポーラスアル
ミナ)は、これまで下地基板の装飾性・ 防食性の観点で研究が進められてきたが、近年ではその
孔径や孔配列の規則性が注目され種々のナノデバイスを作製する際の鋳型構造や、ナノレベル
の凹凸・ ナノ空間を利用した反応場としても関心を集めている。
当研究グループでは、アルミニウム以外にも種々の金属を“ アノード 酸化”することでナノスケー
ル細孔を持つ酸化皮膜を形成する方法に関し研究を行い、酸化物半導体としての機能が活用可
能なチタン、亜鉛、スズなどのナノポーラス酸化膜( 下図、走査型電子顕微鏡像参照)を作製する
と共に光触媒、電極材料などへの応用を検討している。
水溶液中におけるアノード酸化反応に基づき、金属基板(Al, Ti, Sn, Zn, Nb, Mg, Fe, ステンレス)
上に直接、細孔が自己組織化的に配列したナノポーラス構造を作製できる。均一な孔径を持つ
ことに加え、孔径、孔周期、孔深さ(膜厚)などポーラス構造の幾何学形状をアノード 酸化時の電
解条件で比較的自由に制御できる。アノード酸化によるナノポーラス酸化膜の作製は、再現性に
優れ、真空装置のような特殊な設備・ 装置を必要としないことから、低コスト・ 高スループットでの
工業化にも有利である。
p
□□p
利用・用途
応用分野
関連情報
●各種フィルター ●触媒、触媒担体 ●光触媒、撥水、防汚 ●化学センサー
●鋳型( テンプレート)、マスク ●耐食性、耐摩耗性付与 ●細胞培養の足場材料
●関連論文 = 小野幸子、“ 金属・半導体に生成するアノード酸化皮膜の微細構造制御と機能化”、
(材料の科学と工学、47、(2)2−7 2010)
●関連 URL = 小野幸子研究室 http: /www.ns.kougakuin.ac.jp~wwb1027/
工学院大学
総合研究所 研究推進課
東京都八王子市中野町2665-1 〒192-0015
TEL:042-628-4940 FAX:042-628-4853
E-Mail:[email protected] URL:http//www.kogakuin.ac.jp
など