日本公民館学会 7月集会2016 日時 7 月 16 日(土) 13:15 ~ 18:00 (受付12時30分) 場所 京都府立大学 下鴨キャンパス 大学会館2階 多目的ホール 参加費 1,000円 (学生・院生500円) 〒606-8522 京都府 京都市 左京区 下鴨半木町1−5 ○ 研究テーマ 公民館設置次官通牒70年 報告1 大田 高輝(名古屋芸術大学) 「公民館設置に関する文部次官通牒研究の現在」 報告2 上杉 孝實(京都大学名誉教授) 「京都の公民館の歴史 ―回顧と展望―」 報告3 村上 英己(全国公民館連合会) 「優良公民館の歴史と今日的特徴」 13:15~15:15 研究報告 15:30~17:30 パネルディスカッション 18:00~20:00 懇親会 ○ パネルディスカッション 「公民館設置70年と公民館の未来」 ・牧野 篤 (東京大学) ・西井 知紀 (文部科学省 社会教育課長) ・上野 景三 (日本公民館学会 会長) 主催 日本公民館学会 後援 文部科学省 開催趣旨 今年の7月をもって、全国に公民館の誕生を呼び掛けた文部次 官通牒「公民館の設置運営について」が発せられてからちょうど70 周年を迎えます。70年の歴史を重ねた現在、あらためて公民館の 存在意義が問われています。このような時にこそ、公民館の原点に 立ち戻り、70年の歩みを振り返りながら、これからの公民館のあり 方を構想することが求められています。 公民館は、まず「農村的性格」をもった構想から出発し、社会教 育法の制定をとおして教育機関としての性格を明確にしてきました。 その後、学級や講座などの主催事業に重点を置き、いわゆる「都市 型公民館」としての性格を強めてきた歴史をもっています。地域の歴 史や文化に規定されながら、地域ごとの特色をもった独自の歩みを 遂げ、今日に至っているといっていいでしょう。 「農村的性格」をもって構想された70年前の次官通牒は、地域 と結びついた公民館活動をその基本としていました。それが、いまや 日本全国の公民館が「都市的性格」を帯び、主催事業を中心とし た公民館活動に変わり、公民館と地域とが結びつく機能を弱めてい るかのようにみえます。しかし他方で、今日の日本社会においてまち づくり・地域づくりが焦眉の課題として広く自覚され、公民館への期 待も静かに広がっていることもまた事実です。 公民館の地域社会との関係が薄れつつある現実と、地域拠点とし ての期待の高まりという矛盾を踏まえ、あらためて公民館創設時の 理念にあった地域づくりの拠点としての公民館の役割や機能に注目 し、未来にむけてどのような公民館を創造していくことができるのでしょ うか。このような課題を深めていく機会として研究集会を企画いたしま した。 【ご注意】 当日は祇園祭 のため、宿泊先確保が困難 です。また、地下鉄の混雑 やバスのルート変更等によ る移動困難が予想されます。 移動時間に十分な余裕を もってお越しください。 会場までのアクセス 京都駅から京都市 営地下鉄・烏丸( からすま)線「国際 会館」行きに乗り、 北山駅 下車(京 都駅から北山駅ま で、15~16分 所要)、1番出 口より南へ 正門ま で徒歩で約7分。 当日は補講日にあたってお り、昼食時の食堂は混雑が 予想されます( 大学生協 は休みです。コンビニエンス ストアは、北山駅周辺にあ ります。) 日本公民館学会事務局 (茨城県つくば市天王台 1-1-1筑波大学人間総合 科学研究科人間系生涯 学習学研究室気付) ℡ 080-3402-5967
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