競争力の格差は、「稼ぐ力」=人財の厚み 第254号 2016年8月10日発行 発行人:(株)ケー・エス・ケー 夢テク研究所 代表取締役 平岡 和矩 〒541-0051大阪市中央区備後町2-5-8綿業会館5F TEL:06-6202-2425 FAX:06-6202-2420 E-MAIL: [email protected] HP: http://yumeteku.com ★ブログ http://kskyumeteku.livedoor.biz/ ★FACEBOOK http://facebook.com/kskyumeteku/ 残暑お見舞い申し上げます 夢テク研究所を詳しく お知りになりたい方は、 HPへ、どうぞ! 夢テク研究所 弊社のお盆休みは8/11(木・祝)~16(火)です。 志魂商才 夢テク・コンサルタント 平岡 和矩 大きな時代変化のど真ん中で、日々感じることは、「“知らぬ間に過去の人になってしまう”という危機感が 必要だ」ということです。 なぜなら、人間の思考パターンは、先ず「感ずる」というプロセスを経て、思ったり考えたりの自問自答を繰 り返すという型(会話)を持っているからです。 つまり、現状の日常会話に、自己成長の証を求めていくことが、一日一善の行を積み重ねていくことにつな がっていくのではないかと、ふと感じた次第です。今日とは違う明日を迎えるために、日常会話に小さな小さな 変化の兆しを求め、昨日と今日の違いを実感しつつ、会話づくりを画策する習慣を作り出すことは、大変有意義 なことだと思いますがいかがでしょうか? なぜなら、かような取り組みは、根本に「夢は今を生きる力である」という考えを持つ生き方に実感を与えて くれるものだと考えるからです。その上で、ツキを呼ぶコツ「類は類を呼ぶ」という心のメカニズムに働きかけ るルーティンが必要です。 ゼリフ それは、現状の自分のあり方を自己肯定できる「決め台詞(例:“ツイてる、ツイてる、ありがとう”等)」 を持つことです。また、その「決め台詞」について賞味期限が切れていないかを常に自問して、気分が落ち込ん だ時でも、切り替えの早さを自慢できるメンタル・アティチュード(精神的態度)能力をマスターしたいもので す。 ツキは、明るく元気に前向きな態度・行動・振る舞いに味方してくれるものです。 したがって、常に自己肯定を心掛け、自信を甦がえらせる「決め台詞(例:“夢は見るものではなく、叶える もの”等)」を日々練磨し続け、創意工夫を怠らないことは、「夢は今を生きる力」と断言できる生き方を貫く ための必須の心得事だと言えます。 とはいえ、「決め台詞」といっても、結局は「会話のワンピース」です。 しかし、一流人と三流人、アマチュアとプロフェッショナル、さらに、ブランドで仕事がやれている人とそう でない人を比較した時、何が違うかといえば、会話の中味なり、レベルなり、やり取りの格調なりが違います。 それが、場の違いを生み、空気の違いを生み、情流、物流、商流の違いを生み、ひいては、結果に大きな違い を生む構図になっていることに気づかされます。 社会の構成単位は、人と人との懸け橋の役目を担う「会話」であることに、本当に有意注意を促すことが肝心 です。なぜなら、会話は、その人の“人となり、そのもの”といえるものだからです。 以上。 人財力こそ企業力の核心 社員一人ひとりが会社の空気づくりの担い手 年会員 御入会随時受付中 《法人: KSK会員》 入会金 30, 000円 年会費 120,000円 《個人:夢テク会員》 入会金 5,000円 年会費 50 ,000円 ※税別・入会金はいずれも初年度のみ 【平成28年8月度 <法人>KSK会員更新 】 特許業務法人しんめいセンチュリー 兼子 株式会社マルフォース 田代 直久様 俊美様 【平成28年8月度 <個人>夢テク会員更新 】 株式会社帝塚山夢工房 村尾 泰史様 ※更新・新規入会情報は、発行日前日締めで掲載させて頂いています。 1、猛暑の日々 日本列島、猛暑の日々ですね。体調管理は、順調でしょうか。リオのオリンピックが始 まり、4年に一度の感動のスポーツの祭典で熱く燃えていますか。また、熱闘甲子園、プ ロ野球も日々熱戦が繰り広げられ、燃えていますか。音楽界でもロックフスティバルやコ ンサートが開かれ、熱狂している様子に燃えていますか。全国では、花火大会も開かれ、 夏の風物詩に燃えていますか。 政治の世界も熱い日々ですね。アメリカでは、大統領選挙がヒートアップし、都知事選 で、女性都知事が誕生しました。初の女性大統領になるのかと思われるヒラリーが、指名 一般社団法人日本能率協会 受諾演説で、「私たちが唯一恐れるべきものは、恐れそれ自体である」というルーズベル シニアエキスパート/ 元 立命館大学大学院 トのセリフを引用しました。地球環境破壊への恐れ、世界経済の不透明さへの恐れ、病気 経営管理研究科 客員教授 などへの恐れ、人間関係破綻への恐れ、未来ビジョンが見えない恐れなど、多くの恐れが 中島 克紀 あります。しかし、恐れを恐れることこそ、恐れであるとの意味を感じて、この猛暑を乗 り切りましょう。 8月は、葉月(はづき)と呼びます。8月7日頃は、立秋です。秋がもうそこに来ています。 2、癒しフェアの共進化体験 今回は、東京のビッグサイトの国際展示場で開催された癒しフェア2016年の参加体験記を共有します。2日 間の来場者数は、約32,000名。心と体、地球に優しい関連商品、サービスが体感できる講演会と展示会の総合 見本市です。「美と健康とヒーリング」をテーマにし、スピリチュアルとエコロジーを2つの柱として、様々 な企業の最新商品の展示と経営にスピリチャルを持ち込んで成功した経営者や海外のヒーリング関係の著名人 が、感度の高い女性の方々にさらなる啓蒙を与えるワークショップも開かれています。 リーダーシップを発揮しなければならない経営者にとって、お客様を第一にして、自らのエゴを少なくし、 メンバーに感謝を持って、日々、心と体を統一して、豊かに生きることはとても重要です。そのヒントを多く 与えられた体験でした。 スピリチュアルとは、自己超越という意味で使用されます。自己を超越したもの、他者、チーム、地域社 会、世界と繋がり、自分を取り巻くもののために貢献する生き方を追求するという方向性があるようです。 スピリチュアルは、もともとは、ラテン語の「スピリタス」を語源とし、霊的であること、霊魂、魂、精神 性を意味しました。宗教のみならず、心理学、教育、福祉、医療ケアにも影響を与え、人々の人生の質(クオ リティライフ)を高めるのを目的としています。 鈴木大拙は、1944年「日本的霊性」で、鎌倉時代の禅と浄土思想を紹介し、自己の霊性に覚醒すると、精神 と物質の対立相克の悶えを自然と融合し、消滅できると述べています。 アップルのジョブズのコーチが日本の禅師であったことや海外の成長企業が瞑想や禅を経営に導入している 動向に学ぶべきかもしれません。 猛暑のこの夏に、身体、心、気、霊性の有機的統合や自然治癒力による癒しを重視したホリステックな経営 観、健康観に思考を向けていくのもいいかもしれません。そして、理屈抜きで、自己を癒し、他者を癒し、今 ここ最高、幸福感、充実を感じる夏にしていただければ幸いです。 皆様の素晴らしく輝く、感動の経営発展の日々を祈念します。 チームの一員として誇れる仲間たち 身近・手近、足元・手元に答えはある 月 8 月 9 月 テーマ 場所 ★ 夏合宿セミナー ★1日目だけの参加も可能です。 第一部:『時流独創 角熟経営』(講師:平岡和矩) 第二部:『共進化経営の探求セミナー第1弾』(講師:中島克紀先生) 申込は、至急夢テク研究所までご連絡ください。 京都府 石清水八幡宮研修 センター清峯殿 セミナー・イベント名 日 20.21日 (土・日) ★17日(水) から変更 中島先生とのコラボ企画 3日(土) 13:00 第13期② 戦略核づくりセミナー 21日(水) 18:30 第346回 夢テク研究会 第345回 夢テク研究会 『 ― 京セラフィロソフィー 綿業会館 新館1号室 』 経営ノウハウの移植法 勝負どころは学びの血肉化 ― ホテル日航大阪 31階カトレアの間 ※弊社のお盆休みは、8/11(木・祝)~16(火)です。 気づきコラム <パートナーシップ・対話・共創の時代> 本当に必要なもの、それは、参加者一人一人の社会性 夢テク・コンサルタント 平岡 和矩 今回改めて、感性論哲学の芳村思風先生が提唱されている「社会性」に込められた思いの深さに感動致しまし た。 ■ 社会性をつくるための二つの能力 ・「相手のことを誤解することなく、正しく理解することのできる力」 ・「自分のことを誤解されることなく相手に正しく伝える能力」 <芳村思風先生著 小冊子『人間関係10原則』より> 後輩の別荘の前庭に バナナの木 真の社会性を作っていくための基本原理は以上の2つであり、必要不可欠な基礎能力でもあります。 それがなかなかできなくて、自分のことを話す場合でも、勝手に自分のいいように言っているものですから、 相手から誤解されてしまったり、相手が言うことを自分なりに受け止めてしまったり、相手の真意がわからない で誤解してしまったりして、人間関係に行き違いが生じるのです。 タテ型からヨコ型へ、そしてリーダーシップよりパートナーシップ、さらに一人の天才より集団天才という時 代においては、過去の成功体験が、組織運営の算段に通用しないことは承知していたとしても、(タテ型ピラ ミッド型ではなく)ヨコ型のフラットなチームづくりについて体験経験の裏付けが乏しいので、確信をもって旗 を振れないという本音を抱いている人は多いのではないでしょうか。 このジレンマを解消するためには、ここで言っている「社会性」を人間成長のテーマとし、社員一人ひとりが 教育訓練に励むことです。そうすれば、自ずと道が拓いていくことは間違いありません。 芳村先生が提唱されている社員一人ひとりの「社会性」の向上こそ、コラボレーション、共創、共生を成長原 理とするオープン・イノベーション時代を勝ち残る決め技となるものと確信しています。 つまり、社員一人ひとりが意識改革を行い、「社会性向上」を意識した日常会話ができる職場づくりが大事だ ということです。「社会性」とは企業単位、事業単位、そして各現場単位で、求められる社会ニーズです。 なぜなら「社会性」とは、「相手のことを誤解することなく正しく理解する能力」と「自分のことを誤解され ることなく相手に正しく伝える能力」、即ち、今日的ブランディングに必須の営業力の根幹といえる能力だから です。 以上。 笑顔と感謝が会社の空気をつくる 問題の本質は、ニッチトップ志向の粘り強さ KSK KSK年会員だより 年会員だより 戦略核づくりセミナー参加企業のご紹介 創業100周年! 兵庫県で弁当・仕出し・お惣菜・レストラン事業を展開 《 株式会社入船 会社概要 》 ■業種業態:給食事業(仕出し弁当、日配弁当、病院・施設給食、食堂委託業務 等) ■創業年月:大正5年4月(創業100周年) ■営業所: <お惣菜販売 3店舗>「きちん アスパ高砂」「きちん グリーンプラザ別府店」 「きちん イオン加古川店」 <レストラン事業 24店舗>「ごちそう村」「味処いりふね」「炭火焼肉いこる家」 「大阪ホルモン」「讃岐の製麺所あやがわうどん」 ■本社:〒675-0031 兵庫県加古川市加古川町北在家2006番地 永田ビル5F 平成26年2月 ごちそう村 第17号店 TEL:079-457-5567 FAX:079-457-5568 岸和田店オープン! 創業大正五年 惣菜店『きちん』 仕 出 し 弁 当 ← 病 院 ・ 施 設 給 食 → 入江建介社長様 感謝の気持ちと覚悟の思い ~ 『食の喜び』の創造を追いかけて ~ 元々、人にとって食べるのは、楽しいことだと思います。美味しいものを食 べると、嬉しくなり、幸せ気分になります。一人で食べるのも良いですが、人 と一緒に食べると、また楽しくなります。 私どもは、そういう楽しい食事をもっと楽しくしていきたいと考えておりま して、「食事を楽しむ」ということを、サポートしプロデュースすることが私 どもの役割と考えています。食事を楽しむのは、毎日のことですので、それを ずっと続けていくことが大事であると考えています。これらのことを、社内で は、「食事を楽しむを支え続け、包み込む」と言っておりますが、ここに入船 の存在価値があると考えています。 そして、共感の声を増やし、長きに亘ってご愛顧いただける、そんな企業に なっていきたいと考えています。(社内報 抜粋要約) 入江建介社長様 KSK戦略核づくりセミナーの感想 先日、勉強会に参加させていただき有意義な時間を過ごさせていただき、ありがとうございまし た。 今回から、やり方が変わり、課題図書を読んで、自ら課題抽出し、それについて、皆様から ご意見を伺いしたり、先生からアドバイスを頂戴するという進め方でした。 今回、特に考えさせられたのが、組織内での連携や協力、助け合いです。セクショナリズムに陥 ることなく、いかに全体最適で仕事を進めていくか、について皆様それぞれに課題を抱えているの だなと思い、自社においても連携強化していくためにどうすれば良いか、深く考える機会となりま した。正解が見つかった訳ではありませんが、核づくり参加をきっかけに、自社なりに全体最適を 進めるべく動きだしているところです。 私は、今回、久しぶりに参加させていただきましたが、改めて、先生の本質を突いたお言葉や皆 様それぞれの経営現場における生の声が、学びになり、刺激になると思いました。これからも勉強 会は続きますが、よろしくお願い致します。 <平岡外喜子CDA(キャリアカウンセラー)感想> 入江社長様に今回は、お忙しい中、原稿をお願い致し、ご快諾頂き有難うございました。 タイミング良く、創業100周年を記念し、25年度堺店、26年度岸和田店と大阪へ進出され、益々の ご繁盛です。店舗、仕出し、惣菜、と多品種に渡るため、人材管理・衛生管理・環境管理・等々で、毎日、 気が抜けない状態かと推察いたします。 その様なご多忙の中、入江社長様は、「戦略核づくりセミナー」に3回目のご参加です。厳しい環境の 中、より良く進化するために学び続けることを選択され、学ぶことから逃げない事を信条とされています。 そして、食を通して、地域のお客様に、美味しいを売る・楽しいを売る・集いの場所を売る・安心安全を 売る。全社を挙げて、社員の幸せと取引様の感謝を得るため、善循環の会社を目指して日々努力されておら れます。益々のご繁盛ご発展を念じております。 ブランディングとは、自事業と向き合う真摯な態度と、将来へのロマンをいう
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